生後8ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
生後8ヶ月になるとおすわりも安定してきて、はいはいをし始める赤ちゃんもいるかもしれません。
興味のあるものや動ける範囲が増え、何にでも好奇心旺盛な時期ですよね。
そんな赤ちゃんと、どうやって遊んだらいいの?という方や、知育を意識した遊びを取り入れたい、と考えているママはいませんか?
知育遊びには赤ちゃんの持っている力を最大限に引き出し、心身の発達を促すことができると言われています。
また、知育遊びを取り入れる際は無理をせず、赤ちゃんの月齢や成長に合わせるのが大切です。
今回は生後8ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめの知育玩具をご紹介いたします。
生後8ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
生後8ヶ月はいろいろなものにさらに興味が出てくる月齢です。
赤ちゃんがどんなものに興味があるのか、気になる方も多いかもしれません。
知育遊びを取り入れて、赤ちゃんの好奇心をたくさん刺激してみましょう。
【真似っこ遊び】
いつも一緒にいるママの仕草を、赤ちゃんは実はよく見ています。
この頃からもしかしたら、ママの真似をしようとしている仕草が見られるかもしれません。
手先が器用になり、足の動きも活発になっている証拠ですね。
真似っこ遊びでは、赤ちゃんと一緒にバンザイしたり手拍子したり、親子のコミュニケーションとしても楽しみましょう。
体を大きく動かして、軽い運動の時間として楽しむのも良いでしょう。
このような真似っこ遊びには、目で見た動きを自分で再現するという複雑な脳の動きが必要です。
今までは見ているだけだったのに、とても不思議ですよね。
真似っこをすること自体に、他人とコミュニケーションをとろうという意思があらわれています。
誰かの真似をする、というのは赤ちゃんにとっては難易度が高いもの。
最初は理解できず見ているだけかもしれませんが、「真似っこしてね!」など楽しく声かけをして、まずは簡単な動きから取り入れてみましょう。
【はいはいまてまて】
動く範囲が広がり、とても活発になってきた赤ちゃん。
はいはいができるようになったら、ママも同じように四つん這いになって「まてまてー!」と言いながら追いかけてみましょう。
軽快にはいはいする赤ちゃんを見ていると簡単そうですが、実際に大人が真似してみると大変なことに気づくことでしょう。
赤ちゃんは特に体に対して頭が重たく、首や肩、そして首や肩を支える様々な部位に負担がかかっています。
そしてさらに体を支えた状態で動くため、腕や足の筋肉やバランス感覚が鍛えられます。
また、はいはいが上手になることで、赤ちゃんの「行きたい」「触りたい」という欲求が満たされ、精神的な発達にも非常に効果的です。
追いかける方も大変ですが、無理のないように楽しみながら取り入れてみてはいかがでしょう。
このように日中にたくさん運動することで、夜の入眠もスムーズになるかもしれませんね。
はいはいで追いかけて捕まえることができたら、「捕まえた!」と言ってぎゅっと抱きしめてあげましょう。
親子のスキンシップとしてもとても楽しい遊びでしょう。
8ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
日々いろいろなものに興味のある赤ちゃん。
新しいくおもちゃを選ぶなら、知育を意識したものにしてみるのはいかがでしょうか。
【コップ重ね】
コップ重ねとは、それぞれ大きさの違うコップが何個もついていて、ひっくり返すと積み重ねて遊ぶことができます。
全部積み重ねたあとは、最後にお人形を乗せて完成、という遊び方です。
まだ積み重ねて遊ぶのは難しいかもしれませんが、このように積み重ねて遊ぶ以外にも、コップを両手に持ってカチカチと鳴らして遊んだり、色ごとに分けて並べたり、様々な遊び方をすることができます。
中には、赤ちゃんの頃に買って幼児期になっても遊んでいる、という子供もいるくらい。
コップの積み重ねで赤ちゃんの手先を器用に、そして組み合わせて遊ぶという発想力やカラフルな色で色彩感覚を育みましょう。
また、まだ積み重ねて遊ぶのが難しいと感じる赤ちゃんとは、ママが積み重ねたタワーを赤ちゃんが壊して遊ぶ、というのもいいかもしれませんね。
高く積み上げた物が自分の力で、形を変える…そんな視覚的な遊びを楽しめますよ。
壊した後のガシャーンという音も、聴覚を刺激し、楽しんでくれるかもしれません。
まとめ
動きがさらに活発になり、手先も上手に動かせるようになる生後8ヶ月の赤ちゃん。
個人差はありますが、はいはいができるようになる赤ちゃんもいます。
そんな成長スピードに喜びと驚きでいっぱいではないでしょうか。
赤ちゃんのさらなる成長と発達のために、ぜひ知育遊びを取り入れてみるのはいかがでしょう。
「知育」と言っても難しいものではなく、遊びながらできることばかりです。
お勉強!と意識せず、月齢と成長に合った知育遊びと知育玩具で、心身の発達を促してあげましょう。