生後12ヶ月の赤ちゃんとお出かけするとき

生後12ヶ月の赤ちゃんとのお出かけ

赤ちゃんによって成長には個人差がありますが、生後12ヶ月頃になると、両手を離して立っちをしたり、1歩、2歩と歩き始める赤ちゃんもいることでしょう。

 

体もたくさん動かしますが、手先もとても器用に動かします。

お出かけ先でも興味を引くものがたくさんあり、つい手を伸ばしてしまうことも。

そんな気を付けなければいけないこともありますが、生後12ヶ月の赤ちゃんのお出かけポイントをしっかり押さえ、楽しい時間を過ごしましょう。

 

生後12ヶ月の赤ちゃんのお出かけ時の持ち物

生後12ヶ月頃の赤ちゃんとのお出かけには、以下のものを持っていきましょう。

 

・水分(ベビーマグに白湯や麦茶を入れる)

・おやつ

・おむつ交換セット(紙おむつ、お尻拭き、おむつ替えシート、使用済みおむつを入れる袋をおむつポーチにまとめる)

・調乳セット(ミルク、哺乳瓶、お湯、母乳育児の場合は授乳ケープ)

・ガーゼタオル

・着替え(1組~2組、体温調節できるカーディガンや季節によってはアウターも)

・お気に入りのおもちゃやおしゃぶり

・除菌アイテム(赤ちゃんが口に入れたものを拭いたり、ママが手を洗えない時感染症予防に便利)

・離乳食セット

 

生後12ヶ月の赤ちゃんの離乳食の準備

お出かけの時間が食事と重なる場合、事前の準備やリサーチが必要です。

 

【①離乳食セットを用意する】

~定番の離乳食セット~

・離乳食1食分(手作り弁当や、レトルトを活用しても)

・スプーンやフォーク(使い慣れたものをケースに入れる)

・食事用スタイ

・ウェットティッシュなど手拭き/口拭き

 

~あると便利な離乳食グッズ~

・使い捨てのランチョンマット

・テーブルチェアやチェアベルト

・離乳食用のハサミ(大人の取り分けをしたい時に)

・テーブルに固定できるおもちゃ(落とさず遊べて便利)

 

≪大人の取り分けができるメニューがあれば便利≫

幼児食に近い食事になってくる頃なので、白いご飯やお魚、お味噌汁、うどん、その他赤ちゃんが食べられるメニューは多くあります。

離乳食用のハサミを持参し、大人の取り分けを赤ちゃんの食事とすることで、外食がうんと楽になりますよ。

お店を選ぶ際は、赤ちゃんが食べられそうなメニューがあるかどうかも基準に選ぶのもいいでしょう。

 

ただし、赤ちゃんがまだ口にしたことのない食事は、お出かけ先では食べないようにしてください。

赤ちゃんにアレルギー症状が発生するケースもあるためです。

 

【②お店の情報をリサーチ】。

お店によっては子連れでは入店できない場合もありますので、事前にしっかりリサーチしておきましょう。

口コミサイトなどを参考にするといいですよ。

 

生後12ヶ月の赤ちゃんのお出かけ時の服装

生後12ヶ月頃の赤ちゃんはよく動き回ります。

そのため、動きやすさを基準に服装を選んであげましょう。

 

基本的に赤ちゃんは汗っかきです。

冬でも暖房が効いている室内では、汗をかいてしまうことがあります。

お出かけ服は、薄着を心がけるようにし、寒いと感じた時はカーディガンやレッグウォーマーなどで調節してあげるといいでしょう。

 

伝い歩きができるようになった赤ちゃんには、ファーストシューズの用意もしてあげてもいいですね。

まだ歩けない赤ちゃんにとっても、靴を履く練習になります。

おうちの中で靴を履く練習をするのもいいですが、日本では靴は外で履くもの。

お出かけの機会を利用して、練習してみてはどうでしょうか。

 

生後12ヶ月の赤ちゃんのお出かけ時の注意点

生後12ヶ月のお出かけでは、以下のポイントに注意しましょう。

 

【転倒に注意】

立っちやあんよができるようになっても、まだ安定はしていません。

バランスを崩して転ぶことはよくあります。

 

赤ちゃんが地面に降りる際には、大きなケガにつながらないよう、大人が側で見守り、必要に応じて手を繋いだり体を支えてあげましょう。

屋外で赤ちゃんが歩きたがるようでも、道路や駐車場などコンクリートの場所は避けましょう。転ぶとケガに繋がります。

初めは、芝生の公園などから遊んでみるのがいいですね。

 

【こまめな水分補給】

授乳回数が減り、卒乳する赤ちゃんもいる時期です。

赤ちゃんは汗をかきやすいですから、意識して水分を取らないと脱水症状を起こす危険性があります。

目に見えるほど汗をかいていないと思っていても、おむつの交換回数が減っているようなら注意が必要です。

必ずベビーマグに水分を持ち歩き、小まめに飲ませるようにしましょう。

 

【事故に注意】

お家とは違う環境のお出かけ先です。

意外なところに危険が潜んでいます。

 

・おむつ交換台からの転落

・遊び場での子ども通しの接触によるケガ

・砂が目に入ったり、石などの誤飲

 

などです。

お出かけ中は、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

 

まとめ

生後12ヶ月の赤ちゃんは、外の世界の色んなことに興味を抱き始めます。その興味の芽を少しずつ育てるためにも、お出かけにどんどん慣れていきましょう。

生活リズムが安定してくるので、レジャーや旅行なども行きやすくなってきていますよ。

 

赤ちゃんとのお出かけを楽しみ、思い出をたくさん作ってくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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