生後1ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんとの生活も1ヶ月が経過、もっともめまぐるしい成長を見せてくれる時期です。
ママもお世話に慣れてきた時期かもしれませんね。
成長に合わせて、これまでとは過ごし方にも少しずつ変化がみられてきます。
生後1ヶ月の赤ちゃんの過ごし方を見ていきましょう。
【生後1ヶ月ってこんな時期】
まだまだ昼夜の区別がつかない時期。おっぱいを飲んでオムツを取り換えてもらい、気持ちよく眠るという生活リズムですが、起きている時間は少しずつ長くなってきています。
1回に飲めるミルクや母乳の量も増えてきているので、授乳の間隔は2〜4時間くらいに開いてきます。
1ヶ月健診で赤ちゃんの発育を見てもらいます。心配事があったらこの機会に相談しておきましょう。
ベビーバスを使って沐浴を行ってきましたが、おへそが渇いているようで、健診で許可が出れば大人と同じ内風呂での入浴が可能になります。
外気浴もできるようになるので、お家以外の空気にも少しずつ慣れていきましょう。
手足をバタバタ動かせるようになるので、服装は足元が隠せるカバーオールなどがおすすめです。
体温調節はまだ難しいので、大人が気を付けて調節する必要があります。
視力が発達し、物を目で追うように。
ママの顔を認識して、にっこりと笑い始める時期です。
【1ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後1ヶ月の時期の赤ちゃんの1日の過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①1日の流れを作る》
まだ昼夜の区別がつかない時期ですが、朝は日の光が入るようにカーテンを開けたり、夜はテレビを消してゆったり過ごし、入浴時間は毎日同じにすることで、少しずつ生活リズムを整えていきましょう。
《②外気浴を始める》
生後1ヶ月を過ぎたら、お出かけができるようになります。
しかし、いきなり長時間のお出かけは赤ちゃんの刺激となり、負担をかけることも。
まずは1日5分の外気浴からスタートし、少しずつ外の空気に触れていきましょう。
産後1ヶ月のママの過ごし方
産後のダメージがまだ残っているものの、昔では「床上げ」と呼ばれ、少しずつ体を動かし始めても大丈夫な時期に入ってきます。
赤ちゃんも外気浴を始められる時期ですし、散歩などをして体力の回復に努めるのもおすすめです。
ホルモンバランスはまだ不安定なため、ママの気持ちも安定しないことも。
周囲に気持ちを伝え、ため込まないようにするのも大事です。
【ママが楽になる!産後1ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後1ヶ月のママの1日の過ごし方についてポイントをまとめました。
《①工夫しながら家事をする》
里帰りから戻ってきたり、育休をとっていたパパも会社に復帰する時期。
いよいよママが家事をきりもりしていくという方もいることでしょう。
しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんを育てながら家事を両立するのは至難の技。まだまだパパの協力が不可欠です。
夫婦でしっかり話し合い、役割分担を決めましょう。
難しいようでしたら、ファミリーサポートを利用したり、宅配を頼む、新しい家電を取り入れるなど、家事の外注や時短など、工夫をして乗り切りましょう。
《②気分転換をこころがける》
ホルモンバランスがまだ安定しておらず、体も心も無理は禁物。
しかし、慣れない育児や家事の両立で、見えないストレスが溜まっていきます。
ママの気持ちが落ち着くような、気分転換の方法をみつけておくといいですね。
外の空気を吸うだけでも違ってきますし、好きな音楽を聴く、ノンカフェインの紅茶を楽しむのもいいでしょう。
《③育児日誌を活用》
細かに生活リズムを記載できる育児日誌を活用することで、赤ちゃんの授乳のタイミングや睡眠間隔など、ママが把握しやすくなります。
ママが家事を行うタイミングも掴みやすくなりますよ。
生後1ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後1ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後1ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00起床・授乳①→遊び ※ママは朝食
9:30授乳②→外気浴→ねんね ※ママは朝の家事
12:00授乳③→遊び ※ママの昼食
14:30授乳④→ねんね ※ママの休息も
17:00入浴
18:00授乳⑤→遊び ※ママは夕飯準備
20:00授乳⑥→就寝
0:00 授乳⑦
4:00 授乳➇
スケジュール例として紹介しましたが、生後1ヶ月はまとめて眠ったり、かと思えば細切れに起きて遊んだり…と、生活リズムはまだ安定しない時期。
生後2ヶ月に近づくにつれ、眠る時間や起きる時間が決まってきたりと、少しずつ安定していきます。
まとめ
あやすと笑うようになったり、授乳が上手になったり。目まぐるしい成長を見せ、ますます可愛くなるこの時期。
一方で、ママの体はまだ本調子ではないのに、家事と育児の両立が大変になってきて、情緒が不安定になってくる時期でもあります。
周囲の協力はまだまだ不可欠。つらいときには相談したり、助けを求めることも大切です。
育児と家事を上手に両立して、赤ちゃんの成長を楽しく見守りたいですね。