生後3ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選び

生後3ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ

赤ちゃんが生後3ヶ月になると、今まで以上によく笑うようになり、赤ちゃんとのやりとり感も出て育児が楽しめるようになってきたママも多いのではないでしょうか。

生後3ヶ月の赤ちゃんは、情緒面でも身体面でも大きく成長してきます。
特に今までは自分の意思で何かを掴むことができなかった赤ちゃんも、生後3ヶ月頃からだんだんと掴むことができるようになってきます。
また、赤ちゃんの首も座り始める時期なので、赤ちゃんとの遊びの幅も広がって楽しくなってきますよ。

 

そこで今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃについてまとめました。

 

【生後3ヶ月】おもちゃ選びのポイント

では早速、生後3ヶ月の赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントから見ていきましょう。

 

【ポイント①赤ちゃんが持ちやすいものを選ぶ】
生後3ヶ月になると、赤ちゃんは自分の手でおもちゃなどを掴むことができるようになります。
物が掴めるようになったと言っても、まだまだ手先は未発達なので大人のように上手に掴むことはできません。
そのため、この頃からは赤ちゃんの掴みやすい・持ちやすいものを選ぶと良いですよ。

 

・なるべく軽いもの
・凹凸があるあるもの

 

これらのものだと、赤ちゃんの小さな手でもしっかりと掴むことができますよ。

特に、赤ちゃんにとって少し重いものを与えると、持つことはできたとしても顔の上に落として泣いてしまったり、ケガにつながる可能性もあるので注意しましょう。

 

【ポイント②赤ちゃんが口に入れても安心なものを選ぶ】
赤ちゃんがおもちゃを掴むようになると、おもちゃを口に入れるようになります。
赤ちゃんは自分が興味のあるものは口に入れてどのようなものかを確かめるため、この行為は赤ちゃんの立派な成長の証でもあります。
そのため、おもちゃを口に入れるのを止めるのではなく、赤ちゃんが口にしても安心なおもちゃを選ぶようにしましょう。

 

・細かいパーツがついているもの
・角張っていたり、鋭利なもの

 

これらのものは、誤飲や赤ちゃんの口内を傷つける危険があるため避けましょう。

また、木製のおもちゃの場合、塗料がはがれやすくなっています。
赤ちゃんが口にしても安全な塗料が用いられているものを選ぶと安心ですよ。

 

【ポイント③お手入れがしやすいものを選ぶ】
赤ちゃんがおもちゃを口に入れるようになると、気になるのが衛生面ですよね。

布素材やプラスチック素材のものは、汚れても洗ったりふき取ることができるのでおすすめです。
しかし、布素材のものはおもちゃによっては洗濯ができないものもあるので選ぶ際には気を付けましょう。

 

また、哺乳瓶などと一緒に薬液消毒に対応しているおもちゃもあります。
哺乳瓶を使用している場合は、一緒に消毒ができるのでお手軽ですね。

ただし、赤ちゃんはこれからどんどんいろいろなものを口にするようになるので過度に心配する必要はありません。
あまり神経質になりすぎないように、広い心で見守るようにしましょう。

 

【生後3ヶ月】おすすめのおもちゃ

では具体的にどんなおもちゃが良いのか、見ていきましょう。

 

【おすすめのおもちゃ①にぎにぎ】
布製のおもちゃは、軽くて赤ちゃんでも掴みやすく、また柔らかいためケガの心配も少なく赤ちゃんが楽しむことができます。
特にこの時期の赤ちゃんには、にぎにぎと呼ばれるラトルの仲間のおもちゃがおすすめ。

 

にぎにぎは、赤ちゃんが持ちやすいように持ち手の部分が細くなっていて、上部に動物などのモチーフがついています。
内部には鈴などが入っていて、振ればラトルのように優しい音が鳴ります。
握ったり、振ったり、舐めたり、赤ちゃんの五感の発達を促してくれるアイテムです。

 

【おすすめのおもちゃ②オーボール】
オーボールとは、網目状に穴が開いたボールのおもちゃです。
一般的なボールと異なりどの面から持っても穴が開いていて、指をひっかけることで赤ちゃんでも掴みやすくなっています。

柔らかい素材でできているため、赤ちゃんが自分の顔に押し付けも、自分の顔の上に落としたとしても安心です。
赤・青・黄色などの原色をはじめとしたカラフルな色展開で、まだ色の識別があまり得意でない赤ちゃんでも楽しめますよ。

 

【おすすめのおもちゃ➂ミニメリー】
ミニメリーとは、ベビーカーやチャイルドシートに取り付けることのできるおもちゃ。

生後3ヶ月になると、赤ちゃんと一緒に外出する機会が増えてくると思います。
赤ちゃんによっては家と異なる環境で、退屈をしてしまったり泣き出してしまう子も少なくありません。

 

ミニメリーをベビーカーやチャイルドシートに取り付けることで、振動に合わせてマスコットがゆらゆらと揺れるのを楽しむことができます。

ぐずっていた赤ちゃんも泣き止んでくれるかもしれませんね。
布製のものを選べば、赤ちゃんが触って遊んでも安心です。
クリップやマジックテープで簡単に取り付けられるものを選ぶと、使用場所を変えたい時にもサッと付け替えることができますよ。

 

まとめ

だんだんと赤ちゃんとの生活にも慣れてきて、育児にも少しだけ余裕が出てくるママもいるのではないでしょうか。
生後3ヶ月になると、声を出してケラケラと笑う子も増えてきてとても可愛いですよね。
だんだんと、赤ちゃんにも「お気に入り」のおもちゃが出てきます。
赤ちゃんと一緒にお買い物に出かけて、おもちゃ選びを楽しんでみてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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