【生後10ヶ月】働くママの悩みとは?
生後10ヶ月の赤ちゃんは心も発達し、自我が芽生えてきます。
好き嫌いがはっきりしてきて何でも自分でやりたがり、成長が嬉しい反面ママは困ってしまう事もあるでしょう。
今まで順調に進んでいた離乳食で、悩みが出てくるのもこの時期。
働くママの場合、特に出勤&登園前の朝の離乳食はスムーズに終えたいですよね。
そこで今回は、生後10ヶ月の赤ちゃんを育てる働くママの、離乳食の悩みについてご紹介します。
併せて対策にも触れるので、是非参考にしてください。
【生後10ヶ月】働くママの離乳食の悩み
自我が芽生えると同時に好奇心旺盛で、とにかく何でもやってみたい生後10ヶ月の赤ちゃん。
ゆっくりと見守ってあげたいですが、時間に追われる働くママには、悩みのタネになることもあるでしょう。
【食べてくれない】
生後10ヶ月の赤ちゃんは、食べ物の好き嫌いもはっきりしてくる時期。
今まで喜んで離乳食を食べていたのに、急に食べてくれなくなった、ということもあるでしょう。
朝食を食べてくれないと出かけられず、ママは遅刻しそうになって焦ってしまいますよね。
保育園に預けるのに体調が悪いのか、途中でお腹が空かないかも心配になります。
〈対策〉
・手づかみで食べられるメニューにしてみる
・赤ちゃん用のスプーンやフォークを持たせてみる
・食べ物の固さや形状を変えてみる
・体調に問題なければ無理強いをせず、見守る
手づかみメニューやスプーンで、少し気分を変えるのもおすすめです。
離乳食の形状が合っていない可能性もあるため、いろいろ試してみると良いでしょう。
元気で朝食を食べていない場合は、預ける際に保育士に伝えておくと、途中でミルクをあげるといった対策もできます。
【食べむら】
好みが出たり、自我が発達してくると始まる食べむら。
大好物を急に食べなくなる、朝は食欲旺盛だったのにお迎え後の夕食は全然食べない、といったことが始まります。
バタバタする朝食や疲れて帰ってきた後の夕食は、なるべく赤ちゃんの好きなものを用意して、機嫌よくスムーズに食べてもらいたいのが働くママの本音でしょう。
これなら食べるという大好物を食べてくれなくなると、困ってしまいますよね。
〈対策〉
・赤ちゃんが好きなキャラクターや、カラフルな色合いの食器を使ってみる
・レトルトを利用してみる
・ママと同じものを一緒に食べてみる
食器を変えたり、レトルトを利用したりすると雰囲気が変わって食べてくれる可能性もあります。
レトルトの離乳食は手軽に変化を付けられるため、働くママは上手に利用しましょう。
ママも生後10ヶ月の赤ちゃんが食べられるパンやおにぎり、果物やヨーグルトを朝食にして、同じものを食べるのも1つの方法です。
ママと同じご飯が嬉しくて、急に食べてくれることもあるかもしれませんよ。
【椅子に座らない&立ちたがる】
椅子に座らせるとぐずったり脱出したりしようとして、食事が進まないのが生後10ヶ月の赤ちゃん。
椅子の上に立ちたがると危なくて、目が離せませんよね。
朝だと出かける準備や家事もできず、働くママはイライラしてしまうこともあるでしょう。
〈対策〉
・離乳食に集中できる環境を作る
・声をかけてから座らせる
・違う場所で食べさせる
忙しい朝も離乳食の間だけはテレビを消し、おもちゃも片付けて離乳食に集中できるようにましょう。
「ご飯を食べようね」と声をかけ、気分を切り替えてから座らせるのもポイントです。
どうしても座らなければ少し時間をおきたいところですが、出勤&登園をしなければならない朝はできませんよね。
その場合、椅子ではなく違う場所で食べさせるのも良いでしょう。
安全な場所でしっかり食べてくれたら良し!と柔軟に考えるのも、働くママの離乳食のコツかもしれません。
ただし、立ちながらや、中には歩き始めた子もいるかもしれないので歩きながらなど、体が不安定な状態で食べさせると、バランスが崩れた時に誤嚥をしたり喉に詰まらせることがあります。
必ず座らせた状態でお食事をあげるようにしましょう。
【食べ物で遊ぶ】
手先が器用になり、手づかみ食べが上手になる生後10ヶ月。
しかし同時に食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、お茶やスープに手を入れて遊んだり・・・
食べ物で服だけでなく顔や髪の毛まで汚れた姿に、出勤前のママは大慌てでしょう。
遅刻しそうになって後片付けができず、離乳食がぐちゃぐちゃに散らばった部屋のまま出勤することもあるかもしれませんね。
遊び食べは、生後10ヶ月の赤ちゃんの興味や好奇心が育ってきた証拠。
遊んでいるのではなく、この食べ物の硬さはどのくらいだろう、手触りはどんなだろう、などなどたくさんのことを学んでいるのです。
とはいえ、あちこち汚れてしまうので、お母さんとしては困ってしまうかもしれないですよね。
〈対策〉
・朝は後始末しやすいものを用意する
・床にレジャーシートや新聞を敷いて片づけを楽に
・着替えは離乳食の後
朝はスープやみそ汁はやめ、パンや果物、ひと口おにぎりなど後始末しやすいメニューにしましょう。
床が汚れないようレジャーシートを敷き、着替えは離乳食が終わってから!
一気に片づけられるようにするのも、その後遅刻せずに出かけるための工夫です。
まとめ
生後10ヶ月になると自己主張が激しくなり、離乳食もバタバタで働くママは一苦労ですよね。
成長の1つと考えてゆったりと見守りたいですが、忙しいママにとっては重大な問題です。
ずっと続くものではないと割り切り、ご紹介した対策をしながら上手に乗り切りましょう。
赤ちゃんと働くママにとって、朝夕の食事は一緒に過ごせる貴重な時間。
少しでも楽しく、穏やかな気持ちで過ごせると良いですね。