【生後9ヶ月の赤ちゃん】離乳食の悩み

生後9ヶ月の赤ちゃんの離乳食には悩みがいっぱい

生後9ヶ月頃になると、離乳食後期のメニューにする方もいるでしょう。

離乳食後期はカミカミ期と呼ばれ、歯茎を使って噛める柔らかさのメニューを取り入れていきます。

豚肉や牛肉、青魚などもこの時期から少しずつ取り入れ、メニューの幅を広げていきます。

 

また、2回食に慣れてきて、食べる量が安定してきたら、3回食へ移行する頃です。

大人と同じリズムで食べるようになると、生活リズムは立てやすくなる反面、離乳食の準備が大変だと感じる方もいるでしょう。

 

今回はそんな生後9ヶ月頃の赤ちゃんを育てるママたちが悩みやすい、離乳食の悩みについてまとめました。

 

離乳食後期(9~11ヶ月頃)とは

 

《生後9ヶ月の赤ちゃん》よくある離乳食の悩み

生後9ヶ月の赤ちゃんを育てるママたちの離乳食の悩みとは、どのようなものがあるでしょうか。

 

【1.毎日の献立に悩む】

1日3回食べるとなると、3食分の離乳食を用意しなければいけないということですね。

毎回同じものだと、赤ちゃんが飽きてしまうかもしれないので、毎回の献立に悩んでしまう…という方もいるでしょう。

 

そんな時は、1週間のメニューを予め決めておき、それを毎週ルーティンで用意するのはどうでしょうか。

決めていればそれを作るだけなので、悩む必要はありません。

主食+主菜+副菜でルーティンメニューを作り、新たに食べられるようになった食材があればメニューに加えるなど、定期的にメニューを見直していけばOK。

 

また、毎回作るのではなくストックを作っておいたり、市販のベビーフードも利用していくといいでしょう。

大人のお味噌汁の具材を活用する、などの取り分けメニューも取り入れていくと、離乳食づくりがぐっと楽になりますよ。

 

その他、手づかみメニューなども増やしていくといい時期なので、簡単なものを用意しましょう。

野菜スティックや、スティックおにぎりなら簡単に作れ、それだけで1品になります。

 

【2.栄養バランスが気になる】

離乳食後期に入ると、栄養の6~7割を離乳食からとれるよう、栄養バランスを整えていきましょう、などと離乳食のサイトや本に書かれていることが多いです。

「栄養バランスを考えたメニュー」とは、主食(炭水化物)、主菜(タンパク質)、副菜(ビタミン・ミネラル)といった3つの食品グループを意識したものです。

このような栄養バランスがとれているかどうか、心配になる方もいるでしょう。

 

しかし、すべてを完食できない場合もあるので、栄養バランスは1日トータルで考えても大丈夫です。

朝はタンパク質をあまり食べなかったから、お昼や夜ご飯で補うなど、毎食を完璧なバランスで作る必要はありません。

 

また、市販のベビーフードなどで補うのもいいでしょう。

入っているものを確認し、それ以外の食品グループのものを用意するだけです。

上手にベビーフードを活用してみてくださいね。

 

【3.しっかりと噛んで食べない】

カミカミ期と言われる時期ではありますが、全て噛まずにごっくんと飲み込んでしまっているという赤ちゃん。

その場合は、食材の柔らかさがその子の成長に合っていないのかもしれません。

 

離乳食後期の目安の固さはバナナの固さくらいです。

少し噛んで砕かないと飲み込みづらいくらいのものであれば、噛んで食べる癖がつくようになります。

噛む練習をする時期なので、固さを意識した離乳食を用意してあげましょう。

 

【4.手づかみしない】

離乳食後期以降の離乳食のメニューのおすすめには、多くの手づかみメニューが紹介されていることが多いでしょう。

しかし、中には手づかみ食べを嫌がる子もいます。

手づかみしないからダメというわけではなく、それも個性の1つ。1品だけ手づかみ食べのものを用意するなどして、お食事メインにすると良いでしょう。

 

 

【5.3回食への移行のタイミングが分からない】

3回食へするタイミングに悩むママも多いようです。

2回食から3回食へ移行するタイミングは、安定して量を食べられるようになったり、上手にごっくんして飲み込めていたり、母乳やミルクの量が減ってきたなどの赤ちゃんのサインが目安。

個人差があるので、「生後9ヶ月になったから、3回食にしなければいけない!」というわけではありません。

もちろん、赤ちゃんの機嫌によって食べない日、食べる日というのがあるとは思いますが、2回食の時にもっと食べたがるようすが良く見られていたのであれば、3回食に移行して大丈夫です。

 

まだ量が安定しておらず、離乳食はあまり食べたがらないという場合は、体重が順調にふえていればこれまでのように母乳やミルクがメインでも問題はありません。

その子のペースで少しずつ量を増やしながら、1日3回食事をとれそうだなと思ったタイミングで3回食に移行してみましょう。

もし体重の増えがなだらかであれば、1回量が少なめの子かもしれないので、3回食にしても良さそうです。悩んだときはかかりつけ医とよく相談しましょう。

 

まとめ

離乳食後期に入り、離乳食に赤ちゃんもママも慣れてくることもありますが、次のステップへ行くと、また違う悩みが出てきてしまうことも。

しかし、ずっとこの離乳食を作り続ける生活が続くわけではありません。

あと1年もしないうちに離乳食は卒業し、幼児食へ移行すればほとんど大人のメニューと変わらないものを食べられるようになります。

上手にベビーフード等を利用しながら、乗り切ってみてくださいね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

この記事もおすすめ

int(28)

生後9ヶ月の赤ちゃんへのプレゼント

9ヶ月の赤ちゃんへプレゼントを贈ろう 生後9ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ちやつ...

生後9ヶ月でバイバイしないのは大丈夫?

生後9ヶ月の赤ちゃんがバイバイしない… 生後9ヶ月になってもバイバイと手を振ら...

生後9ヶ月に発生する赤ちゃんの事故

生後9ヶ月の赤ちゃんの身近に起こる事故 はいはい、つかまり立ちができるようにな...

生後9ヶ月の赤ちゃんのお世話

生後9ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント 生後9ヶ月の赤ちゃんは、はいはいやずりば...

【生後9ヶ月】赤ちゃんの写真を撮ろう

生後9ヶ月の成長を写真に収めておこう はいはいも上達し、つかまり立ちにも挑戦し...

【生後9ヶ月】おやつの悩み

【生後9ヶ月】おやつの悩み 生後9ヶ月になると食べることにもすっかり慣れ、そろ...

【生後9ヶ月】赤ちゃんとママの過ごし方

【生後9ヶ月】赤ちゃんとママの過ごし方

生後9ヶ月の赤ちゃんの過ごし方 赤ちゃんが生まれて9ヶ月。 知的にも身体的に...

生後9ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

生後9ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ 1歳になるまであともう少し。 「はいはい」...

【生後9ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後9ヶ月の赤ちゃんとのお風呂 赤ちゃんが生後9ヶ月を迎えると、つかまり立ちを...

市販離乳食のアレンジレシピ【後期編】

市販離乳食のアレンジレシピ【後期編】

離乳食後期に便利な市販の離乳食 個人差がありますが、生後9ヶ月~1歳頃、離乳食...

離乳食期の赤ちゃんも果物がりはOK?

離乳食期の赤ちゃんも果物狩りはOK?

離乳食期の赤ちゃんと果物狩りは可能? 果物狩りは親子連れにも人気の高いレジャー...

【生後9ヶ月】ママがワンオペ育児を乗り切るコツ

生後9ヶ月!ワンオペ育児ママの過ごし方 生後9ヶ月ごろの赤ちゃんは、個人差はあ...

生後9ヶ月の赤ちゃんの服選び

生後9ヶ月の赤ちゃんの服選び 生後9ヶ月は、はいはいが上手にできる子が増える時...

【生後9ヶ月】ママがもらって嬉しいもの

生後9ヶ月のママがもらって嬉しいものって? 生後9ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立...

【生後9ヶ月】働くママの悩み

【生後9ヶ月】働くママの悩みとは? 生後9ヶ月を迎えると離乳食も後期に入り、回...

生後9ヶ月の赤ちゃんが夜頻繁に起きるのはなぜ?

【生後9ヶ月】夜頻繫に起きる赤ちゃん 生後9ヶ月頃になると、夜泣きがひどくなっ...

生後9ヶ月の赤ちゃんの体の成長

身長・体重 生後9ヶ月頃の赤ちゃんの平均的な体重は男の子で...

生後9ヶ月に抱っこを嫌がる理由

生後9ヶ月の赤ちゃんが抱っこを嫌がることがある 赤ちゃんは抱っこが好きと言われ...

生後9ヶ月の赤ちゃんの生活

授乳・離乳食 離乳食の回数や内容が順調に進んでいるようであれば、生後9か月の離...

生後9ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本

生後9ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本

生後9ヶ月の赤ちゃんの絵本選びは? そろそろ自我が芽生えてくる月齢とも言われて...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php