新生児の服のサイズと選び方

新生児服のサイズと選び方

新生児服のサイズの目安は?

産まれてくる赤ちゃんのことを考えながら洋服を選ぶのはワクワクしますよね。
しかしいざとなると、赤ちゃんのお世話に必要な洋服や肌着の種類が色々あって、一体何を用意すればよいか悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、新生児服の種類や選び方についてご紹介します。

 

まず、覚えておきたいのが「新生児服のサイズ」です。
一般的には、50~60サイズが新生児服の適正サイズとなります。すぐに大きくなるからと、ワンサイズ上をそろえたくなってしまいますが、この時期のワンサイズはとても大きな差を感じますので、適正サイズを必要数そろえるようにしましょう

 

新生児に必要な服と肌着の種類

新生児に必要な服と肌着の種類をご紹介します。見慣れないベビー服の種類に戸惑ってしまうという場合は、以下を参考に準備してみてください。

 

【新生児服の種類】
まだ外出の機会が少ない新生児の場合は、あまり洋服をそろえる必要はありません。健診時や来客時に備えて2~3枚(寒い時期は5枚)程度用意しておけば充分です。
特に夏場は、汗をかくことも多いため肌着1枚で過ごすことも多くなります。
新生児の服は、主に下記の2種類がおすすめです。

 

・ベビードレス
足元がスカート状になっているベビー服です。ねんね期の新生児は、足をバタバタさせることが少ないので、おむつ替えしやすいベビードレスがおすすめです。

 

・ツーウェイオール
股下のスナップボタンの留め方を変えることによって二股状にもスカート状にもすることができます。

 

【新生児肌着の種類】
新生児は、体温調節機能が未熟なため、たくさん汗をかきます。そのため、肌着はとても重要です。
1日に何度もお着替えしても問題ないように、枚数に余裕をもってそろえると良いでしょう。
目安としては、短肌着5〜6枚、長肌着またはコンビ肌着4~5枚程度あると安心です。ただし、生まれた季節によって組み合わせ方が異なりますので、最初は最低限用意し、徐々に買い足すようにしましょう。

 

・短肌着
上半身だけの短い肌着のことです。袖は半袖で着物のように前で打ち合わせて紐で結ぶタイプが多いです。
肌寒い時期は他の肌着と重ねて着せることもあります。

 

・長肌着
短肌着と同じような形ですが、足元まで長さがあるものを指します。短肌着と重ねて着せることが多いです。

 

・コンビ肌着
短肌着と同じく打ち合わせを紐で結びます。足先は二股に分かれていて、ボタンで留めます。足をバタバタ動かすようになっても裾がめくれにくいようになっています。

 

新生児の服の組み合わせ例

新生児の時期は「短肌着」を基本とし、季節によって重ね着していきましょう。
以下に、季節別の組み合わせ例をご紹介します。

 

【春・秋】
朝晩少し肌寒いこともあるため、短肌着にプラス1枚すると安心です。

 

例① 短肌着+ベビードレス(またはツーウェイオール)
例② 短肌着+長肌着(またはコンビ肌着)

 

【夏】
夏は室内でも寝汗をかいてしまいますので、肌着1枚で過ごさせても問題ないでしょう。

 

例① 短肌着(またはコンビ肌着)
例② 長肌着(またはコンビ肌着)

 

【冬】
寒いからと言って着せすぎには注意が必要です。重ね着をさせて、赤ちゃんの様子を見ながら脱いだり、着たりさせましょう。
室内にいるときは、肌着+ベビードレスで構いませんが、外出する際は、ベストやカーディガン、ポンチョやジャンプスーツなどのアウターを着せ、靴下や帽子などでしっかりと防寒対策をしましょう。

 

例① 短肌着+長肌着(またはコンビ肌着)+ベビードレス
例② 短肌着+長肌着(またはコンビ肌着)+ベビードレス+ベスト(カーディガン)

 

新生児服の選び方のポイント5つ

新生児はとてもお肌がデリケートです。素材や作りを確かめて選びましょう。

 

【選び方①素材】
通気性や吸湿性に優れた綿100%ガーゼ生地などの肌にやさしい素材がおすすめです。特に肌着は、直接肌に触れるものなので、素材に注意して選びましょう。
重ね着によって体温調整しますので1年通して同じ素材でも大丈夫ですが、寒い時期は多少厚めの生地を選ぶのも良いでしょう。

 

【選び方②色】
ミルクの吐き戻しやおむつ汚れが目立つ「白」や淡いピンク、ブルーなどの色がおすすめです。パッと見てすぐに気が付くので、まめに着替えさせることができます。

 

【選び方③縫製】
メーカーによっては縫い代を外側にもってきたり、タグを外側に縫い付けてあったりします。また、タグが服に直接印刷されているものもあります。
赤ちゃんの肌はデリケートなため、タグや縫い代が直接肌に触れないようにするためです。このような配慮がされていると安心ですね。

 

【選び方④デザイン】
まだ首の座らない新生児には、前開きの肌着が着せやすいです。
かぶりタイプもありますが、着せにくく脱がせにくいので、首の座る3ヶ月以降に着せましょう。

 

【選び方⑤丈夫さ】
新生児期は、汚れることが多いため毎日の洗濯にも耐えられる丈夫な生地のものを選びましょう。
ふちのパイピングや紐はほつれやすいので、チェックするのもポイントです。

まとめ

いかがでしたか?
赤ちゃんに会える日を思ってベビー服をそろえるのは楽しいものですが、必要以上に買いすぎないよう賢く準備しましょう。

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

この記事もおすすめ

int(36)

出産祝いを現金で送るのはあり?

出産祝いに現金を贈ってもいいの? 出産祝いは何を贈ったらいいのかお悩みの方の中...

プレママに必要な栄養素

基本は栄養バランスのとれた食生活 普段からバランスよく栄養をとることは大切です...

持ち運びができるベビーベットの選び方

持ち運びができるベビーベットの選び方

持ち運びができるベビーベッドって? 帰省や旅行に行くとき、赤ちゃんが過ごせるベ...

出産時に病院へタクシーで向かう場合

出産のために病院へ…タクシーは使える? 出産を控えたママ。 いざ陣痛が着た時...

つわり時期から仕事で使える制度とは?

つわりが酷くても仕事は続けられる? 女性の社会進出が当たり前となった今、妊娠、...

ママと赤ちゃんにやさしいドリンク 

妊娠中のカフェイン摂取 今までは気軽にコーヒーや紅茶を楽しんでいたのに、妊娠し...

12月生まれの赤ちゃんに人気の名前は?

12月生まれの赤ちゃんの名前 赤ちゃんの誕生月が12月だとわかったら、12月に...

出産するお金がないときの解決策4選

出産するお金がないと不安なママへ 妊娠出産は、新しい命の誕生ですから嬉しいもの...

折りたたみベビーベッドは便利?

折りたたみベビーベッドは便利? 睡眠時間の長い赤ちゃん。 そんな赤ちゃんが快...

プレママ必見マザーズバッグの選び方

プレママ必見!マザーズバッグの選び方

ママが使う「マザーズバッグ」とは マザーズバッグは、赤ちゃんとのお出かけの時に...

赤ちゃん布団のお手入れ方法や頻度は?

赤ちゃんの布団は清潔を保ってあげたい 新陳代謝が良く、汗をかきやすい赤ちゃん。...

助手席でのチャイルドシート使用の注意点

助手席でのチャイルドシート使用の注意点

助手席にチャイルドシートは違法なの? 赤ちゃんと車でお出かけをする際、必ずチャ...

産休中することがなく暇!何する?

産休中することがなくて暇! 無事に産休に入ったけれど、出産まですることがなくて...

名づけについてのQ&A

Q.名前に使用可能な文字は? A.戸籍法50条1項により、人の名前に使える文字...

新生児用布団を選ぶときのポイント

新生児用布団を選ぶときのポイント

新生児には新生児用布団を用意しよう 退院するとすぐに赤ちゃんのねんねスペースが...

出産祝いでリクエストを聞かれたら?

出産祝いでリクエストを聞かれたら? 出産祝いになにが欲しいか、リクエストを聞か...

おしゃれな赤ちゃんの名前~女の子編~

女の子の赤ちゃんの名前の傾向 女の子の赤ちゃんには、かわいらしく誰からも愛され...

秋生まれの出産準備リストは?

秋生まれの出産準備リストはなに? 赤ちゃんを迎えるために必要な出産準備。 出...

プレママへ贈るおすすめプレゼント5選

プレママへ贈るおすすめプレゼント5選

プレママにお祝いを贈りたい! もうすぐ赤ちゃんが生まれるプレママへ、どんなプレ...

「児童手当」ってどんな制度?

児童手当って何? 子育てをしていく上で、国や自治体から受け取れるお金や支援があ...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php