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生後7ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ
赤ちゃんと日々、親子のコミュニケーションを楽しんでいますか?
生後7ヶ月になると、お座りができ始めたり離乳食が進んだりとさらに成長を感じることでしょう。
成長に伴い、関わり方やお世話する方法も少し変化していく頃かもしれませんね。
そんな変化や成長の一つに「言葉」があります。
赤ちゃんが何か話そうとしている姿も、とても可愛らしいですよね。
生後7ヶ月の赤ちゃんはどのように言葉が発達しているのでしょうか。
今回は生後7ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達や、言葉がけ例などについてまとめてみました。
生後7ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達
生後7ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達について、みていきましょう。
【言葉の発達の段階】
まず、赤ちゃんの言葉はこのような順で発達していくと言われています。
①言葉を聞く
②言葉に反応して声を発する
③言葉が分かるようになる
④言葉を話す
生後7ヶ月の場合だと、①の「言葉を聞く」や②の「言葉に反応して声を発する」の段階に進んでいるのではないでしょうか。
ただし言葉の発達には個人差が大きいので、あまり成長が感じられなくても心配する必要はありません。
【喃語(なんご)がもっと上手になる】
喃語とは「アーウー」や「バ・バ」のような複数の音のこと。
少し前から喃語が話せる赤ちゃんは、さらに正確な音を発することができたり、音の数が増えていたりすることでしょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要?
さらなる成長を見せてくれる赤ちゃん。
生後7ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要でしょうか。
もちろん、今の時期もできるだけたくさん言葉がけを意識するのが良いでしょう。
赤ちゃんは、ママやパパの言葉を一生懸命に聞こうとしています。
その言葉を理解して、話せるようになるまでの練習期間ですので、引き続き言葉がけを取り入れていきましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの方法
続けて、生後7ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの方法について解説していきます。
【仕草や体の動きと連動させる】
生後7ヶ月になると、お座りができるようになったり寝返りを繰り返したり、体の成長も大きく見られるようになるでしょう。
ただ単に言葉がけするよりも、仕草や体の動きと連動させると赤ちゃんは楽しく言葉を理解しようとします。
例えば「はい、どうぞ」と言ったおもちゃのやりとりをしたり、「ゴローン」と言いながら一緒に寝っ転がってみたり。
「言葉がけ」というと、わざわざ時間を作らないといけないと思う方もいるかもしれませんが、日常の動作を言葉で表してみるだけで十分です。
日常の中で無理なく取り入れてみてください。
【読み聞かせや童謡を歌う】
赤ちゃん用の読み聞かせ絵本や童謡など、たくさん見かけるのではないでしょうか。
読み聞かせや歌はどちらも、言葉の発達にも大きな影響を与えると言われています。
ママが読みたいもの歌いたいものなどなんでも良いので、遊びの時間に取り入れてみましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例
生後7ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの例について、ご紹介いたします。
【気持ちを表してみよう】
赤ちゃんが今どんな気持ちなのか知りたい、という方は多いのではないでしょうか。
生後7ヶ月になると感情表現も豊かになり、ちょっとずつ赤ちゃんの気持ちが分かってくるようになるかもしれませんね。
赤ちゃんも同じように、ママやパパの気持ちを知りたいはず。
楽しい時は「楽しいね」。悲しい時は「悲しいね」など、赤ちゃんに気持ちを教えてあげましょう。
【どうぞ、ちょうだい】
お座りができるようになると、両手を使った遊びを取り入れることができます。
また、コミュニケーションの一つとして、おもちゃをあげたり渡したりという遊びは大切です。
おもちゃをママの両手に乗せて「どうぞ」と言って渡したり、反対に赤ちゃんの両手に乗せて「ちょうだい」と言ったり。
最初は思うようにできないことも多いですが、そのうち赤ちゃんも真似ができるようになるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
赤ちゃんに言葉がけする際の注意点
最後に、赤ちゃんに言葉がけする際の注意点について解説いたします。
【目を合わせて優しく】
赤ちゃんに言葉がけする際には、できるだけ目を合わせて優しい口調を意識するようにしましょう。
怒ったりイライラしたりしていると、赤ちゃんにも伝わってきます。
その状態で言葉がけしても、赤ちゃんにはあまり良い影響はないかもしれません。
【まだ喃語がない場合】
お友達の赤ちゃんは喃語をたくさん話しているのに、わが子はまだ、ということもあるかもしれません。
赤ちゃんの言葉には個人差が大きいので、発達段階で心配する必要はないでしょう。
比べるよりも、ちょっとずつ成長していく姿をしっかりと応援してあげましょう。
まとめ
赤ちゃんの日々の成長はとても嬉しいものですよね。
言葉に関しては、急におしゃべりを始めるわけではないので、成長をそこまで感じられない場合もあるかもしれません。
ですが、赤ちゃんの口元をみてみると、おしゃべりの練習をしていることが分かるでしょう。
たくさん言葉がけをして、赤ちゃんの言葉の発達を促してあげましょう。