生後5ヶ月の赤ちゃんとの遊び
生後5ヶ月になると、新生児の頃に比べると大変大きくなったと感じられることでしょう。
個人差はありますが、生後5ヶ月では首がすわる子も多く、早い子では寝返りができるようになります。
寝返りを繰り返して移動することもできるようになるので、仰向けで寝ていた頃よりも行動範囲が広がります。
そんな成長の著しい生後5ヶ月の赤ちゃんと、パパも遊べていますか?
パパが赤ちゃんと遊ぶことによって、情緒が安定し親子の絆が深まります。
また、赤ちゃんの心と体の発達に良い影響をもたらしてくれると言われています。
ただ、赤ちゃんと遊ぼうと思ってもどのように遊んだら良いのか分からない方も多いかもしれません。
そこで今回は、生後5ヶ月の赤ちゃんとの遊びについて詳しく解説してきます。
生後5ヶ月の赤ちゃんとパパの遊び
生後5ヶ月の赤ちゃんは寝返りだけではなく、手先や視力の発達も著しい時期です。
今までぼんやりとしか見えていなかった物が認識できるようになり、興味のあるものを自分で掴めるようになります。
そんな好奇心いっぱいの赤ちゃんとぜひ、パパも一緒に楽しく遊んでみましょう。
【膝に乗せてお出かけ】
お出かけといっても本当にお出かけするのではなく、パパの膝を車に見立てて遊ぶ方法です。
赤ちゃんの両脇をしっかり持ち、パパの膝の上に座らせましょう。
パパが運転しているイメージで「今から出発するよ」から始めて、「右に曲がります」「止まるよ」と言いながら前後左右にゆっくり傾いてみましょう。
最初はドキドキするかもしれませんが、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ傾きや動きを大きくしても良いでしょう。
その際は赤ちゃんが膝から落下しないように、両脇をしっかり持って無理のないように注意しましょう。
【うつ伏せ飛行機】
うつ伏せで見える景色が新鮮で、仰向けよりもうつ伏せの方が楽しいと感じる赤ちゃんも多いかもしれません。
そこで、体のバランスや背筋を鍛えるのにおすすめの「うつ伏せ飛行機」という遊びをしてみましょう。
赤ちゃんがうつ伏せの状態になったら、両手を軽く持ち上げ左右に広げます。
体を少し反らせて、飛行機が飛んでいるイメージで「飛行機ブーン」と言いながら遊びます。
赤ちゃんが自然とできるようになったら、パパも横で真似して遊んでみるのも良いでしょう。
【寝返りの練習を楽しく】
赤ちゃんが体をねじるような動きをしていたら、寝返りができるようにサポートしてあげるのも良いでしょう。
赤ちゃんが体をねじろうとすると足が交差するので、お尻を軽く持ってあげるとそのまま寝返りができることも。
無理にするのではなく、赤ちゃんの動きに合わせて行うと良いでしょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ
色々な物に興味の出てくる赤ちゃん。
生後5ヶ月ではどのようなおもちゃ遊びが良いのでしょうか。
【おきあがりこぼし】
昔からある伝統的な赤ちゃんのおもちゃ、おきあがりこぼし。
パパも赤ちゃんの時に、もしかしたら遊んでいるかもしれませんね。
コロンとした形状が特徴で、倒しても起き上がってくる動きに赤ちゃんはきっと大喜びです。
赤ちゃんがうつ伏せの状態になると、触ったり倒したりして遊ぶことができます。
おきあがりこぼしが赤ちゃんの頭に当たらないように注意しながら、上手に遊べるように促してあげましょう。
【お歌絵本】
生後5ヶ月になると、赤ちゃんは声に表れる感情の違いを認識できるようになると言われています。
怒った声で歌ったら嫌がって泣いたり、嬉しい声で歌ったらハッピーな気持ちになって喜んだりすることも。
ですが、赤ちゃんにどんな歌を歌ったら良いのか最初は戸惑う方も多いかもしれません。
赤ちゃん向けの歌が載っている絵本や、押すと曲が流れる絵本などでまずは試してみると良いでしょう。
パパの歌声は赤ちゃんが喜ぶだけではなく、パパのストレス解消になるかもしれませんよ。
生後5ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際の注意点
生後5ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際は、どのような点に注意したら良いのでしょうか。
【無理に押しつけない】
生後5ヶ月になると、体の発達から今までにない動きを見せることがあるでしょう。
ですが、もっと成長を促したいからといって、遊びの中で無理のある動きをさせないようにしましょう。
遊びは赤ちゃんの「やりたい」という気持ちを優先して、パパの好みや「こんな遊びをしたい」という気持ちを押し付けないようにしましょう。
【どんな遊びでもまずはゆっくり優しく】
赤ちゃんの体つきがしっかりしてくると、今までよりもダイナミックな動きをさせたくなるパパも多いかもしれません。
ですが、赤ちゃんの体は未発達の状態です。
しっかりしているように見えても、まだ体のバランスが取れない場合もあるかもしれません。
どんな遊びでもまずはゆっくり優しく始めて、赤ちゃんの様子を見ながら遊ぶようにしましょう。
まとめ
楽しい赤ちゃんとの遊びの時間。
赤ちゃんの起きている時間が長くなって、パパと触れ合う時間も以前より作ることができているのではないでしょうか。
成長をさらに感じ、色々な動きをさせたくなる時期かもしれません。
赤ちゃんの無理のないよう、楽しく遊んでくださいね。