新生児育児中の買い物はどうする?

新生児は買い物に連れていけるの?

新生児期の赤ちゃんは、ママのお腹の中から外の世界にやってきたばかり。

首もすわっていないし、今はお家の空気に触れながら、外の生活に慣れることに精いっぱいの時期です。

 

また、万が一ウイルスに感染してしまうと重症化するおそれがあるほど抵抗力も弱く、外気への体温調節の機能も未熟ですから、極力お出かけは控えなければなりません。

しかし、毎日の食事の用意や、赤ちゃんのお世話に必要なものなど何かと用入りになることもあるでしょう。

 

そこで今回は、どうしても買い物が必要になった時の方法をご紹介します。

新生児期の赤ちゃんのお世話や家事を上手に乗り切っていきましょう。

 

新生児期の買い物に便利な宅配サービス

新生児の育児中は、赤ちゃん連れでの外出が難しいため、ネットスーパーや生協などの宅配サービスを利用するのがおすすめです。

インターネットからの申し込みだけでなく、チラシを見ながらじっくり選ぶサービスもあります。

 

【利用のメリット】

・自宅にいながらいつでも買い物ができる

・買い物した食材や日用品などの重い荷物を運ばなくても良い

・これまで利用していたスーパーのポイントが貯められることもある

・子育て世帯向けのサービスを実施しているところもある

・家事の時短に役立つカット野菜のセットやレトルト食品が充実している

 

ネットスーパーなどの宅配サービスは送料がかかるのでは?と心配になる方もいると思いますが、最近では子育て世帯向けにお得なサービスを実施しているところが増えています。

母子手帳を提示することで送料が無料になったり、一定額以上の買い物をすることで送料が無料になったりします。

また、普段利用しているスーパーで、もし宅配サービスがあれば、ポイントが貯められるところもあるので活用してみましょう。

 

【利用のデメリット】

・自分で食材の鮮度を選べない

・特売品が品切れになることもある

・天候の悪い日など混雑時は利用できないこともある

 

実際に商品を手に取って選べるわけではないので、時には失敗してしまうこともあるのが宅配サービスのデメリット。また、混雑時は、早めに注文をしておかないと希望の時間に届けてもらえないということもあります。

 

赤ちゃん用品の買い物には通販サイト

赤ちゃんのお世話に必要なものも、育児をしているうちに足りなくなることもありますよね。
そんなときは通販サイトやカタログ通販を利用してお買い物するのがおすすめです。

 

【利用のメリット】

・24時間いつでも買い物ができる

・かさばるおむつやミルクも届けてもらえる

 

【利用のデメリット】

・素材や色などイメージと違う場合がある

・配送に時間がかかることもある

・時々粗悪品や不良品が混じっていることもある

 

ネット通販が便利な世の中になりましたが、中には悪質な店舗もあるので、利用の際はレビューなどを参考に購入店舗や商品を選ぶようにしましょう。

 

食事の支度はデリバリーサービスを活用

初めての育児、ましてや赤ちゃんが生まれたばかりの新生児期は、ママは家事を回す余裕がないかもしれません。

そんな時は、弁当や総菜を宅配してくれる、デリバリーサービスがおすすめです。

 

【利用のメリット】

・料理の手間が省ける

・買った食材を冷蔵庫にしまう時間~お皿を洗う時間も短縮できる

・余った時間を赤ちゃんのお世話やママの休憩タイムに費やせる

 

【利用のデメリット】

・自炊よりも割高になってしまう

 

便利な一方で、少し高くついてしまうのがデメリット。しかしこの時期は「時間をお金で買う」と割り切り、家事の負担を減らすようにするのもいいでしょう。

 

どうしても買い物が必要な時は?

どうしてもママが店舗に行って買い物をする必要がある場合は、どうしたらいいでしょうか。

新生児期の赤ちゃんを連れていくことはできませんので、ママが直接商品を見て買い物をする必要があるのでしたら、パパや両親など、ママ以外の人に協力してもらいましょう。

 

赤ちゃんを見てもらっている間に、さっと買い物を済ませるようにするといいですね。

ただし、やはりパパやおじいちゃんおばあちゃんでは、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話に不慣れなこともあると思いますので、長時間の買い物は難しいでしょう。

 

預けられる側が安心して赤ちゃんのお世話ができるよう、日ごろから赤ちゃんと過ごす練習をしておくのが望ましいです。

また、赤ちゃんのおおよその生活リズムが把握できるよう、育児日誌などを付けている場合は、参考程度に見せておくと分かりやすいかと思いますよ。

 

特に母乳育児の赤ちゃんの場合、長時間の買い物は赤ちゃんがお腹を空かせてしまうこともあります。
授乳の合間に買い物を済ませるようにしてくださいね。

 

新生児期の買い物は工夫をしよう

赤ちゃんが新生児のうちは、買い物に連れて歩かないようにしましょう。
宅配や通販を使って上手に乗り切っていきたいですね。

しかし、家庭の事情はそれぞれですから、ママが買い物に行く必要があるケースも。
赤ちゃんへの負担を減らすことを第一に考え、ママ以外の大人にも協力をしてもらいながら、手早く買い物を済ませましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

この記事もおすすめ

int(8)

新生児の赤ちゃんと黄疸

赤ちゃんと黄疸 程度の差はありますが、赤ちゃんには多かれ少なかれ新生児黄疸が見...

新生児の赤ちゃんの原始反射とは

赤ちゃんの原始反射とは 赤ちゃんには、ママのお腹の中にいる時から発達していると...

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児の授乳クッション使用時の注意点

新生児期には授乳クッションが大活躍! 授乳クッションは新生児に授乳する際に活躍...

赤ちゃんのお七夜に準備すること

赤ちゃんのお七夜の準備を進めよう 赤ちゃんが生まれてから7日目に、無事に過ごせ...

0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後0ヶ月の赤ちゃんができること 生後0ヶ月というと、まだ生まれたばかり。 ...

生後0ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本

生後0ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本

生後0ヶ月の赤ちゃんの絵本選びは? 生まれたばかりの赤ちゃん。 そんな赤ちゃ...

生後0ヶ月の赤ちゃんのお世話

生後0ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント 生後0ヶ月の赤ちゃんは昼夜関係なく起きて...

新生児によくある湿疹とは?

新生児の肌の状態 生後2~3ヶ月頃までは、赤ちゃんの皮膚は思春期と同じような状...

新生児のサーモンパッチは消えるの?

新生児のサーモンパッチは消える? 新生児の約20%ほどに、サーモンパッチと呼ば...

赤ちゃんのニューボーンフォトとは?

赤ちゃんのニューボーンフォトとは?

赤ちゃんのニューボーンフォトを撮ろう 「ニューボーンフォト」とは、新生児期の赤...

お七夜に祖父母は招待する?

お七夜に祖父母は招待すべき? お七夜というと、赤ちゃんが生まれて7日目の夜に行...

生後0ヶ月の赤ちゃんはこれを知っておこう!

新生児期の赤ちゃんの発達 生まれてすぐから生後28日未満の赤ちゃんのことを「新生...

新生児のおもちゃの選び4つのポイント

新生児の赤ちゃんのおもちゃ選び 生まれたばかりの赤ちゃんに与えるおもちゃ。 ...

新生児の肌着の選び方とお着替えのコツ

新生児の肌着の役割とは? まだ体温調節を自分ですることができない新生児の場合、...

赤ちゃんの黄疸の種類と治療

赤ちゃんの黄疸の種類と治療

赤ちゃんの黄疸はどんなもの? 産まれて間もない赤ちゃんによく見られる、新生児黄...

新生児がうなる原因と対処法

新生児がうなる原因と対処方法

新生児がうなるのはどうしてなの? 新生児の赤ちゃんが辛そうにうなる姿やいきむ様...

ニューボーンフォトで新生児期の写真を残そう

ニューボーンフォトで新生児期の写真を残そう 赤ちゃんが生まれると、ついつい写真...

新生児が寝ない…イライラの解消法は?

新生児が寝ない…イライラするのは仕方ない? 赤ちゃんの寝かしつけは、とても難し...

新生児の目の色は変わるの?

新生児の目の色 生まれたばかりの赤ちゃん。 初めて赤ちゃんと目が合った時、と...

新生児期の赤ちゃんがミルクを飲まないのはなぜ?

【新生児】赤ちゃんがミルクを飲まない ミルクというと、赤ちゃんがゴクゴクと音を...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php