6ヶ月になったら旅行やお出かけへ!
赤ちゃんは生後5ヶ月を過ぎると、首の座ってきてお出かけできる状態になることが多くなります。
とはいえ、出産を終えたママの体力も5ヶ月ほどではまだ完璧とはいえません。
家族みんなが楽しく元気にお出かけをする為には、生後6ヶ月くらいになると、赤ちゃんもママも準備万端、最適なタイミングではないでしょうか。
生後6ヶ月の赤ちゃんと旅行に行くメリットやこの時期だからこそ気を付けたいポイントを紹介していきます。
生後6ヶ月でお出かけをするメリット
生後6ヶ月になると1日の生活リズムが安定してくる事が多いです。
やっと大人と同じペースで生活できる様になったとはいえ、生後6ヶ月はまだ言葉もしっかり話せない赤ちゃん。
そんな時期に旅行やお出かけに連れ出すメリットはあるの?
赤ちゃんに負担をかけるだけじゃない?
そう思っても無理はありません。
しかし、この生後6ヶ月の赤ちゃんはできる事が広がる時期。
旅行やお出かけに行くメリットはたくさんあります。
【メリット①世界が広がる】
首も据わり、食事や睡眠も一定のリズムでできる様になってきた赤ちゃんは、次のステップに向かいます。
これまでは家の中で過ごす事が多かった分、外の世界に興味を持ち始めるのです。
軽く散歩に出かけるだけでも十分なのですが、この時期に旅行をしたりお出かけをしたりする事でより広い世界を見る事ができます。
ママやパパと一緒に行くというところも、赤ちゃんにとってはとても貴重な体験です。
感じた事を言葉にして共有してあげたり、これまで見た事のなかった景色に触れさせてあげたり。
「外の世界って楽しいんだよ!」
と、教えてあげる機会になります。
【メリット②安全が守られている】
この時期はまだ自分の足で歩けない為、どこかにふらっと行ってしまう心配もありません。
ママとパパの目の届く範囲にいられる為、安心して遠出ができる時期なのです。
もう少し大きくなると自分の足で歩くようになり、興味を持つと一直線に走って行ってしまい危険です。
大人の目がそれだけかけられる状態なら良いのですが、その前にワンクッション遠出を挟んでおくとママとパパもある程度の段取りが経験できて安心。
小さな子どもとの遠出は思った以上に体力を要します。
イレギュラーな事も沢山起こります。
まだ腕の中にいられる状態の時に、一度外の世界を経験させてあげる事は、その後の経験にもプラスになってくれます。
【メリット③ママのリフレッシュになる】
メリットは赤ちゃんだけではありません。
妊娠期間には体を気遣って制限があり、出産後も体の回復で時間を必要としてきたママだからこそ、リフレッシュする事も大切です。
もちろん、ママによっては出産で手術をし、6ヶ月経っても体調が万全ではない事もあります。
一般的には産後半年ほど経つと、家事をこなしたりできるママが多い為、半年のタイミングでリフレッシュを挟むのもおすすめです。
育児ストレスで怖い顔をしているママよりも、楽しんでいる笑顔を見せてあげた方が赤ちゃんも嬉しいはず。
ただ、これにはパパの協力は必須なので、ママに負担をかけない様に全力を尽くしましょう。
旅行やお出かけの時には病気に注意!
生後6ヶ月は、やっと遠出が十分にできるようになる時期ですが、旅行やお出かけに行く際に注意しなければならない事があります。
この頃はちょうど、お腹にいた頃のママからの免疫が切れてしまう時期。
ママからの免疫が切れてしまった状態で旅行やお出かけをして、人が多い場所に行くと、ウイルスに感染する危険性があります。
特にインフルエンザなどが流行する冬場には、人の混みあう場所はできるだけ避けて、目的地を選んで下さい。
また、普段とは違う場所へ行く疲れから体調を崩すこともあります。
休息や水分補給、こまめな消毒にも心がけて、体調不良を予防しましょう。
自然の多い場所へお出かけしよう
免疫力が弱い事もあり、人が多いテーマパークよりは自然が多い場所の方がおすすめです。
自然が多い環境の方が、赤ちゃんも外の世界を感じられます。
小さい頃から自然のある環境に慣れさせられるといいですね。
動物園や虫かごの中ではない、外の世界で自由に生きている生き物を見せてあげるのも良いですね。
ただ、自然が多い場所でも、街中から遠すぎる場所はおすすめできません。
いざという時に頼れそうな病院をあらかじめ確認しておきましょう。
赤ちゃんはいつ体調を崩すか分からない為、アクセスが良い場所や近くに街があるスポットが安心です。
まとめ
生後6ヶ月以降の赤ちゃんは少しずつ声を発する様になります。
一緒に外の世界を見ながら、ママやパパの感想を話してあげると赤ちゃんも喜びますよ。
タイトなスケジュールにするのではなく、余裕を持って行動しましょう。
時にはお昼寝をさせて、のんびり過ごすのがベストです。
せっかくの旅行やお出かけだからと詰め込みたくなる気持ちは分かりますが、外の世界に慣れていない赤ちゃんは普段と違う環境にいるだけで疲れてしまいます。
おうちの中では見られない景色を少し覗かせてあげるつもりで、ちょっと足を延ばしてみましょう。