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生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ
生後6ヶ月はママと赤ちゃんにとって、一つの節目の月齢になるのではないでしょうか。
生まれた直後と比べて、体や精神的にも大きく成長しています。
その成長の一つ一つがとても嬉しく感じますね。
生後6ヶ月になると、赤ちゃんはより感情豊かになり様々な表情を見せてくれることでしょう。
そんな生後6ヶ月の赤ちゃんはどのように言葉が発達しているのでしょうか。
今回は生後6ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達や、言葉がけ例などについて解説していきます。
生後6ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達
生後6ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達について、まずはみていきましょう。
【言葉の発達の段階】
まず、赤ちゃんの言葉はこのような順で発達していくと言われています。
①言葉を聞く
②言葉に反応して声を発する
③言葉が分かるようになる
④言葉を話す
生後6ヶ月の場合だと、①の「言葉を聞く」や②の「言葉に反応して声を発する」の段階に進んでいるのではないでしょうか。
ただし言葉の発達には個人差が大きいので、反応があまり見られなくても心配する必要はありません。
【喃語(なんご)が上達】
今までクーイングと言って母音や単音だけの発声だったのが、喃語を話せるようになっています。
少し前から喃語を話し始めている赤ちゃんは、より言葉がはっきり聞こえたり発する回数が増えたりしているかもしれません。
喃語は赤ちゃんがちゃんとおしゃべりできるようになるまでの練習として、とても大切な過程です。
頑張っておしゃべりの練習をしているのだと思うと、とても可愛く感じられるのではないでしょうか。
もし赤ちゃんが喃語を話していたら、いっぱい反応してあげるようにしましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要?
赤ちゃんが言葉を本当に理解するようになったり、意味のある言葉を話せるようになったりするのはまだ少し先のこと。
ですが、今の時期でも赤ちゃんへの言葉がけは大切と言えるでしょう。
赤ちゃんは聴こえていないようでも、ちゃんとママやパパからの言葉を聞いています。
生後6ヶ月なら、その言葉に反応してくれることもあるかもしれませんね。
言葉がけの積み重ねを経て、赤ちゃんはいずれおしゃべりがちゃんとできるようになります。
特に今の時期は何にでも好奇心旺盛で、なんでも吸収しようとしている時期。
忙しい時などは無理に取り入れる必要はありませんが、できるだけたくさん言葉がけをするように心がけましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの方法
続いて、赤ちゃんへの言葉がけの方法についてご紹介いたします。
【生活の中で自然に】
赤ちゃんに何を話しかけようかな?と難しく考えると、かえって言葉が出て来なくなることも。
言葉がけは普段の生活の中で、自然にママやパパから出てくる言葉で大丈夫です。
例えば朝起きたら「おはよう」「良い天気だね」「どこ遊びに行く?」など、赤ちゃんにだけ特別に話すような言葉ではなくても大丈夫です。
ママが感じたことや赤ちゃんに伝えたいことなど、生活の中で自然に取り入れていくのが良いでしょう。
【絵本の読み聞かせ】
新しい言葉を知るためには絵本の読み聞かせが良いでしょう。
忙しくてなかなか読み聞かせができないという場合は、夜の寝かしつけ前や日中の機嫌が良い時間帯など、毎日時間を決めて習慣にしてみましょう。
読み聞かせを続けていると、赤ちゃんのお気に入りの絵本が見つかったり、好きなものを発見できるかもしれませんよ。
生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例
生後6ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの例について、ご紹介いたします。
【楽しいね、美味しいね】
赤ちゃんの気持ちを代弁するような言葉がけをしてみましょう。
赤ちゃんがご機嫌な時は「楽しいね」「嬉しいね」と言葉がけしたり、離乳食を食べている時は「美味しいね」など、実況してみましょう。
自分の感情を理解するのはまだ早いですが、そのような言葉を聞くだけで赤ちゃんは自然と嬉しくなることでしょう。
【大丈夫だよ】
人見知りが始まり、知らない人や場所に行くと泣いてしまうことも増えるでしょう。
そんな時は優しく「大丈夫だよ」と言葉がけしてあげましょう。
ママの「大丈夫」という言葉に、きっと赤ちゃんは安心してくれるのではないでしょうか。
赤ちゃんに言葉がけする際の注意点
最後に、赤ちゃんに言葉がけする際の注意点について解説いたします。
【優しい口調を心がける】
言葉がけをする際はできるだけ優しい口調を心がけましょう。
イライラしている時などはどうしても声のトーンで伝わってしまうので、言葉がけをしてかえって赤ちゃんが不安に感じることも。
余裕がある時など、無理せず取り入れるようにしましょう。
【まだ喃語がない場合】
生後6ヶ月頃になると喃語を話し始める赤ちゃんが多いでしょう。
ただし、まだ喃語がなくても焦る必要はありません。
親が焦ってしまうと赤ちゃんにも伝わってしまうので、いつか話せるようになるから大丈夫、という気持ちで言葉がけ例などを試してみてください。
まとめ
赤ちゃんが何か言葉を発している様子は、とても可愛くてたまらないことでしょう。
赤ちゃんの言葉の発達を促すとともに、親子のコミュニケーションとしてもぜひ楽しみながら、言葉がけを続けていきましょう。