授乳・離乳食
生後7ヶ月になったら、離乳食の回数を増やして内容も変えていきましょう。 母乳やミルクの量は、1日に4~5回で4~5時間くらいの間隔になります。
離乳食には個人差がありますので、赤ちゃんの様子を見ながら無理せず進めていきます。赤ちゃんが母乳やミルクを欲しがるようなら、離乳食後であれば、我慢させずに飲ませてあげて構いません。
離乳食は、舌でつぶせるくらいの固さが目安です。 1回の量は、穀類が50~80g、魚や肉は10~15g、野菜や果物は20~30gが目安です。炭水化物やたんぱく質、ビタミン類など栄養バランスも考えてバラエティに富んだ離乳食を作るよう心がけましょう。なるべく素材の味を活かし、赤ちゃんが1回に食べきれる量を作るようにします。
大人の食事を取り分けたり、時間のある時にまとめて作って1回分ずつ小分けにしてフリージングする、市販のベビーフードを使用するなど工夫するようにしましょう。
服装
生後7ヶ月になると、「おすわり」や「ずりばい」ができるようになるころですので、動きに合ったボディシャツやカバーオールなどを着せましょう。この頃は、上下別々になっている「セパレートタイプ」の服を試すのも良い時期です。動きが活発になるため、カバーオールなどつなぎタイプの洋服だと、お着替えの際にボタンを留めるのが大変になってきます。
赤ちゃんが機嫌よく過ごせる服装であるか、見守りながら着せる洋服を決めるとよいでしょう。
睡眠時間
生後7ヶ月は、お昼寝と合わせて、1日11~13時間睡眠をとるようになりますが、急に夜泣きが激しくなったり、寝ぐずりをし始めたり、睡眠の変化が起きやすい時期でもあります。寝つき方もそれぞれ大きく違ってきて、寝つきのいい子やなかなか寝つけない子、指しゃぶりや抱っこが必要な子など個性も出てくる頃です。
夜泣きは、成長と共になくなっていきますが、毎日の夜泣きによる睡眠不足はママにとっても負担になります。夜泣きの原因は、環境の変化や体調、日中に受けた刺激など様々なことが関係していると言われています。お昼寝の時間が長くなり過ぎないよう調節したり、眠る前にテレビや携帯電話などの強い刺激を避け、部屋を暗くし静かに過ごしたりするなど注意すると良いでしょう。
また、規則正しい生活リズムに整えてあげることも大切です。毎日決まった時間に寝起きすることで、自然と体内時計が作られてきます。睡眠やお出かけ、食事のタイミングなど、毎日同じリズムで行うよう心がけましょう。