生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食には悩みがいっぱい
離乳食が軌道に乗ってきたり、なかなか進められずに悩んでいたり…
もしくはこれから離乳食を始めようかなと思っているママもいるなど、生後6ヶ月頃は家庭によって様々な時期。
そんな離乳食のスタート前後の時期は、離乳食に関する悩みを多少なりとも抱えているママが多いようです。
今回は生後6ヶ月頃の赤ちゃんを育てるママが抱きやすい、よくある離乳食の悩みについてまとめました。
《生後6ヶ月の赤ちゃん》よくある離乳食の悩み
生後6ヶ月の赤ちゃんのいる家庭では、どのような離乳食の悩みを抱えがちでしょうか。
よくある悩みについて、1つ1つ見ていきましょう。
【1.食材の増やし方が分からない】
すでに離乳食を始めて、だんだんおかゆを食べることに慣れてきたら、少しずつ食べられる食材を増やしていきます。
しかし、どのような食材の順で食材を増やしていけばいいのか、増やすタイミングはいつがいいのかなど、増やし方が分からないという方も多いようです。
食材の順序は、おかゆが食べられるようになったら、次は野菜も一緒に、その次は豆腐や白身魚などのたんぱく質を取り入れていく方法が一般的です。
最初は1さじずつあげ、アレルギーなどの心配がなさそうであれば、1さじずつ増やします。
野菜はどれを最初にあげるのか、豆腐と白身魚はどちらが先がいいのかなど、具体的な食材の順番を悩む方もいますが、その順番の目安は特にありません。
手に入りやすく、ママが調理しやすいものから作るといいでしょう。
ただ、この時期は舌触りが悪かったり、硬めのものは飲み込みにくいことがあります。
トロトロなめらかに調理してあげましょう。
【2.離乳食を食べてくれず、離乳食が進まない】
離乳食を食べてくれず、離乳食がなかなか進まないというのも、よくある悩みです。
離乳食を食べない理由はさまざまなので、理由に合わせて対処法を考える必要があります。
中でも多いのは、先述した舌触りが理由で食べないという場合。
パサパサとして食べにくい、飲み込みづらいなど、大人の舌では分かりにくい、ちょっとしたことで食べないのはよくあることです。
この場合は、赤ちゃんが飲み込みやすいように、トロミを付けてあげることで、食べるようになることも。
どのくらいトロミがあれば食べられるのか、赤ちゃんがどのくらいの柔らかさのものなら進んで食べるのかについては、市販のベビーフードを参考にしてみるのもいいかもしれません。
月齢や離乳食の時期に合わせて、赤ちゃんが食べやすいように作られたものなので、舌触りも良く、赤ちゃんも食べやすいかもしれませんよ。
また、よく進んで食べるベビーフードがあれば、それがどのような味なのか、どのような食材が使われているかも確認して、参考にしてみるのもいいでしょう。
アレルギーの心配はありますが、毎日同じメニューだと大人も飽き飽きしてしまいます。
ベビーフードを上手に活用しながら、赤ちゃんが進んで食べるものを見つけ、メニューを工夫していけるといいですね。
【3.食事の時間にすぐ飽きてしまう】
離乳食を始めたばかりの頃よりも、食べられる量が増えてくると、食事の時間も少しずつ長くなりますね。
しかし、座っている時間が長くと飽きてしまい、周りが気になってキョロキョロしたり、お皿や離乳食を触って遊びだしてしまう子もいます。
また、途中で機嫌が悪くなり、ぐずって離乳食を嫌がるようになる子も。
食べることに集中してもらいたいというママの思惑に反し、赤ちゃんが集中できる時間は短いです。
集中して食べられるようになるのはまだまだ先のこと。
ぐずった時に無理矢理食べさせたり、椅子に座らせたりすると、食事の時間をもっと嫌がることもあります。
そのため、まずは離乳食に集中できる環境を作ってみましょう。
テレビは消す、おもちゃは離乳食前に片づけ、食器などで遊んでしまう場合は、汚れてもいいようにテーブルや椅子の下に新聞紙を敷くなどの対策を。
その上で、ぐずったり集中できない様子であれば、全てを食べていなくても離乳食は切り上げ、母乳やミルクをあげましょう。
この時期は楽しく食べ物に慣れるのが目的。
ママも食べさせなきゃ!という気持ちになると、いつのまにか怖い顔になっているかもしれません。
イライラしそうだと思ったら、離乳食は終わりにし、気持ちを切り替えましょう。
【4.もぐもぐ期への移行のタイミングが分からない】
離乳食を始めて2ヶ月くらい経ったら、もぐもぐ期(離乳食中期)のメニューへの移行を考えるママも多いでしょう。
しかし、2ヶ月というのはあくまで目安です。
赤ちゃんがごっくん期のメニューを上手にごっくんと飲み込めているか観察し、できていれば少しずつもぐもぐ期のメニューも取り入れ、進めていきましょう。
まとめ
生後6ヶ月になると、離乳食を始めたというママも増えてきます。
そうすると周りの子と進捗を比べてしまい、焦ったり悩んだりすることが多くなるかもしれません。
しかし、離乳食はあくまで赤ちゃんとママのペースで進めることが大切です。
これから何十年もたくさんのものを食べていく赤ちゃん。
その食生活のスタートである離乳食は、楽しい思い出になるよう、ママも肩に力を入れすぎず、ゆっくりとママと赤ちゃんのペースで進めてみてくださいね。