生後1ヶ月の赤ちゃんとの遊び
生後1ヶ月となると、新生児を卒業です。
ただ生後1ヶ月になったらかといって、急激に成長するわけではありません。
1ヶ月健診の受診を終え、少し成長が見られる場合もあるかもしれません。
まだ寝ている時間の長い時期ですが、起きている時はパパも積極的に遊んでみるのはいかがでしょうか。
ママだけではなく、パパも遊びに関わることで赤ちゃんの心と体はさらに成長していきます。
また、遊びや関わりを通してパパとの絆も深まります。
でも、どのように遊んだり関わったりしたら良いのか分からない、というパパもきっと多いかもしれません。
今回は生後1ヶ月の赤ちゃんとパパの遊びについて触れていきます。
生後1ヶ月の赤ちゃんとパパの遊び
生後1ヶ月の赤ちゃんはまだはっきりと見ることはできませんが、ぼんやりとなら認識できる場合もあります。
追視といって、物の動きを目で追うことができるようになる赤ちゃんもいるようです。
まだ寝ている時間の長い時期ですが起きている時間で機嫌が良い時は、積極的にパパと遊んでもらいましょう。
【顔やおもちゃを動かして目で追う遊び】
まだぼんやりとしか見ることはできませんが、顔を近づけたら認識できるようになります。
パパの顔やお気に入りのおもちゃ、普段使っているタオルなどを赤ちゃんの顔に近づけて、ゆっくり動かして見ましょう。
あまり早く動かすと認識するのが難しいので、「こっちだよ」「ここは見えるかな?」など優しく声かけしながらゆっくり行うと、追視の練習にもなりますよ。
【ふれあい遊び】
赤ちゃんはママやパパとのスキンシップが大好き。
大好きなママやパパに触れられると、とても心が落ち着くんだそうです。
「ふれあい遊び」というと少し難しそうですが、体を優しく触ったり撫でたり、足をこちょこちょしたりするだけです。
お世話の合間に取り入れるだけでも、十分赤ちゃんは喜びますよ。
赤ちゃんの肌はとても柔らかくて気持ち良いので、触っているパパの方が癒されるかもしれませんね。
ただ、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、ふれあい遊びをする前には必ず爪を切り手洗いをしてから行いましょう。
【真似っこ】
まだ意味のある言葉を発することはできませんが、機嫌の良い時に「あー」「くー」などの声を出す時があります。
そんな声が聞こえたら機嫌の良い証拠なので、ぜひパパもその声を真似して言ってみましょう。
するとそれに答えるかのように、赤ちゃんも続けて同じように声を出してくれることも。
パパが答えてくれた、と赤ちゃんもきっと喜ぶはずです。
赤ちゃんの声をよく聞いてみてください。親子で初めての会話ができるチャンスかもしれませんよ。
生後1ヶ月の赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ
赤ちゃんとどのように遊んだらいいのか分からない、というパパはおもちゃを取り入れてみるのも良いでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをご紹介いたします。
【おすすめのおもちゃ①ラトル】
パパが声かけしても、赤ちゃんは気まぐれなのでなかなか気づいてくれない場合もあるかもしれません。
そんな時に頼りになるのがラトルです。
定番のおもちゃなので、新生児の頃から使っている方も多いことでしょう。
新生児の頃は自分で掴むことができませんでしたが、これから成長に伴い掴めるようになっていきます。
赤ちゃんの手の近くにラトルを置いてあげて、「ここだよ」と掴むのを促してあげると良いでしょう。
その際に、重たかったりツルツルしていたりすると赤ちゃんは掴みにくいので、軽くてタオル地のような優しい素材のラトルを選ぶと良いでしょう。
【おすすめのおもちゃ②プレイマット】
いつもベビーベッドで寝ていると赤ちゃんは次第に飽きてくるかもしれません。
そんな時にプレイマットの上で寝かせると、赤ちゃんの世界が広がります。
プレイマットには赤ちゃんの興味を惹く仕掛けがたくさんあります。
ただ、最初はどのように遊んだらいいのか分からない場合も。
そんな時にパパが「音が出るね」「ゴロンとしてみよう」など、楽しくなるように声かけしてみましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際の注意点
生後1ヶ月になって、赤ちゃんとの絆も少し深まってきたかもしれませんね。
生後1ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際はどのような点に注意したら良いのでしょうか。
【夜に興奮させすぎない】
お仕事で忙しいパパの場合、赤ちゃんと遊ぼうとすると夜になってしまう場合もあるかもしれません。
パパと遊ぶと赤ちゃんは嬉しくて興奮してしまい、夜の寝かしつけが遅くなる可能性があります。
寝かしつけがずれると、生活スケジュール全体が崩れるためお世話のタイミングが難しくなることも。
夜は無理に遊ばず、朝や日中などの時間を活用するようにしましょう。
【赤ちゃんが向いてくれない】
赤ちゃんに声をかけても、なかなか向いてくれない場合もあるかもしれません。
パパやママ以外にも何か他に気になるものがあったり、遠くからの声かけで気づいていない可能性があります。
声かけしても向いてくれないと、パパはちょっと寂しくなるかもしれませんが、無理に気を引くのではなく、そのような場合もあるということも覚えておきましょう。
まとめ
新生児の頃と比べると、少し起きている時間が長くなっているかもしれません。
起きている時間はぜひ、パパも積極的に赤ちゃんと関わったり遊んだりする時間を作ってみましょう。