生後8ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて8ヶ月。
好奇心旺盛な赤ちゃんは、身体的な発達に伴って、さまざまな遊びが楽しめるようになってきています。
生後8か月の赤ちゃんの過ごし方についてみていきましょう。
【生後8ヶ月ってこんな時期】
離乳食も1日2回食べることに慣れ、量も安定して食べられるようになってきているかと思います。
中には好き嫌いが現れ始めた赤ちゃんもいるかもしれませんね。
性格面でも個性が大きく出てきていて、遊びやおもちゃの好みが見られ始めまるかもしれません。
感情を表したり、赤ちゃんの自我の芽生えも感じていることでしょう。
この時期の赤ちゃんの平均的な睡眠時間は1日11時間〜13時間ほど。
しかし、赤ちゃんによって差も大きく、寝つきが深くてなかなか起きない赤ちゃんもいれば、睡眠時間が少なくても機嫌よく過ごせる赤ちゃんもいます。
夜泣きに関してはピークを迎えるという時期でもあり、日中受けた刺激や興奮を思い出しては泣いています。
赤ちゃんが人見知りをして、思い出して泣いているということも。
【8ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後8ヶ月の時期の赤ちゃんの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①赤ちゃんに合わせた睡眠リズム》
赤ちゃんの生活リズムは個人差があります。
育児書や育児サイトの情報はあくまで参考程度にし、睡眠は赤ちゃんに合わせてとるようにしても大丈夫。
眠くて機嫌が悪いようだったら長めにとったり、逆に夜の寝つきが悪くてママが大変なようでしたら、日中の睡眠を短くしたり回数を減らすなどしてみましょう。
《②離乳食は赤ちゃんのペースで》
離乳食の量は、赤ちゃんがなかなか食べないようでしたら、無理に量を増やさず少しずつ与えていきましょう。
もちろん理想の量はありますが、まだ母乳やミルクからも栄養を補っている時期です。
赤ちゃんの体重の増え方をみつつ、様子をみて進めていきましょう。一回に食べる量が少ない時は回数を三回に増やすのも良い方法です。
不安があったら自治体の育児相談などを利用してみても。
産後8ヶ月のママの過ごし方
赤ちゃんのずりばいが盛んになり、ママも常に注意を払う生活が続きます。
赤ちゃんを抱っこしていても重いので、精神的にも身体的にも疲れや不調がみられる時期です。
時々でいいですから、自分の体もいたわってあげたいですね。
【ママが楽になる!産後8ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後8ヶ月のママの過ごし方についてポイントをまとめました。
《①簡単なストレッチをしよう》
ママの肩・腰は赤ちゃんの抱っこでかなり張っている状態。
時々伸ばしたり回してみたり、簡単なストレッチを取り入れることで、肩や腰の張りを予防できます。
もしつらいと感じたら湿布を取り入れたり、パパにマッサージしてもらう、赤ちゃんのお風呂はパパに入れてもらってママはゆったり入るなどして、疲れをためないような工夫をしてみましょう。
《②離乳食のストック》
離乳食が2回となり、意外と負担に感じているママもいることでしょう。
1回に作る離乳食の量を多めにし、小分けに冷凍保存しておくと便利ですよ。
もし大変だと思ったら、市販のベビーフードを活用しても。
栄養バランスが整っているし、初めて食べる食材も取り入れやすいのでおすすめです。
ママの作った手作り離乳食と一緒に、上手に活用していきましょう。
《③イライラの解消》
赤ちゃんの後追いでなかなか家事が出来なかったり、人見知りによってお出かけができなかったり。
ママは育児ストレスが溜まっているかもしれませんね。
赤ちゃんの後追いがストレスになるようでしたら、思い切って家事は後回しにしても。
この時期、赤ちゃんにかかり切りになることは仕方がないことなので、家事は最低限にして赤ちゃんのお世話に専念してしまった方が、ストレスがたまらず過ごせるということもあります。
散歩や読書、テレビ鑑賞など、自分なりのストレス発散方法も見つけられるといいですね。
生後8ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後8ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後8ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・授乳① ※ママは朝食・朝の家事
9:00 離乳食①
9:30 授乳①→午前寝(30分)
10:00 遊び・散歩・買い物・児童館など
13:00 授乳②→昼寝(1~2時間) ※ママの休息・家事
15:00 遊び・散歩・買い物・児童館など
17:00 離乳食②・授乳③→遊び ※夕方の家事
19:00 入浴
20:00 授乳➃→就寝
1:00 授乳⑤
4:00 授乳⑥
生活リズムが整ってきても、赤ちゃんの成長とともに体力もついてくるので、都度変化してくることも。
睡眠の長さや離乳食の時間、授乳の間隔など、赤ちゃんのペースに合わせて調節をしていきましょう。
まとめ
感情表現が豊かになって、日々驚くような成長を見せてくれる赤ちゃん。
活発にもなってきているので、赤ちゃんの安全には十分気を付けていきたいですね。
気が抜けない日々はまだ続きますが、赤ちゃんとの生活を楽しみながら過ごしていきましょう。