育児中の膀胱炎には早めの対処を!

育児中は膀胱炎になりやすい?

育児中は、慣れない赤ちゃんのお世話で手一杯。自分自身のケアはおろそかになりがちですよね。

特に、生後7ヶ月頃からは赤ちゃんの後追いが始まることもあり、ママの姿が視界から消えてしまうと、不安で泣きだしてしまう子もいるでしょう。

 

そんな中、気が付くとトイレに行くタイミングを失ってしまった…なんてこともあるかもしれません。このような状況が続けば、膀胱や尿道に細菌が入りこみ、繁殖して膀胱炎を引き起こしてしまうこともあります。

そこで今回は、育児中のトラブルのなかでもよくある「膀胱炎」についてご紹介します。

 

育児中に膀胱炎になりやすい理由

なぜ育児中は膀胱炎になりやすいのか?その理由から見ていきましょう。

 

【①トイレを我慢してしまうから】

日中、1人で赤ちゃんのお世話をするママ。育児や家事に追われ、トイレへ行くタイミングを失ってしまうことはよくあります。

また、先述したように、後追いが激しい赤ちゃんの場合、ママがいないと不安になるため、泣いたり、はいはいで後をついてきてしまうこともありますよね。

ママもゆっくりトイレに行くことができず、我慢をしてしまうことも多くなるでしょう。

 

【②水分不足になってしまうから】

赤ちゃんのお世話に慣れないうちは、ママの食事をゆっくりとることも難しいですよね。

食事をとる・お茶を飲む…ということも忘れてしまい、体内の水分が不足してしまうことも原因の1つです。

 

【③産後の体が回復しきれていないから】

産後の体がまだ回復していないことにより、おしっこが出にくい・尿意を感じにくいということもあります。

また、免疫力が落ちることで、体内に細菌が入りやすく、炎症を起こしやすい原因にもなります。

 

膀胱炎の症状は?

以下のような症状が現れたら膀胱炎かもしれません。

 

・おしっこをする時に「ツーン」とした痛みを感じる

・おしっこが出た後もすっきりしない「残尿感」がある

・おしっこの回数が極端に増える

・おしっこが白く濁る

 

など。

 

これらは、一般的に急性膀胱炎と言われる症状です。ひどい場合は、血尿が出ることもありますので、なるべく初期段階で対処するようにしましょう。

 

膀胱炎かも?と思ったら…

膀胱炎かもしれないと思ったら、まずは病院で治療を受けましょう。膀胱炎の専門は泌尿器科になりますが、近くになかったり、男性医師で気になる場合は、婦人科や内科に相談してみるのも1つです。

 

【膀胱炎の検査】

膀胱炎が疑われる場合、尿検査を行います。

尿検査により、一定数以上の白血球や細菌が見つかった場合、膀胱炎と診断されます。

また、尿内の細菌の種類を調べることもあります。

 

【急性膀胱炎の治療法】

主に抗生剤を服用し、様子をみます。4~5日分の薬が処方されますが、症状が改善されたからと言って、自己判断で服用を止めないように注意しましょう。

また、授乳中のママは、医師に授乳中でも服用可能な薬であるかどうかを確認するようにしてください。

 

膀胱炎が悪化すると?

膀胱炎というと、軽く見られがちですが、そのまま放っておくと「腎盂腎炎(じんうじんえん)」という病気になってしまうこともあります。

 

腎盂腎炎は、膀胱炎が悪化し、さらにその先の腎臓に細菌が感染して炎症を起こすものです。

膀胱炎同様、男性に比べ女性の方が尿道が狭い・短いことで起こりやすいと言われていますので特に注意しましょう。

 

【腎盂腎炎の症状】

腎盂腎炎になると、膀胱炎の症状にプラスして下記のような症状が起こります。

 

・悪寒

・高熱(38℃以上)

・脇腹の痛みや全身のだるさ

・食欲不振、吐き気や嘔吐

 

など。

 

【腎盂腎炎の治療法】

腎盂腎炎の治療も、膀胱炎と同じように抗生剤の投与が主となります。

症状がひどい場合は、入院が必要となりますので、悪化させないことが重要です。

 

育児中に膀胱炎にならないための予防策

何かと忙しい育児中。膀胱炎にならないために、下記の点に注意してしっかりと予防しておきましょう。

 

【①トイレを我慢しない】

膀胱におしっこが溜まる時間が長いと、細菌が繁殖しやすくなるため、尿意を感じたら我慢をせずにトイレへ行きましょう。

後追いが気になる場合は、赤ちゃんにひと言「すぐに戻るからね。大丈夫よ。」と声をかけていくといいでしょう。たとえ言葉のわからない赤ちゃんでも、繰り返すことで感じ取ってくれます。

 

【②水分をこまめに摂取する】

こまめに水分補給をし、おしっこを出すということも大切です。

忙しい家事や育児の合間でも手に取りやすいように、お茶やお水を水筒に入れてテーブルに置いておくといいかもしれませんね。

特に汗をかきやすい時期は、意識的に摂取するようにしましょう。

 

【③適度に休息する】

疲れていると免疫力が低下するため、体に細菌が入り込みやすくなり、繁殖しやすくもなります。

家事は最低限のことだけにして、赤ちゃんとゆっくり休むことも必要です。

 

まとめ

育児中の膀胱炎は珍しいことではありませんが、軽く見ていると症状が悪化してしまうこともあるため注意しましょう。

膀胱炎は再発しやすいと言われていますので、予防策も忘れないようにしてくださいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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