生後9ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ
生後9ヶ月の赤ちゃんは、早いとつかまり立ちや伝い歩きをし始める子もいます。
つかまり立ちができると言ってもまだまだ不安定なため、少し目を離すと転んで泣いてしまうこともしばしば。
はいはいも上達し、気づくとどこかへ行ってしまうこともあるためママはますます赤ちゃんから目を離せなくなり大忙しですよね。
しかし、ママの真似っこが得意になったり、褒めてあげると嬉しそうな仕草をしたりとますます赤ちゃんとの「やりとり」が楽しめる時期でもあります。
今回は、そんな生後9ヶ月の赤ちゃんと楽しめるおもちゃを選びのポイントと、おすすめのおもちゃについてまとめました。
【生後9ヶ月】おもちゃ選びのポイント
まずは生後9ヶ月の赤ちゃんにどんなおもちゃを選べば良いのか?そのポイントから見ていきましょう。
【ポイント①ママの真似をして楽しめるおもちゃを選ぶ】
生後9ヶ月の赤ちゃんは、拍手やバンザイなど、周りの大人の真似が上手になってきます。
そのため、少し難しいかな?と思うおもちゃでも、ママが繰り返しお手本を見せてあげることで、できるようになることもあります。
赤ちゃんにとってママの真似っこができるようになるということは、とても大きな成長でもあります。
上手に真似ができたら、赤ちゃんを思い切り褒めてあげるようにしましょうね。
【ポイント②赤ちゃんの言葉の発達を促すおもちゃを選ぶ】
生後9ヶ月の赤ちゃんは、まだ言葉を話すことはできなくともしっかりと大人の話す言葉を聞いています。
ママは遊びながらたくさん赤ちゃんに声を掛けたり、歌を歌ってあげて赤ちゃんの言葉の発達を促してあげるようにしましょう。
この時期の赤ちゃんは、普段聴いている様々な言葉を、「言葉のコップ」に溜めています。
コップが言葉でいっぱいになると、発語として溢れ出てくるのです。
そのため、赤ちゃんに自然とたくさん話しかけることのできるようなおもちゃを選ぶと、赤ちゃんの言葉の発達の向上が期待できますよ。
【生後9ヶ月】おすすめのおもちゃ
では具体的にどのようなおもちゃがおすすめか、見ていきましょう。
【おすすめのおもちゃ①手押し車】
赤ちゃんが伝い歩きを始めたら、手押し車がおすすめ。
手押し車というと、昔ながらの木製で、カタカタと音が鳴るものをイメージするママが多いと思います。
しかしそれ以外外にも、プラスチック製のものや知育玩具の要素がプラスされているもの、また音や音楽が流れたりと、様々な種類があります。
木製・プラスチック製それぞれのメリットデメリットがあるので、考慮したうえで最適なものを選ぶようにしましょう。
ただし、手押し車で遊ぶにはそれなりのスペースが必要なうえに、音が階下に響いてしまうこともあります。
集合住宅にお住いの方は、それらも確認してから購入するようにしましょう。
【おすすめのおもちゃ②コップ重ね】
コップ重ねは、大きさの異なるプラスチック製のコップを重ねていくおもちゃです。
大人から見るとシンプルなものですが、大きいものから順に重ねていかないとしっかりと積み上げることができないので、同じ「積む」おもちゃの積み木よりも少し難しいかもしれません。
生後9ヶ月では、ママが作ったタワーを倒したり、コップ同士を打ち付け合って音を出して遊ぶのが主な遊び方です。
積み木と異なりプラスチック製で軽いので出来上がったタワーを思い切り倒しても床がひどく傷つく心配がありません。
まだ赤ちゃんが上手にコップを積み上げることは難しいですが、ママがお手本を見せてあげることで、赤ちゃん自身もコップを積もうと真似をする姿を見られるかもしれませんよ。
また、コップ重ねのコップには、数字やアルファベットが印刷されてあるものもあります。
積み上げて遊ぶ以外に、色や数字、アルファベット、ものの大小の比較などを教えることができるため、1歳を過ぎても長く遊ぶことができるのでおすすめです。
【おすすめのおもちゃ➂ラッパのおもちゃ】
生後9ヶ月の赤ちゃんには、ラッパのおもちゃもおすすめです。
ラッパを吹く感覚がまだつかめないこともあるので、吹くだけでなく吸っても音が出るものにすると楽しめますよ。
初めは手渡しても、何に使うか分からずただかじるだけになると思いますが、ママがお手本を何度も見せてあげることでだんだんできるようになってきます。
音がしっかり出せたら「上手だね~!」と褒めてあげると赤ちゃんも「褒めてもらえる」と感じて嬉しそうにする姿が見られるかもしれません。
口の発育発達にもつながるので、是非取り入れてみてください。
【おすすめのおもちゃ④リズム絵本】
生後9ヶ月の赤ちゃんは、音楽も大好き。
そこでおすすめなのが、リズム絵本。ボタンを押すと童謡や手遊び歌が流れるので、ママと一緒に遊ぶことができます。
手遊びを繰り返していくうちに、赤ちゃんもママと一緒に手を叩いたり簡単な振り付けを真似できるようになりますよ。
音楽で遊ぶのはもちろんのこと、絵本の部分を見せながら「これはワンワンだよ」などと言葉を教えてあげることもできます。
まとめ
生後9ヶ月頃からは、だんだんと大人の言葉を理解しだします。
赤ちゃんが何か上手にできたら、言葉に出して褒めてあげることで自己肯定感の向上にも繋がるのでぜひ実践してみてください。
赤ちゃんが活発に動くこの時期は、特に目が離せない時期でママも大変かもしれませんが、少し肩の力を抜いて赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでくださいね。