生後8ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ
生後8ヶ月の赤ちゃんは、はいはいが上手になり、自分の思い通りにスムーズに動けるようになる子も出てきます。
はいはいやおすわりで今までよりも視野が広がり、様々なものに興味を持つのもこの時期です。
赤ちゃんの好奇心や探求心を尊重してあげると、赤ちゃん自身が自分で考え、実践しようとする力が身につくと言われています。
生後8ヶ月頃からは、遊びを通じて赤ちゃんの好奇心を満たしてあげることを意識してみてもよいかもしれませんね。
そこで今回は、生後8ヶ月の赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃをまとめました。
【生後8ヶ月】おもちゃ選びのポイント
では生後8ヶ月の赤ちゃんに与えるおもちゃ選びのポイントから見ていきましょう。
【ポイント①赤ちゃんの興味を引き出すおもちゃを選ぶ】
生後8ヶ月の赤ちゃんは、はいはいをして行動範囲が広がることで今まで以上に様々なものに興味を持つようになります。
ママやパパにとって触られたくないものや危険が伴うものを触ってしまうのも、赤ちゃんにとっては遊びの一環。
そのため、赤ちゃんが動き出したら部屋の安全対策をよりしっかりとしたものにする必要があります。
しかし、生後8ヶ月の赤ちゃんにとって、様々なものに興味を持つのはとても大切なことです。
赤ちゃんの「これはなんだろう?」「これを触るとどうなるんだろう?」という気持ちをなるべく育てるためにも、赤ちゃんの興味や好奇
心を引き出すようなおもちゃを選ぶと良いですよ。
【ポイント②赤ちゃんの指先の発達を促すおもちゃ】
この時期の赤ちゃんは、指先がますます器用になり、物を掴むことはもちろん、引っ張っる・つまむといったこともできるようになります。
指先をたくさん使うことで、脳に刺激が伝わり活性化するともいわれています。
そのため赤ちゃんが器用になってくる生後8ヶ月頃からは、体を使うおもちゃももちろん大切ですが、少しずつ指先を使うおもちゃを取り入れていくと良いですよ。
また、指先を使う遊びは赤ちゃんの集中力を高めるトレーニングにもなります。
まだママが隣にいないと不安になってしまう時期でもありますが、ママも家事をしたり、休憩をする時間も必要ですよね。
そんな時、赤ちゃんが少しの時間でも集中して一人遊びをしてくれていると時間と心に余裕が生まれると思います。
【ポイント③誤飲に繋がりそうなおもちゃには注意する】
赤ちゃんの指先が器用になってくると、特に注意したいのがおもちゃの誤飲。
少しとれかけのパーツなどは、赤ちゃんが引っ張った拍子に取れてしまうこともあるので渡す前には必ずチェックするようにしましょう。
特にハンドメイド品のぬいぐるみなどは、目や鼻といった顔のパーツにボタンやビーズ等が用いられています。
生後8ヶ月の赤ちゃんの引っ張る力は、大人が驚くほど力強いこともありますので、パーツが取れないかをチェックする際には、ママもある程度の力を加えて確認をするようにしてください。
【生後8ヶ月】おすすめのおもちゃ
具体的にどんなおもちゃが生後8ヶ月の赤ちゃんに良いのか、ご紹介します。
【おすすめのおもちゃ①プルトイ】
はいはいが上手になってきた赤ちゃんにとておおすすめなのが、紐がを引っ張ると動物や乗り物のモチーフがついてくるプルトイというおもちゃ。
ママが紐を引っ張ってあげると、赤ちゃんははいはいで一生懸命に追いかけてきてくれますよ。
プルトイは、赤ちゃんが歩くようになると自分で引くようになります。
比較的長い期間楽しむことができるため、人気の高いおもちゃです。
【おすすめのおもちゃ②ベビー用ボール】
ボールのおもちゃは、赤ちゃんがはいはいをしだすようになったらおすすめのおもちゃです。
まだ投げることはできませんが、赤ちゃんに向けてママが優しく転がしたり、転がっていくボールを赤ちゃんが追いかけたりして楽しめますよ。
赤ちゃんと大人が向かい合わせになって座って、コロコロ転がしたボールを赤ちゃんがとる、という動きは体幹を鍛えることにもなります。
赤ちゃん用のボールは、軽さや持ちやすさが計算されているため、できれば赤ちゃん用のものを選ぶようにしましょう。
特に表面に突起があるものだと、滑らずに持ちやすいですよ。
【おすすめのおもちゃ➂知育ボックス】
だんだんと様々なものに興味が出てくる生後8ヶ月の赤ちゃん。
スイッチやティッシュなど、大人にとっては触られたくないものでも赤ちゃんは興味津々です。
可愛いいたずら程度なら良いのですが、コンセントなど、触られてしまうと命の危険が伴うものありますよね。
しかし、「あれもダメこれもダメ」と全てを制限してしまうのも、赤ちゃんの好奇心を削いでしまうような気がします。
そこでおすすめなのが「知育ボックス」という、赤ちゃんの興味を引く仕掛けが盛り込まれたおもちゃ。
リモコンやスイッチ、コンセントプラグやティッシュのおもちゃなど、日ごろ赤ちゃんに触られたくないものもおもちゃなら安心ですよね。
ママの料理中など少し赤ちゃんの相手ができない時にも、たくさんの仕掛けに集中して遊んでくれる子も多いですよ。
まとめ
今までお気に入りだったおもちゃも、赤ちゃんにとっては少し物足りずに遊ばなくなってしまったということも珍しくありません。
「せっかく買ってあげたのに…」と残念な気持ちになってしまうかもしれませんが、赤ちゃんの心と体は成長しているという証拠です。
赤ちゃんの成長を感じながら、その時々に合ったおもちゃを選んであげましょう。