ジェンダーレスな赤ちゃんの名前って?

ジェンダーレスな赤ちゃんの名前が人気

最近、性別を感じさせないジェンダーレスな名前が人気を集めています。

一般的に男の子らしい、女の子らしい名前と言われる名前ではなく、中性的な名前であるジェンダーレスネーム。

特に男の子の名前として、人気を集めているようです。

 

そんなジェンダーレスな名前の人気の理由や、具体的にどのような名前がジェンダーレスネームなのかについてまとめました。

 

ジェンダーレスな名前はなぜ人気?

赤ちゃんにジェンダーレスな名前を付けるのが人気の理由は、どのようなものがあるでしょうか。

 

【有名人にジェンダーレスな名前の人が多くなってきたから】

活躍している芸能人やスポーツ選手などの名前って気になりますよね。

そんな有名人の名前も、ジェンダーレスな名前が増えてきているかもしれません。

憧れている彼ら彼女らのような、魅力のある素敵な人になって欲しいという思いを込めて、ジェンダーレスネームを選ぶ人もいるでしょう。

 

 

【性別に関する多様性の考え方が浸透してきているから】

近年、性差をなくそうという考え方が話題となることも増えました。

性の多様性に対応した取り組みをする学校、会社も増加傾向です。

そのような時代の流れに沿い、「男らしさ」「女の子らしさ」という強い固定観念もなくなりつつあります。

結果、性差を気にせず、自由な選択ができる名前として、ジェンダーレスネームが選ばれているのかもしれませんね。

 

 

【柔らかいイメージを持つ名前だから】

ジェンダーレスな名前は、柔らかい響きを持つ名前が多いです。

優しい、温かいイメージを持つ名前を付けたいという希望があると、自然と中性的な名前になることもあるでしょう。

性別よりも、名前の持つイメージや響きを優先した結果、ジェンダーレスな名前になったという方もいるかもしれません。

 

 

【世界的にもジェンダーレスな名前が流行しているから】

実はジェンダーレスな名前が人気なのは、日本だけではありません。

英語圏などでも、性別に捉われないジェンダーレスネームが流行しています。

その流行の要因の1つに、世界的に有名な俳優やセレブ達が、自分の子どもにジェンダーレスな名前を付けたということがあります。

常識に捉われず、常に新鮮な感覚を持つインフルエンサーに、少なからず影響されてきたことが、ジェンダーレスネームの流行に繋がっているかもしれません。

 

ジェンダーレスな名前の例

具体的にジェンダーレスな名前とはどのような名前があるでしょうか。

2022年に人気だった、ジェンダーレスネームをランキング形式で見ていきましょう。

 

【1位:あおい】

女の子に多い名前というイメージがかつてはあったかもしれませんが、最近では男女ともに人気の名前である「あおい」

モデルや俳優にも多い名前という印象もあります。

色の青、晴れ渡る青空を連想させる名前で、爽やか、聡明などのイメージが湧きます。

 

≪使われる漢字≫

葵、蒼、碧、碧唯、亜緒衣など。

 

【2位:ひなた】

暖かい日だまりを連想させる名前である「ひなた」

こちらも、「あおい」に並んで男女ともに毎年上位にランキングする、人気の名前です。

心の温かい人になって欲しいなどの願いを込めて付ける、ママやパパも多いでしょうか。

どの季節に産まれた赤ちゃんでもぴったりな、素敵な名前ですね。

 

≪使われる漢字≫

陽向、日向、陽葵、日那太、姫那多、飛七太、暖大など。

 

【3位:はる】

季節の春だけでなく、晴れ渡る空のイメージなども持つ「はる」

「はる」は昔から男女ともに名前に使われていた字、響きですよね。

そのため、最近の名前という印象は薄いかもしれませんが、いろんな世代の方からも親しまれやすいジェンダーレスネームだと言えるでしょう。

韓国語で「ハル」は”1日”という意味で、韓国でも人気の名前だそうです。

 

≪使われる漢字≫

春、晴、陽、波留、暖など

 

【4位:りお】

日本では女の子の名前という印象が強かった「りお」ですが、最近は男の子にも「りお」は多いようです。

有名人にも男性で「りお」という名前の方が増えてきたからでしょうか。

凛とした強さや落ち着いた印象のある名前です。

ハワイ語で「リオ」は”光り輝く”という意味もあるそうですよ。

 

≪使われる漢字≫

理央、莉緒、里桜、璃央、梨生など。

 

【5位:そら】

透き通った青い空や、壮大な宇宙を連想させる名前「そら」

響きも爽やかなことから、男女ともに高い人気を保っている名前です。

ラテン語で「ソラ」は “ONLY”、“唯一” という素敵な意味も持っています。

 

≪使われる漢字≫

空、青空、奏楽、宙、蒼空、昊、颯良など。

 

まとめ

赤ちゃんにジェンダーレスな名前を付ける方が増えています。

時代の流れとして、「男だからこうでなければいけない!」「女であれば女らしくするべき!」などの性別による一般論ではなく、1人1人様々な考えや意見を持っているので、それを尊重する社会に変わりつつあります。

そんな流れが赤ちゃんの名前にも少なからず影響しているのかもしれません。

ジェンダーレスネームの流行は、これからも続きそうですね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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