生後9ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごそう
はいはいで楽しくおうちの中で遊びまわる、生後9ヶ月の赤ちゃん。
早い子であれば、もうつかまり立ちも始まっているかもしれませんね。
ママはますます目離しができなくなり、おうちにいても気が休まらない日々を送っていることでしょう。
そんな元気な生後9ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごす際は、どんな遊びをすればいいのか、どんな点に注意すればいいのか気になりますよね。
そこで今回は、生後9ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごすポイントや遊びのアイディアについてご紹介します。
【生後9ヶ月】おうちでの過ごし方のポイント
生後9ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごすときは、以下のことを参考にしながら過ごしてみましょう。
【赤ちゃんの過ごし方】
赤ちゃんの成長に合わせて生活リズムを整えていかなければならない時期です。
これまでは、赤ちゃんが眠くなった時に眠る分だけ昼寝をさせていたかもしれませんが、これからはママが意識してお昼寝の間隔を整えていきましょう。
おうちで過ごす日は、1日2回眠っていたお昼寝を、1回にしてみても。ます。
午前中に眠くなり機嫌が悪くなるようでしたら、10分ほど仮眠を取らせ、赤ちゃんを起こしてあげましょう。
午後のお昼寝は、15時以降まで眠らせると夜の寝つきが悪くなることも。
まだぐっすり眠っていたとしても、ママが起こしてあげます。
おうちにいる時こそ、規則正しく生活できるよう意識してみてください。
【おうちでのママの過ごし方】
生後9ヶ月ごろの赤ちゃんは、ママの表情をよく読み取ります。
ママがイライラしていると、赤ちゃんにも伝わってしまい、不安にさせてしまうこともあるのです。
できればママもリラックスしながら、気持ちに余裕を持った生活が送れるといいですね。
しかし、赤ちゃんのお昼寝が少なくなるとママも自分の時間を作りにくくなるということも。
離乳食は3回にもなりますので、おうち時間もますます慌ただしくなることが予想されます。
疲れたな、と思ったら、無理をせず休息を取りましょう。
赤ちゃんが起きている時でも、四六時中赤ちゃんと遊んだり、手作りの離乳食を3食用意したりしなくても大丈夫。
赤ちゃんの機嫌が良いときは一人遊びをしてもらっても構いません。
その代わり、赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間はたっぷりスキンシップを取ってあげてくださいね。
【生後9ヶ月】おうちでの楽しみ方
生後9ヶ月の赤ちゃんは、言葉が話せなくても様々な言葉の意味を吸収していく時期です。
おうちでたっぷり時間がある時こそ、言葉の成長を促すような遊びを心がけていきたいですね。
【絵本を読もう】
絵本を読むことで、言葉の読解力や語彙力が身に付くと言われています。
赤ちゃんのうちから必要なのか?と思うかもしれませんが、絵本からも様々な言葉や情報を吸収していきます。
色んな本を読ませてあげるのもいいですが、同じ絵本を繰り返し読んであげることで、絵本に登場する言葉が定着しやすくなるのでおすすめです。
難しい絵本では、まだ楽しめない時期なので、カラフルな挿絵が多い絵本や、繰り返し言葉や擬音が多く出てくるような絵本を選んであげてください。
絵本の読み聞かせは、言葉の発達だけでなく、ママとのコミュニケーションが取れるというメリットもあります。
【歌を歌おう】
歌を歌うことも、この時期の赤ちゃんにとっては言葉の習得につながります。
たとえば、「キラキラ」「ぐるぐる」などように繰り返し言葉のある曲なら、赤ちゃんも覚えやすいです。
まだ、はっきりと口にすることはできませんが、赤ちゃんの耳にはきっと残っています。
ぜひ、ママの声で歌を歌ってあげましょう。
歌だけでなく、リズムに合わせて体を動かす手遊び歌などもおすすめですよ。
【生後9ヶ月】おうちで過ごす時の注意点
生後9ヶ月の赤ちゃんは、はいはいがますます早くなり、つかまり立ちをする子もいるでしょう。
この時期におうちの中でも気を付けたいのが、衝突と転倒です。
赤ちゃんが広々と遊べるよう、おうちにある家具の配置を見直してみましょう。
テーブルやソファなどを部屋の真ん中に置いている場合は、壁際に寄せてあげるだけでも、赤ちゃんがのびのびと遊ぶことができるようになります。
家具の角にはガードを取り付け、万が一衝突した時にもケガに繋がらないよう注意を。
転倒に備え、床にはカーペットやジョイントマットなどクッションになるものを敷いておくといいですね。
他にも、ヤケドや誤飲などの事故も発生しやすい時期です。
万が一に備え、かかりつけ医や子ども医療電話相談(#8000)などの連絡先を、おうちの見やすい場所にメモをして貼り付けておくのがおすすめです。いざという時に冷静に対処することができます。
まとめ
おうちで過ごしていると、赤ちゃんの成長がよく分かります。
昨日までできなかったことが今日はできるようになっているなど、毎日発見の連続です。
しかし、成長に伴っておうちの中での事故やケガに繋がるような、ヒヤリとする場面も多くなることでしょう。
赤ちゃんがおうち時間を安全に、そして楽しく過ごせるように、環境を整えていきましょう。
ママもストレスが溜まらないように適度に休みつつ、工夫しながら過ごしていけるといいですね。