生後6ヶ月の赤ちゃんの絵本選びは?
生後6ヶ月になると、朝晩の区別もしっかりついて生活リズムが安定してくる時期ではないでしょうか。
外遊びも積極的に行い、成長を促したい時期でもありますね。
家にいる時間はぜひ絵本の読み聞かせをして、赤ちゃんの脳の発達としてだけではなく、親子で楽しい時間を作ってみませんか?
短時間であればおすわりもできるようになるので、両手でおもちゃや絵本を持つこともできるようになるでしょう。
楽しい音に反応してパチパチと手拍子をすることも。絵本を通して、そのような嬉しい反応を見せてくれるかもしれません。
思わず赤ちゃんが笑顔になるような素敵な絵本をぜひ選んで、読み聞かせてあげましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんにはどのような絵本が良いのでしょうか。
【ポイント①赤ちゃんが笑いそうな絵本】
キャッキャッと声を出して笑うことも見られるこの時期の赤ちゃん。
赤ちゃんがどんなことで笑ってくれるのか、親としては気になりますよね。
笑ってくれそうな絵本、という視点でぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
【ポイント②手拍子したくなる絵本】
おすわりして両手でパチパチとする赤ちゃんの姿はとても可愛いですよね。
そんな楽しい時間を過ごすために、手拍子したくなるような絵本を選んでみましょう。
【ポイント③当たっても痛くない絵本】
おすわりして自分で絵本を持ちたくなることもあるでしょう。
ですが、少しバランスを崩すだけでも倒れてしまう場合もあります。
そのような場合には、当たっても痛くない柔らかい絵本を渡してあげると良いでしょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本
生後6ヶ月の赤ちゃんが楽しめるおすすめの絵本をご紹介いたします。
【おすすめ絵本①「かにこちゃん」】
作/きしだ えりこ
絵/ほりうち せいいち
くもん出版
乳幼児向け「くもんのはじめてであうえほんシリーズ」の第1弾で、赤ちゃんだけではなくママも笑顔になってしまうかわいい「かにこちゃん」のお話です。
赤色をテーマにした絵本で、朝日と夕日が登場し1日の動きが分かるようになっています。
かにこちゃん達は一体どこへ向かうのでしょうか。海の描かれ方も素敵で、赤ちゃんと一緒に海を見に行きたくなるかもしれません。
「どどどど ざぶーん」という海のダイナミックな音をぜひ、読み聞かせてあげましょう。
【おすすめ絵本② 「おふろでちゃぷちゃぷ」】
作/松谷 みよ子
絵/いわさき ちひろ
童心社
繊細で優しい水彩で描かれたいわさきちひろさんの絵本。
そして、「いないいないばあ」の作者で有名な松谷みよ子さんとのシリーズ作品でもあります。
お風呂をテーマにした心温まるお話で、お風呂がちょっと苦手な赤ちゃんにもおすすめです。
あひるさんがまずはお風呂に入って、続いて子ども達がお風呂に入るというお話です。
「いいとこ いいとこ」など、日常でも使いたくなる楽しい言葉が登場しますよ。
【おすすめ絵本③「あがりめ さがりめ ―おかあさんと子どものあそびうた―」】
絵/ましま せつこ
こぐま社
親子で楽しめる「あそびうた」をかわいい絵で紹介している絵本です。
あそびうたには、「あがりめ さがりめ」「いっぽんばし」「げんこつやまのたぬきさん」「だるまさん」「おべんとうばこ」「あかちゃんあかちゃん なぜなくの」など全部で15曲が載っています。
歌は知ってるけど、どうやって手遊びするのか忘れた!という方も多いのではないでしょうか。
ぜひこちらの絵本で振り返りながら、赤ちゃんと手遊びと歌を楽しみましょう。
【おすすめ絵本④「おでかけ布えほん たのしいね」】
作/おくだちず
三起商行(ミキハウス)
おでかけも増える生後6ヶ月の赤ちゃんにぴったりの布絵本です。
おうちで読むのにもおすすめですが、ベビーカーにも取り付け可能なストラップが付いています。
表紙はぬいぐるみのようなふわふわのくまさん。
ページをめくると、ビーズ入りの音やカシャカシャといった音を楽しむこともできます。
かわいい動物達が登場し、赤ちゃんが思わず笑ってしまうお話です。
6ヶ月の赤ちゃんと絵本を楽しむには
絵本の読み聞かせに対して、何か反応が出てくる時期でもあります。
そんな生後6ヶ月の赤ちゃんと絵本を楽しむコツってあるのでしょうか。
【コツ①真似しやすいようにゆっくり読む】
生後6ヶ月なら、ママの顔や表情をちゃんと認識しているでしょう。
そんなママの表情や言葉を真似しやすいように、大きく口を広げてゆっくり読んでみましょう。
全てゆっくり読むのではなく、時には早口で読むと面白くて笑ってくれるかもしれません。
【コツ②向かい合わせで読んでみても】
一人でおすわりができるようになったら、膝の上ではなく向かい合わせになって読んでみても良いでしょう。
赤ちゃんは絵本とママのどちらも同時に見ることができますよ。
ただし、まだ不安定で突然後ろにひっくり返ることがあるので、座らせるなら椅子に座らせましょう。
まとめ
声を出して笑ったり、赤ちゃんの反応があると読み聞かせもさらに楽しくなりますよね。
赤ちゃんが笑うポイントってどこだろう?と、ママも読み聞かせながら楽しく探ってみてはいかがでしょうか。