赤ちゃんの歯固めの手入れ方法は?
赤ちゃんが歯が生えてくる時期のお口の中の不快感を和らげてくれる歯固め。
噛み心地が良く、赤ちゃんの歯ぐずりなどにも効果があるため、重宝しているというママもいるかと思います。
ラトル機能やつまみなどのちょっとした仕掛けがあるものは、おもちゃとしても使えますよね。
しかし、気になるのが衛生面。赤ちゃんの口に入れるものですから、清潔な状態で使っていきたいですね。
赤ちゃんの歯固めのお手入れについて確認していきましょう。
赤ちゃんの歯固めの消毒方法5選
赤ちゃんが口にする哺乳瓶や離乳食の食器などは、こまめに消毒を行います。
歯固めも同じで、赤ちゃんが口に入れて長く噛むものですから、できれば消毒をして衛生的に使いたいですね。
商品の取扱説明書に、お手入れや消毒方法が記載されているものもあります。
まずはそちらで必ず確認をしておきましょう。
【①煮沸消毒】
哺乳瓶と同じように、プラスチック製やシリコン製であれば、煮沸消毒が可能なものも。
電子レンジ消毒に対応していると、さらにお手入れが楽で助かります。
歯固めの細部までしっかり消毒でき、衛生的。
熱が冷めればすぐに赤ちゃんに与えられるのも、煮沸消毒のメリットです。
ただし熱に耐えられない素材もあるため、煮沸消毒が可能か必ず確認してから行ってください。
【②消毒液】
哺乳瓶などを消毒する消毒液に一緒につけておく方法です。
水での洗い流しが不要で、衛生的に使えます。歯固めはしっかり水切りが完了してから、赤ちゃんに与えましょう。
煮沸消毒と同様、細部までしっかり消毒できるものの、可能かどうかは歯固めの説明書を確認してから行ってください。
【③水洗い】
赤ちゃんが歯固めを口にするたびに消毒するのは大変です。
よだれで汚れた程度でしたら水洗いをし、キッチンペーパーや乾いた布で拭いてあげましょう。
歯固めは水洗いだけで済ませず、一日の終わりなどに定期的に消毒をしてあげてください。
【④アルコールタイプの除菌グッズ】
揮発性のあるアルコールは成分が残らないため、赤ちゃんが口に入れるものに使っても安心。
除菌シートやスプレーといった商品があるので、活用しましょう。
アルコールはわりとすぐに揮発しますが、赤ちゃんに与える時はしっかり乾いているか確認を。
アルコールの除菌シートは、歯固めをお出かけで持ち歩くときに便利です。
【⑤ノンアルコールの除菌グッズ】
アルコール以外の成分で除菌効果を発揮するもの。
アルコールのような匂いや肌に触れたときの刺激がないのが特徴ですが、歯固めを消毒するのであれば成分にこだわって選ぶようにしましょう。
できれば大豆由来や乳酸菌由来など、赤ちゃんが口にしても大丈夫な商品を選んでください。また、成分が残るので、水洗いと併用して使っていきましょう。
赤ちゃんの木や米の歯固めのお手入れ
歯固めの消毒方法を確認しましたが、実は木や米からできている歯固めのお手入れには、これらの方法が使用できません。
天然素材は手触りや噛み心地が良く、安全性が高いとされている反面デリケートでもあります。
長く使っていくために、正しいお手入れ方法を確認しておきましょう。
【木の歯固め】
木は水分を吸ってしまうと変形してしまうので、水をつかったお手入れ方法に弱いです。
煮沸や消毒液を使ったお手入れ方法は適しません。
毎日のメンテナンスとしては、固く絞った濡れ布巾でふき取ってあげること。その後、自然乾燥させましょう。
どうしても気になるようでしたら、揮発性のあるアルコール除菌を行い、すぐに乾いたキッチンペーパーやタオルでふき取るようにしてください。あまり使いすぎると、変形するおそれがあるので、注意を。
ひのきの歯固めでしたら抗菌・消臭作用があるため、衛生的に使いたい方におすすめです。
毛羽立ってきたら歯固めとしての使用は控え、目が細かいサンドペーパーできれいに削ってあげましょう。
【お米の歯固め】
お米も、煮沸や消毒液をつかったお手入れに適しません。変形したり、割れる可能性があるためです。
歯固めを使った後は固く絞った布で拭き、自然乾燥させましょう。
お米の歯固めは水洗いができるので、汚れが気になった時は水で洗い、キッチンペーパーや乾いた布でしっかり拭くようにしてください。
水分が残ってしまうとカビや臭いの原因になってしまうため、しっかり乾燥させます。
ドライヤーによる熱には弱いので、使用を避けましょう。
もともとしっかりした固さがあり傷が付きにくい素材なので、しっかりお手入れをしていれば、神経質に消毒を気にするおもちゃではありません。
赤ちゃんの歯固めを衛生的に使おう
歯が生えてくる時期の赤ちゃんにはお気に入りのアイテムになる歯固め。
毎日使うものなので、お手入れ方法はしっかり確認しておきましょう。
歯固めの素材によって、お手入れ方法も異なってきます。
手軽に消毒できる素材もいいですが、赤ちゃんの触り心地や噛み心地、安全性にもこだわって、木やお米の歯固めを選ぶというママもいるでしょう。
それぞれのお手入れ方法で、赤ちゃんの歯固めを衛生的に使っていきましょう。