生後12ヶ月の赤ちゃんとの遊び
ついに1歳になり、成長を感じているパパも多いのではないでしょうか。
この一年で赤ちゃんはできることがたくさん増えましたね。
もちろん、この成長はさらに今後も続きます。
さらに成長や発達を促せるよう、日々の中で触れ合いや遊びをこれからも積極的に取り入れていきましょう。
普段忙しいパパもぜひ、休日には赤ちゃんとの時間を作ってあげたいですね。
今回は生後12ヶ月の赤ちゃんとパパとの触れ合いや遊びについて解説していきます。
生後12ヶ月の赤ちゃんとパパの遊び
1歳が近づくと、運動面で著しい成長が見られるかもしれません。
つかまり立ちから少しの間は一人で立てるようになったり、数歩なら歩けたりする赤ちゃんもいるかもしれませんね。
遊びの幅もさらに広がるので、レベルアップした新しい遊びやちょっとダイナミックな動きも取り入れて楽しみましょう。
【立ってしゃがんで】
一人で立てるようになった時期におすすめの遊びです。
パパは赤ちゃんと向かい合い、両手をつないで立ったりしゃがんだりしてみましょう。
赤ちゃんの好きな曲をかけながら、リズムに合わせて行うとさらに楽しめますよ。
楽しいだけではなく、脚と腰の筋力をアップさせることができます。
立ったりしゃがんだりする運動は、いわゆるスクワットと言われています。
大人だけで何度もスクワットをするのはキツいですが、赤ちゃんとなら楽しくできそうですね。
【よちよち歩きの真似っこ】
1歳になると歩き始める赤ちゃんもいますが、個人差がありますのでまだ歩き始めなくても焦る必要はありません。
それでも、歩く練習をしておきたいと感じる方におすすめの遊びです。
パパは少し足を開いて立ち、すぐ前に赤ちゃんを立たせます。
赤ちゃんの両脇をしっかり持って、「いっちに、いっちに」と言いながらゆっくり歩く真似をしてみましょう。
歩けるようになると見える景色に、赤ちゃんは楽しくなりますよ。
慣れて余裕が出てきたら、「向こうのお部屋まで行ってみよう」など、目的地を決めるのも良いでしょう。
パパの足の上に赤ちゃんの足を乗せて、手を掴んで歩かせてもいいかもしれませんね。
ただし、肘内障の危険もあるので、急に腕を強く引っ張らないように気を付けて遊びましょう。
【新聞紙をくしゃくしゃ丸めてみよう】
赤ちゃんはいたずら遊びも大好き。
大事な紙をくしゃくしゃにされると困りますが、読み終わった新聞紙なら大丈夫ですよね。
新聞紙をくしゃくしゃに丸めて、ボールのようにして目標物に当てたり、ポーンと上に投げたりして遊びましょう。
ビリビリと自分で破く赤ちゃんもいるかもしれません。
新聞紙の音や感触の変化をぜひ一緒に楽しみましょう。
生後12ヶ月の赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ
1歳のお誕生日プレゼントとして、新しいおもちゃを考えている方も多いかもしれません。
せっかく選ぶなら、赤ちゃんの成長に合ったおもちゃが良いですよね。
生後12ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをご紹介いたします。
【赤ちゃん用の粘土】
粘土は自由に好きなものを作ることができる定番のおもちゃですよね。
赤ちゃんはまだ何か作ると言うのは難しいですが、偶然できた形が何かに見えることもあるかもしれません。
パパが見本として、赤ちゃんの好きな動物などを作って見せるのも良いですね。
粘土遊びは手のひら全体を使うので、指や手の力を鍛えることができます。
赤ちゃん用の安全な粘土を使って、握ったりちぎったり思う存分に遊びましょう。
【パズル】
パズルは記憶力や集中力などを養うのにぴったりの知育おもちゃです。
最初は何をするものなのか認識するのが難しいので、まずはパパと一緒に遊んでみましょう。
赤ちゃんが好きなもの、例えば動物や乗り物、食べ物などをモチーフにしたパズルがおすすめです。
種類によっては難しすぎるものもあるので、赤ちゃん用の簡単なパズルから始めてくださいね。
1ピースずつ、はめることができたら「すごいね」「できたね」など、赤ちゃんが喜ぶような声かけをしてあげましょう。
生後12ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際の注意点
生後12ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
【まだまだできないこともある】
1歳になると、たくさんできることが増えますね。
ですがまだまだできないこともあります。
成長や発達を促したいからといって、無理な動きのある遊びをするのは控えましょう。
ハラハラドキドキするような遊びばかりだと、見守るのも大変ですよね。
パパと赤ちゃんが楽しめることがもっとも大切なので、成長に合わせた遊びを取り入れて無理をしないようにしましょう。
【転倒に注意】
つたい歩きやつかまり立ちから、一人で歩けるようになる赤ちゃんもいる月齢です。
目を離すと、好きな場所にあちこち自分で行こうとするようになるでしょう。
パパと遊んでいる最中に楽しくていつもより動き回ろうとする場合もあるかもしれません。
赤ちゃんが転倒しないように注意し、周りに危ないものがないか遊ぶ前に確認しておきましょう。
【誤飲・誤嚥に注意】
生後12ヶ月と言っても、まだ何でも口に入れてしまう時期です。
誤飲や誤嚥に注意し、目を離さないように注意してくださいね。
まとめ
1歳のお誕生日を迎える赤ちゃん。
これからもさらに成長していきます。
そんな姿が嬉しくもあり、一瞬が大切な気持ちになりますよね。
「赤ちゃん」と呼ぶ時期も卒業が近づくと、少し寂しくなるかもしれませんね。
赤ちゃんの時期は今だけなので、日々触れ合いや遊びの時間を作るようにしましょう。