生後1ヶ月の赤ちゃんのお世話

生後1ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント

赤ちゃんがいる生活にも少しずつ慣れてくる生後1ヶ月。

だんだんと肉付きがよくなってきた、ぽちゃぽちゃとしてきた赤ちゃんはとても愛おしく、お世話をしていてもその姿に癒されますよね。

 

生後1ヶ月を過ぎると、里帰り先からパパの待つ我が家へ戻るママも増えてきます。

今まではサポートしてくれる人がいたけれど、これから日中は赤ちゃんと2人きり。不安もあり、楽しみでもありますね。

 

そこで今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについて、以下で詳しくまとめました。

 

【生後1ヶ月】赤ちゃんへの授乳

【母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与える】

生後1ヶ月の赤ちゃんの母乳の授乳回数の目安は2~4時間に1回ほどです。

 

しかし、実際は1時間ごとや、それ以上に頻回に母乳を欲しがる赤ちゃんもいます。

生後1ヶ月の赤ちゃんには、欲しがるだけ母乳を与えるようにしましょう。

また、ミルクの場合はメーカーの指示の分量と回数を目安にあげましょう。

 

【夜は無理に起こす必要はない】

生後1ヶ月になると、生後0ヶ月の時に比べて夜の授乳回数が減る赤ちゃんもいます。

赤ちゃんによっては、4~5時間ほどまとめて眠る子もいるため、起こして授乳をするべきか迷うママもいるかもしれません。

しかし、赤ちゃんの体重がしっかりと増えていれば無理に起こす必要はありませんよ。

 

【おっぱいトラブルに注意】

ママのおっぱいトラブルにも注意が必要です。

特に乳腺炎は、おっぱいの痛みに加えて高熱が出るなどママにとっては非常に辛いものです。

おっぱいにしこりを見つけたり、熱を持つようになったら早めに母乳外来などに相談すると重症化を防げます。

 

【生後1ヶ月】赤ちゃんのおむつ交換

【おむつ交換のタイミング】

生後1ヶ月の赤ちゃんのおむつ交換は、1日に10回以上。

赤ちゃんがうんちをした時や、授乳やお風呂など他のお世話のタイミングと合わせて交換することで、交換し忘れを防げます。

 

【おむつのサイズアップの時期】

生後1ヶ月になると、おむつは新生児サイズからSサイズにサイズアップする赤ちゃんも多いです。

メーカーによって、同じSサイズでもサイズ感が異なるので、赤ちゃんに合ったものを試してみてくださいね。

 

【足を持ち上げ過ぎないように注意】

おむつ交換の際、赤ちゃんの足を高く持ち上げてしまうことで、股関節脱臼につながる危険があります。

おむつ交換は、足を高く持ち上げるのではなく、腰の下に手を入れて少しお尻を持ち上げるようにしましょう。

 

【生後1ヶ月】赤ちゃんのお風呂

【沐浴を続けてもOK】

生後1ヶ月の赤ちゃんは、大人と同じお風呂に入ることができます。

しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんと2人でお風呂に入るのは意外と大変なもの。

一緒にお風呂に入ることが難しい場合は、沐浴を続けても構いません。

ママのやりやすい方法で赤ちゃんをお風呂に入れてあげてくださいね。

 

【脱衣所にはお世話セットの用意を】

赤ちゃんと2人でお風呂に入る場合、冬場は脱衣所をしっかりと暖めておきましょう。

座布団などにバスタオルを敷き、その横に着替えを広げて置いておけばサッと服を着せられます。

綿棒や保湿剤などのお世話グッズも手の届くところに置いてくようにしましょう。

 

【生後1ヶ月】赤ちゃんとの遊び方

【おもちゃを使って追視の練習】

生後1ヶ月頃から、動くものを目で追う「追視」が始まります。

しかし、この時期はまだゆっくりとした、近くのものしか目で追うことはできません。

はっきりとした色や形のおもちゃを使って、遊びながら追視の練習をしてあげると赤ちゃんの発達が促されます。

 

【ふれあい遊び】

赤ちゃんのお腹や足などをツンツンとつつきながら声をかけてあげるだけでも、生後1ヶ月の赤ちゃんにとっては十分な刺激であり、遊びでもあります。

おむつ交換などのお世話の際にも、赤ちゃんとたくさんスキンシップを取って親子の絆を深めましょう。

 

【生後1ヶ月】赤ちゃんの服装

【大人と同じ枚数を着せよう】

生後1ヶ月の赤ちゃんは、生後0ヶ月の頃と同様に体温調節機能が未熟です。

そのため、基本的には大人と同じ服の枚数で過ごすようにしましょう。

 

【室内では裸足で】

赤ちゃんは、足の裏で体温調節をしているため、その機能を阻害してしまう靴下は不要です。

基本的には裸足で過ごして、冬の屋外のみ靴下を履かせるようにしましょう。

 

【生後1ヶ月】お世話の注意点

【窒息に注意】

生後1ヶ月の赤ちゃんの事故でもっとも多いのが窒息事故です。

生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ自分の意思でものを掴んだり、寝返りをうつことができません。

顔にぬいぐるみや布団などがかかってしまい、そのまま窒息してしまう事例は多くあります。

 

赤ちゃんの窒息事故を防ぐために、

 

・ベビーベッドには何も置かない

・(できる限り)大人と同じ布団では寝ない

 

などの点に注意するようにしましょう。

 

まとめ

赤ちゃんとの新生活は、その可愛さを堪能している暇もないほどお世話で大忙し。

出産の疲れが取れないまま、無理をしているママもいると思います。

しかし、子育てはこれからずっと続きます。そのためにも、ママの心と体の休憩も必要です。

ママだけでなく、パパにとっても大切な赤ちゃんなので、2人で協力し合って赤ちゃんのお世話をしていきましょう。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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