生後8ヶ月の赤ちゃんの離乳食には悩みがいっぱい
生後8ヶ月頃になると、はいはいを始める子も出てくるなど、これまで以上に動きも活発になってくる頃。
たくさん動くとお腹がすくので、これまで食が細かった子も、急に量を食べてくれることもあります。
しかし、それでもなかなか離乳食が進められず、困ってしまうママも。
今回はそんな生後8ヶ月の赤ちゃんの離乳食にまつわる、よくある悩みをまとめました。
それぞれの悩みに対する対処法もまとめたので、参考にしてみてください。
《生後8ヶ月の赤ちゃん》よくある離乳食の悩み
生後8ヶ月の赤ちゃんのいる家庭では、どのような離乳食の悩みを抱えていることが多いでしょうか。
【1.急に食べてくれなくなった】
これまでは順調に離乳食を食べていたのに、急に食べなくなったということもあります。
考えられる原因は、
・お腹が空いていない(ミルクや母乳などでお腹がいっぱい)
・味が苦手
・遊びたい
・眠たい
・食事の時間が苦手
などがあります。
急に食べなくなった、食べムラがあるときは、まず生活リズムを見直してみましょう。
離乳食前の授乳と、離乳食の時間の間隔があまり空いていなければ、母乳やミルクでお腹がいっぱいになっているかもしれませんね。
また、身体をたくさん動かす遊びをすると、自然とお腹が空いてくるもの。
授乳と離乳食の時間を見直すとともに、意識的に身体を動かす遊びやお出かけなどをし、お昼寝なども含めた生活リズムを整えていくと、少しずつ決まった時間にお腹が空くなど、食事のリズムができてきますよ。
その他、食事の時間の雰囲気が苦手で食べなくなったということもあります。
ママは一生懸命食べてもらおうとしているものの、その一生懸命さが赤ちゃんには怖いと感じとられてしまっている可能性も。
楽しい雰囲気で食事をするために、たまにはピクニック気分で外で食べてみたり、いつもとは違うメニューに挑戦してみたりすると、赤ちゃんにも楽しい気分が伝わって食べるようになるかもしれません。
【2.離乳食づくりが大変】
1日に2回食べますし、かつ大人との食事のリズムもずれるので、離乳食づくりが大変だと感じるママもいるでしょう。
離乳食中期のメニューは、舌と上顎でつぶせるくらいの固さ(豆腐くらいの固さ)にするのが目安なので、茹で時間等にも少し時間もかかりやすいですね。
そんな時にはまとめて作って冷凍しておいたり、ベビーフードを活用するのもいいでしょう。
ベビーフードはすぐに食べられるレトルトタイプ、瓶詰タイプのものから、フリーズドライタイプ、粉末・フレークタイプなど離乳食調理を簡単にしてくれるアイテムなどたくさん種類があります。
上手に活用して、離乳食づくりに負担を感じすぎないようにしましょう。
【3.椅子に座っていられない】
動きが活発になると、椅子に座ってじっとしているのを嫌がる子もいます。
しかし、食事は座ってするのが基本ですし、口に食べ物が入ったまま動くのは誤嚥(ごえん)してしまう可能性があるので危険。
座って食べられたら、たくさん褒めてあげてください。
どうしても嫌がる場合は「食事は〇分まで」と制限時間を決め、その時間だけでも座って食べられたら良しとしましょう。
あまり食べなかったからお腹が空かないか心配な時は、次の回の離乳食の量や母乳・ミルクで調節しましょう。
また、動くようになるとベルト付きの椅子でも、器用に抜け出す子もいます。
転落でのケガの危険があるハイチェアの場合は、目を離さないように気を付けてくださいね。
まとめ
個人差はありますが、生後8ヶ月くらいになると活発に動くことが多く、離乳食だけに集中しない子も多いかもしれません。
いろんな事に興味を持ち、活発に動くのは元気である証拠。
目は離さないものの、ママはティータイムで一息つくのもいいでしょう。
離乳食以外でも育児に悩みは尽きませんが、悩むほど真剣に赤ちゃんや子育てと向き合っていることに自信を持ってくださいね。