【生後12ヶ月】働くママの悩み

【生後12ヶ月】働くママの悩みとは?

生後12ヶ月になり、無事1歳を迎えた赤ちゃん。

生後12ヶ月は1つの節目であり、このタイミングで育休を終えて職場復帰をするママは最も多いようです。

 

この時期のママの悩みと言えば、赤ちゃんの「卒乳」についてではないでしょうか。

生後12ヶ月は離乳食完了期にあたり、この頃から生後18ヶ月の間には、ほとんどの赤ちゃんが母乳やミルクを必要としなくなります。

赤ちゃんが保育園に入園する時期とも重なっており、卒乳を考え始めるママが増えるのです。

 

働くママの場合、卒乳の時期についても悩みますよね。

保育園入園前が良いのか、それとも入園した後が良いのか...。

そこで今回は、生後12ヶ月の赤ちゃんを育てる働くママ達が悩む「卒乳の時期」について考えてみました。

入園前、入園後それぞれのメリットとデメリットもご紹介します。

 

【生後12ヶ月】入園までに卒乳すべき?

生後12ヶ月の赤ちゃんの場合、保育園入園までに卒乳しておかなければならないのでしょうか?

その答えは「無理をしてする必要はない」です。

 

卒乳の時期は赤ちゃんとママそれぞれ。

離乳食の進み具合やママの考え、赤ちゃんの性格によっても変わります。

保育園に入園するからといって焦って卒乳を計画したり、無理に断乳をする必要はありません。

反対にママの負担や都合を考え、入園前に卒乳をするのも1つの方法でしょう。

赤ちゃんの様子や気持ち、ママの都合を考え、自分達でタイミングを決めるのが1番です。

 

【保育園入園前】卒乳するメリット

もし保育園入園前に卒乳・断乳が出来た場合は、どのようなメリットがあるでしょうか?

 

【ミルクを飲む練習をしなくて良い】

保育園によって方針は違いますが、生後12ヶ月の赤ちゃんの場合、保育園でミルクを飲む可能性があります。

生後12ヶ月を迎えるまで完全母乳で育った赤ちゃんだと、哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がったり飲まなかったりしてしまうことも。ときにはミルクを飲む練習をして入園しなければならないこともあるでしょう。

入園までに卒乳し、離乳食をしっかりと食べられるようになっていれば、その心配もありません。

 

 

【保育園でおっぱいを欲しがる心配がない】

生後12ヶ月の赤ちゃんはママのおっぱいが大好き。

保育園で過ごしている時に、ママのおっぱいが欲しくて泣いてしまうこともあるかもしれません。

入園前に卒乳しておけば、ママの気がかりも1つ減りますよ。

 

 

【仕事中のおっぱいトラブルがない】

卒乳後は、乳腺炎などのおっぱいトラブルとも無縁です。

そのためママも仕事に集中できるでしょう。

 

 

【朝まで寝てくれる】

卒乳すると、夜中に起きず朝まで寝れるようになる赤ちゃんも多くなります。

仕事復帰をして疲れているママにとっては、とても助かりますよね。

 

【保育園入園前】卒乳するデメリット

続いて、保育園入園前に卒乳した場合、デメリットはあるのか見ていきたいと思います。

 

【ママが罪悪感や寂しさを感じる場合がある】

授乳は生後12ヶ月の赤ちゃんとママにとって、とても大切なコミュニケーションの時間。

保育園入園というママの都合による卒乳に、罪悪感や寂しさを感じるママもいるようです。

 

 

【授乳以外のスキンシップ法を探す必要がある】

不安やストレスを、授乳によるスキンシップで癒している赤ちゃんは少なくありません。

卒乳後は、違う方法を探す必要があるでしょう。

 

赤ちゃんの断乳に適した時期とやり方

 

【保育園入園後】卒乳するメリット

ではもし、生後12ヶ月の赤ちゃんが入園後に卒乳をする場合はどうでしょうか。

まずはメリットからご覧ください。

 

【周りの影響でスムーズに卒乳できる可能性がある】

保育園には先生をはじめ、同年代のお友達やお兄ちゃんお姉ちゃんから、さまざまな影響や刺激を受けます。

先生がサポートしてくれたり、保育園生活でおっぱいから興味を逸らせたりして、入園後の卒乳は比較的うまくいく可能性もあるでしょう。

 

 

【入園直後は授乳によって不安感を軽減できる】

生後12ヶ月での入園直後は、赤ちゃんもママも不安がいっぱい。

お迎え後の授乳でスキンシップがとれ、赤ちゃんが安定するというメリットがあります。

 

【保育園入園後】卒乳するデメリット

メリットに続き、デメリットも見ていきましょう。

 

【夜に授乳をしている場合ママが寝不足になる】

入園後も夜に授乳をしていれば、ママは寝不足になってしまいますよね。

仕事復帰後は、お昼寝をするわけにもいきません。

睡眠不足が続けば仕事に影響が出たり、ママが体調を崩したりする可能性もあるでしょう。

 

 

【朝晩の忙しい時間の授乳が負担】

赤ちゃんが生後12ヶ月での仕事復帰後は、時間に追われる忙しい毎日が始まります。

バタバタする朝や、早く家事をしたい帰宅後におっぱいが欲しくて泣かれると、イライラしてしまうこともあるかもしれません。

 

まとめ

今回は、生後12ヶ月の赤ちゃんと働くママの卒乳の時期について考えてみました。

入園前に卒乳するか、入園後にするかで仕事復帰後の生活も少し変わります。

 

卒乳は赤ちゃんとママにとって一大イベント。

できるだけスムーズに、そして赤ちゃんとママにとって授乳が素敵な思い出になるように、ベストなタイミングで行いたいですよね。

生後12ヶ月の赤ちゃんを育てる働くママの、卒乳のタイミングを決める参考になれば幸いです。

 

 

 

 

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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