生後10ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ
生後10ヶ月の赤ちゃんは、早いと「ママ」「ワンワン」などの言葉が出だす子もいる時期。
まだ話さない赤ちゃんも、ママがたくさん話しかけながら遊んであげることで、どんどん言葉を覚えていきますよ。
今回は、そんな生後10ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃについてまとめました。
【生後10ヶ月】おもちゃ選びのポイント
生後10ヶ月の赤ちゃんへおもちゃを選ぶ時のポイントから見ていきましょう。
【ポイント①発達を促すおもちゃを選ぶ】
1歳近くなり、身体もしっかりしてきた赤ちゃんの中には、単語を話し始める子もちらほら出てくる頃。
大人の言っていることがなんとなく理解できるようになる子もいます。
そのため、赤ちゃんの言葉の発達をサポートしてくれるおもちゃを取り入れてみるのもおすすめです。
また、指先も器用になってくるので、楽しく指先を使う練習になるおもちゃを選ぶのもいいですね。
ただし、言葉も体も発達は個人差がとても大きいところなので、焦らず、あくまで遊びの延長として楽しめるものにしましょう。
【ポイント②「達成感」を感じられるおもちゃを選ぶ】
「できた!」という達成感は、赤ちゃんの自己肯定感を向上させることができます。
そのため、少しだけ難易度がありつつ、難しすぎないおもちゃを選ぶこともポイント。
ちょっとした挑戦が、赤ちゃんの好奇心を引き、楽しく遊んでくれますよ。
赤ちゃんが難しそうにしている時は、ばれないようにそっと手を貸してあげても良いかもしれません。
上手に遊べた、難しいことに挑戦できた後は「頑張ったね!」とたくさん褒めてあげましょう。
【生後10ヶ月】おすすめのおもちゃ
では具体的にどのようなおもちゃがおすすめか、見ていきましょう。
【おすすめおもちゃ①リモコンや携帯電話のおもちゃ】
手先が徐々に器用になってくる時期なので、リモコンや携帯電話のおもちゃがおすすめです。
ボタンを押すと音が出たり、光ったりするのが楽しくて、ついつい遊びに夢中になってしまう子も。
また、ママの行動をよく観察し、真似をする時期でもあるので、リモコンや携帯電話のおもちゃを耳にあてて、「もしもーし」とするしぐさが見られるかもしれませんよ。
まだ言葉という言葉にはなりませんが、上手にボタンを押したりお話したりすることができたら、いっぱい褒めてあげましょう。
赤ちゃんに「できた!」という達成感を覚えてもらうことで、自信にもつながります。
手先の発達だけでなく、言葉の発達にもつながるでしょう。
【おすすめおもちゃ②言葉カード】
生後10ヶ月の赤ちゃんは、言葉を覚えるために大人が話す言葉を脳内に貯めている時期。
そこでおすすめなのが、言葉カード。表面にイラスト、裏面にイラストの名称が印刷されているものです。
動物や食べ物など、赤ちゃんが興味を持ちやすいイラストのものを選ぶと良いですよ。
カードに穴が開いていて、リングに通して使用するものだと、外出時にもバラバラにならずに便利です。
「これは、ワンワンだよ」「これは、バナナだよ」と、優しく声をかけてあげましょう。
指をさしながら教えてあげると、赤ちゃんの指さしにも繋がります。
特に食べ物などは、実物とカードを同じタイミングで見せてあげやすいですよね。
イラストと実物、そしてママの言葉で教えてあげると、赤ちゃんも日常の中でも言葉をイメージしやすくなるかもしれません。
言葉カードは紙製のため、赤ちゃんが舐めたり折り曲げてしまうことが心配かもしれません。
少し手間はかかりますが、ラミネートで補強しておくと、多少の力や水分には強くなるのでおすすめです。
【おすすめおもちゃ➂ルーピング】
ルーピングとは、「ビーズコースター」とも呼ばれる知育玩具の一種。
ワイヤーに通されたビーズを動かして遊ぶもので、もう少し低い月齢からも遊べますが、指先が器用になってきた生後10ヶ月頃にはぴったりのおもちゃです。
ワイヤーがくねくねと曲がっていたり、1回転していたりと複雑な動きも必要となるため、手指の発達に役立ちますよ。
手指の発達以外にも、ルーピングはカラフルな色のものが多いため、赤ちゃんの色彩感覚の向上も期待できます。
一緒に遊びながら、「これは赤だよ」「これは青だよ」と声をかけながら色を教えてあげるのも良いですね。
ルーピングのおもちゃには様々なものがありますが、あまり軽すぎる物を選ぶと、赤ちゃんが持ち上げてしまい上手に遊べないこともあります。
比較的重さのあるものを選ぶようにすると、ルーピングそのものが動くストレスが減り、集中して遊べますよ。
まとめ
ついこの前生まれた赤ちゃんが、言葉を話したり理解するようになるととても嬉しいですよね。
この時期の赤ちゃんは、身体面でも情緒面でも日を増すごとに成長しています。
楽しく遊びながら、その成長を見守ってあげてくださいね。