生後8ヶ月は夜泣きのピーク?
明確な理由もなく、突然夜中に起きて泣き続ける「夜泣き」。
毎晩のこととなると、ママもぐったりしてしまいますよね。
この夜泣きは、生後6ヶ月くらいから始まり1歳半くらいまで続くと言われていますが、その夜泣きの程度にも個人差があります。
生後8ヶ月頃にピークを迎え、そこから徐々に落ち着いてくる子もいるでしょう。
こればかりは個人差が大きいため、必ずしも夜泣きのピークが生後8ヶ月とは言えませんが、生後8~9ヶ月くらいに「夜泣きが激しくなったかも…」と思うママもいるようです。
そんな夜泣きのピーク。一体、どのようにして乗り切ればいいのでしょうか?
今回は夜泣きのピークを迎える生後8ヶ月前後のママの乗り切り方を中心にご紹介します。
夜泣きはなぜこんなにつらいの?
夜泣きがつらい理由は2つあります。
一つは、終わりが見えないつらさ。
二つ目は、大変さを理解してもらえないつらさ。
眠れないのはもちろんつらいのですが、おそらく多くのママが、夜泣きはいつ終わるのか先の見えない不安につらいと感じているのだろうと思います。
そして、そのつらさ、大変さをパートナーであるパパに理解してもらえないこともつらいでしょう。
「日中、昼寝をすればいいじゃん」なんて言われても、赤ちゃん相手の生活は思い通りにいきません。
家事も育児も仕事はいっぱい。ゆっくり眠れる時間がないのに、それを理解してもらえないのもママを追い込んでしまう原因かもしれませんよね。
夜泣きのピーク!生後8ヶ月のママの注意点
夜泣きのピークを迎えた生後8ヶ月頃のママは、どんな状態に陥ってしまうことが多いのでしょう?
まずはママの心と体の負担とそれにまつわる注意点について見ていきましょう。
【寝不足で注意力が散漫になる】
生後8ヶ月頃というと、赤ちゃんの動きも活発になる時期ですよね。
夜泣きが続き、慢性的な寝不足に陥った状態になると、日中の赤ちゃんの動きについていけないことも。
注意力が散漫になったり、ついウトウトして寝てしまったりしている間に、赤ちゃんがケガをしてしまうなどの危険があります。
ますます目が離せなくなる時期なのに、体調が万全でないことで事故やケガのリスクが上がってしまうこともあるでしょう。
【ストレスで家族へのイライラが募る】
毎日眠れないほど大変なのに、どうしてパパは手伝ってくれないの?など、寝不足のイライラもあって家族に当たってしまうこともあるかもしれませんね。
つい言い方がきつくなったり、厳しくなったりしてパパと不仲になってしまうことも。
ときには泣いている赤ちゃんに対してもイライラして怒ってしまうかもしれません。
夜泣きのピーク!どう乗り切る?
夜泣きのピークを迎え、毎日眠れない・イライラする…という悩みを抱えてしまうママ。
つらいときは一体どのようにして乗り切ればいいのでしょうか?
ここでは具体的な対策をご紹介します。
【ママが休める環境をつくる】
夜泣きというのは本来、理由がなく泣き続ける現象です。
何をしても泣き止んでくれない場合、赤ちゃんが落ち着くのをずっと起きて待ち続けるしかできませんね。
ですから、夜泣きのピークを迎えたママは慢性的な寝不足に陥ってしまうことが多いんです。
まずはママが休める環境をつくり、心も体もボロボロになってしまわないようにすることが大切。
それには、
・休みの日はパパに赤ちゃんを預けてゆっくり寝かせてもらう
・近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでいる場合は、平日の日中に赤ちゃんを見てもらう
・保育園の一時預かりサービスを利用する
など、ママが安心して体を休める環境を整えましょう。
【夜泣きの対応をパパに交代してもらう】
夜泣きがどれだけ大変なのか、それをパパに実感してもらうためにも、パパの仕事の休前日などに夜泣きの対応を代わってもらうのもおすすめです。
たった1日だけでもゆっくり眠れる日があると、ママの体調も変わりますよね。
「こんなに大変だったんだね…」なんてパパと共有することで、より絆が深まり、パパも積極的に育児に関わってくれるようになるかもしれませんよ。
【家事は最低限でOK】
夜泣きのピークを迎える時期は、家事より育児。家事よりママの休息を優先させましょう。
最低限やらなければならない家事をするだけで、あとは少しくらい家の中が散らかっていても赤ちゃんがケガをしなければ大丈夫です。
時間のあるときにパパと協力すれば良いので、潔く目を瞑って赤ちゃんのお世話やママの休息をとることを大切にしてください。
気になるときは、家事代行サービスやネットスーパーでの買い物など便利なサービスを利用するのもおすすめです。
まとめ
生後8ヶ月前後に夜泣きのピークを迎えると言われますが、それも個人差が大きいため、赤ちゃんによっても様々。
夜泣きのピーク時は、ママの心と体が悲鳴を上げているような状態ですから、無理をしないことが一番大切です。
パパをはじめ、周りの人の協力を得ながら、夜泣きの時期を乗り切ることを考えましょう。