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生後5ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ
生後5ヶ月になると、寝返りができるようになったり力強くなったり、体の成長を感じられる時期ではないでしょうか。
離乳食もスタートするので、ちょっと忙しくなるかもしれませんね。
そんな生後5ヶ月の赤ちゃんの言葉はどのように発達しているのでしょうか。
すでに、何か言葉を発しているように聞こえる赤ちゃんもいるかもしれません。
今回は生後5ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達や、言葉がけの方法などをご紹介いたします。
生後5ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達
生後5ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達についてみていきましょう。
【言葉の発達の段階】
まず、赤ちゃんの言葉はこのように発達していくと言われています。
①言葉を聞く
②言葉に反応して声を発する
③言葉が分かるようになる
④言葉を話す
生後5ヶ月になると①の「言葉を聞く」や②の「言葉に反応して声を発する」段階に進んでいることでしょう。
ただし、言葉の発達には個人差がありますので、言葉に反応して声を発するという段階に進んでいなくても焦る必要はありません。
【喃語(なんご)が始まる赤ちゃんも】
泣き声とは少し違う「あうあう」や「うーうー」などの言葉を発していたら、それは喃語かもしれません。
喃語というのは二つ以上の音を使う声のことで、おしゃべりができるようになるまでの練習期間にみられます。
赤ちゃんが喃語を発していたら、おしゃべりの練習を頑張っている最中なので、反応したり応援したりしてあげましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要?
生後5ヶ月になると、離乳食が始まったり今までよりも活発に動き始めたりするので、ちょっとお世話が大変になる時期かもしれません。
そんな時まで、赤ちゃんの言葉がけにまで意識するのはなかなか難しい方もいることでしょう。
ですが、赤ちゃんの喃語が始まる時期こそ言葉がけは大切です。
色々なことに興味が出ている時期なので、ママやパパの言葉にも興味津々。
たくさんの言葉を聞くことで赤ちゃんは言葉を一つずつ覚え、おしゃべりの練習をすることができます。
忙しい時は無理に意識する必要はありませんが、日中の赤ちゃんとの遊びの時間などに積極的に「言葉がけ」してみてはいかがでしょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの方法
では、言葉がけはどのような方法で行うのが良いのでしょうか。
【絵本の読み聞かせや歌遊び】
赤ちゃんとの遊びの時間に、絵本の読み聞かせや歌遊びを取り入れてみましょう。
絵本に出てくる動物や車に赤ちゃんは興味を持ち、新しい言葉を覚える機会にもなりますね。
何より、ママとの楽しい遊びの時間。
「言葉がけ」というと堅苦しく感じますが、普段お世話だけで忙しい場合はぜひ、遊びの時間に意識して取り入れてみると良いでしょう。
【赤ちゃんの言葉に反応する】
言葉がけは親が一方的に話しかけるよりも、赤ちゃんが発する言葉に反応する方が効果的と言えるでしょう。
赤ちゃんが喃語を発していたら無反応ではなく、お返事したり何かしら反応したりしてあげましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例
生後5ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの例について、ご紹介します。
【これは、◯◯だね】
視力も発達し、部屋にあるものやお出かけ中に見つけたものなど、なんでも気になる赤ちゃん。
じーっと見ている様子があれば、「これは◯◯だね」と教えてあげましょう。
まだ言葉を理解する段階ではありませんが、色々な言葉に触れるのはとても大切です。
赤ちゃんが普段気になっているものを発見して、それについてぜひ言葉がけしてあげましょう。
【温かいね、寒いね】
お部屋で過ごすことの多かった赤ちゃんも、そろそろ日中は屋外で過ごす時間も増えているのではないでしょうか。
外の空気は赤ちゃんにとって刺激いっぱい。
「温かいね」「寒いね」など実況してあげて、赤ちゃんとのお出かけを楽しんでみるのも良いでしょう。
赤ちゃんに言葉がけする際の注意点
最後は赤ちゃんに言葉がけする際の注意点について、ご紹介いたします。
【機嫌が悪い時はお世話を優先に】
赤ちゃんの喃語は、機嫌が良い時の方が出やすいそうです。
機嫌が悪い時に無理に言葉がけをしても、赤ちゃんは聞く余裕がないかもしれません。
言葉がけはコミュニケーションとして楽しむことが大切なので、機嫌が悪い時は無理にせず、お世話を優先にしてあげてくださいね。
【あまり反応がなくても焦らずに】
体の発達と同じように、言葉の発達も赤ちゃんによって個人差があります。
お友達の赤ちゃんはもうしっかり喃語を話しているのに、と比較してしまうこともあるかもしれません。
成長の度合いは人それぞれなのでどうか焦らず、今の成長段階の赤ちゃんと楽しい時間を過ごせるようにしましょう。
まとめ
いつか赤ちゃんとおしゃべりができる日が来るのが待ち遠しいのではないでしょうか。
赤ちゃんが言葉に反応してくれたり、自分から喃語を話したりしている様子をみると、成長を感じますよね。
日々の積み重ねで、赤ちゃんは今も言葉をしっかり習得しています。
おしゃべりの練習期間として今の段階の様子を応援しながら、楽しい言葉がけの時間を過ごしてくださいね。