生後6ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
寝てばかりだった赤ちゃんも大きく成長し、日に日にできることが増えていることでしょう。
そんな赤ちゃんの発達をさらに促すために、知育遊びを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ハーフバースデーを迎え、赤ちゃん期が一区切り。
もっと遊びを取り入れたい。赤ちゃんの発達を促したい。
など、「こんな風に育てたい」というママの気持ちも出てくる頃かもしれません。
知育には赤ちゃんの発達を促し、自ら考える力を育てるという効果があります。
これからもっとすくすく育って欲しい、赤ちゃんに効果的な遊びを取り入れたい、という方はぜひ知育遊びを始めてみてください。
今回は生後6ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめの知育玩具をご紹介いたします。
生後6ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
生後6ヶ月になると、赤ちゃんはさらにいろいろな物への関心や興味が高まります。
そんな赤ちゃんの好奇心をくすぐる、楽しい知育遊びを取り入れてみましょう。
【おもちゃをかくれんぼ】
手を使った「いないいないばあ」の応用で、今度は顔を隠すのではなく、ハンカチやタオルを使ってお気に入りのおもちゃなどを隠してみましょう。
隠したら「あれっ、どこにいったかな?」「探して探して!」などと声をかけ、かくれんぼしているおもちゃを一緒に探しましょう。
そして、おもちゃを隠しているハンカチを触り「ここかな?」と注目させます。
赤ちゃんがハンカチを取るように促し、見つけたら「見つけたね!」といっぱい喜びましょう。
とても単純な遊びのように見えますが、赤ちゃんはキャッキャッと大はしゃぎ。
遊びとしても楽しいですが、このかくれんぼは赤ちゃんの短期記憶の力を促すのに効果的です。
生まれてすぐは「見えなくなる」という認識ができないため、あったものが見えなくなった場合、すべて消えたと思ってしまうそうです。
それが成長に伴い、一時的に物事を覚えるという短期記憶の力が発達し、「いないいないばあ」や「かくれんぼ」が成立するのです。
この遊びで短期記憶の他に、どこにあるのか予測する力、ここかな?という期待する力の発達を促し、脳の刺激にとても役立つと言われています。
【コロコロキャッチボール】
赤ちゃん用のボールなどを使って、コロコロ転がしてキャッチボールしてみましょう。
まずはママが赤ちゃんの方に向かって、「コロコロ転がすよ」と声をかけ、赤ちゃんの手に届く位置まで転がします。
すると、赤ちゃんはそれをキャッチすることができるようになります。
赤ちゃんはママの真似をするのも好きなので、慣れてきたら今度は赤ちゃんがボールを返そうとすることもあるかもしれません。
まだ難しいかもしれませんが、「ママの方に転がしてみて」などと声かけをして挑戦してみましょう。
このようなキャッチボールでは、赤ちゃんの運動能力の発達を促すだけではなく、ママとのコミュニケーションとしても楽しむことができます。
ただしひとり座りがまだ安定していない時期なので、座った状態でボール遊びをしている場合は、ボールを取ろうと手を伸ばした時にゴロンと転がったり頭をぶつけたりするかもしれません。
座らせた状態で遊ばせるときは赤ちゃんを支える人が一人、ボールを赤ちゃんに転がす人が一人、いたほうが安全かもしれませんね。
6ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
生後6ヶ月では、ハーフバースデーのお祝いとして何かおもちゃを買おうかな?と考えている方もいるかもしれません。
せっかく選ぶなら、知育玩具を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具をご紹介いたします。
【赤ちゃん用のボール】
赤ちゃんとのキャッチボール遊びにぜひ使いたいのが、当たっても痛くない柔らかいボールです。
あまり大きいと掴むのが難しいため、赤ちゃんの手のサイズに合う小さい物が良いのでしょう。
またツルツルした丸いボールよりも、ざらつきがあったり、でこぼこしていたり、赤ちゃんが掴みやすい物を選びましょう。
赤ちゃんの興味を引くように、カラフルなボールもおすすめです。
手につかんだ後、なめたり口に入れようとしたりすることもあるので、洗いやすい素材が良いでしょう。
【柔らかいブロック】
知育玩具といえば積み木やブロック、というイメージを持っている方は多いかもしれませんね。
ですが生後6ヶ月の赤ちゃんはまだ積み上げたりすることは難しいようです。
そこで、布製などの柔らかいブロックを使って遊んでみるのはいかがでしょうか。
まだ手先を上手に使う練習の時期なので、つかんで離すことを繰り返したり、その辺にぽいっと投げて遊ぶことが多いでしょう。
また、まずはママがブロックを積んだり並べたりして、お手本を見せるのも良いですね。
すると真似をして、ブロックを積もうとすることもあるかもしれません。
ブロックを並べておうちの様に見立てたり、積み上げて高さを出してみたり、ブロックの遊び方はとても幅広いのでこれからも長く遊ぶことができますよ。
まとめ
生後6ヶ月にもなると、赤ちゃんが自らなにかをしようとする能動的な動きが増えていきます。
そんな仕草や動きに成長を感じずにはいられないですよね。
これからの赤ちゃんの発達のためにも知育を取り入れて、能動的な動きを増やしてあげましょう。
ただし、良かれと思って無理な遊びや動きを取り入れるのはNGです。
あくまでも知育遊びは月齢や成長に合わせ、無理させないのがポイントです。
ご紹介した知育遊びやおすすめの知育玩具をぜひ選んで、赤ちゃんの発達をたくさん促しましょう。