生後12ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ
いよいよ1歳となった生後12ヶ月の赤ちゃんは、心や体、そして言葉の発達が著しい時期でもあります。
遊びを通じて、赤ちゃんの心や体の発達をサポートしてあげられるようなおもちゃを選んでみましょう。
生後12ヶ月は、赤ちゃんの誕生日でもあるので、少しだけ特別感のあるおもちゃをプレゼントしてみても良いですよね。
そこで今回は、生後12ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃをご紹介します。
【生後12ヶ月】おもちゃ選びのポイント
まずは、生後12ヶ月の赤ちゃんへ贈るおもちゃ選びのポイントから見ていきましょう。
【ポイント①言葉の発達を促してくれるおもちゃを選ぶ】
生後12ヶ月の赤ちゃんは、「ママ」「ワンワン」などの言葉を話す赤ちゃんもいます。
まだしっかりと言葉が出ていない子でも、簡単な言葉ならだんだんと理解できている時期です。
生後12ヶ月の赤ちゃんは、脳内の「言葉のコップ」に言葉をどんどんと溜めている時期です。
コップが言葉でいっぱいになり、溢れたら、赤ちゃん自身の言葉としてお話をするようになります。
そのため、たくさんの言葉を赤ちゃんに聞かせることがとても重要なんです。
ママがたくさん話しかけるのはもちろんのこと、赤ちゃんがたくさんの言葉を吸収できるようなおもちゃを選ぶと良いですよ。
【ポイント②「集中力」を高められるおもちゃを選ぶ】
生後12ヶ月頃は、お昼寝の時間や回数が短くなったり、夜なかなか眠りについてくれない悩みがでてくる時期です。
この頃の赤ちゃんは体力がついてきて、今まで以上に起きていられる時間が長くなります。
しかし、赤ちゃんの寝ている間は、ママが一息つける貴重な時間でもあるため、できるだけすんなりと眠って欲しいところですよね。
そこでおすすめなのが、赤ちゃんの集中力を高められるおもちゃを選ぶということです。
たっぷり体を動かすことはもちろんですが、頭を使うことも、赤ちゃんを疲れさせる方法の1つ。
遊びに集中している時、赤ちゃんの脳は活発に動いています。
雨などで外に出かけられない時でも、集中して遊べるおもちゃを見つければ、すんなりと眠ってくれるかもしれませんよ。
【ポイント③ママも一緒に遊べるおもちゃを選ぶ】
生後12ヶ月の赤ちゃんは、「ママと一緒」がとても嬉しい時期です。
赤ちゃんの遊びとなると、どうしてもママは見守る側になりがちですが、赤ちゃんと一緒の目線で楽しめるおもちゃを選んでみてください。
赤ちゃんと遊ぶことが少し苦手でも、ママ自身が楽しめそうものを選ぶことで楽しい時間を過ごすことができますよ。
【生後12ヶ月】おすすめのおもちゃ
では具体的にどんなおもちゃが良いのが、見ていきましょう。
【おすすめのおもちゃ①乗用玩具】
車などの乗用玩具は、生後12ヶ月の赤ちゃんに大人気のおもちゃ。
まだ足で蹴って進むのは難しいので、足乗せを引き出せるタイプを選ぶと長く遊べます。
ハンドル部に、赤ちゃんの喜ぶ仕掛けがついているものや、音楽が流れるものを選べば1台で様々な遊びができますね。
おすすめなのは、背後にバーがついているタイプの乗用玩具。
手押し車の代わりとして押して歩けるので、歩行の練習にもなりますよ。
【おすすめのおもちゃ②パズルのおもちゃ】
パズルのおもちゃは、手指の運動になるほかに、赤ちゃんの脳の発達を促します。
生後12ヶ月からパズルなんて早いのでは?と思っているかもしれませんが、赤ちゃん向けのパズルなら生後12ヶ月からでも楽しむことができます。
この時期の赤ちゃんにおすすめなのは、つまみがついている木製のパズル。
しっかりとしたパズルというよりかは、型はめに近い感覚でひとつずつピースをはめていくものが良いですよ。
逆につまみのないフラットなパズルは、生後12ヶ月の赤ちゃんには掴みにくく、それだけでストレスを感じて遊ぶのをやめてしまうこともあります。
また、紙製だと赤ちゃんが舐めてしまって、ふやけてしまうため、避けた方が良いでしょう。
棒を穴にさすペグ立て遊びのおもちゃも手先の発達には良いです。
【おすすめのおもちゃ③水で描けるお絵描きマット】
生後12ヶ月の赤ちゃんには、水で描けるお絵描きマットもおすすめ。
専用のペンに水を入れて、レジャーシートのようなマットに絵を描くことができます。
中身はただの水なので、クレヨンやペンなどと異なり床や壁に描いても汚れる心配がなく安心です。
描いた絵は時間が経つと消えて、何度も繰り返し使用することができますよ。
ペンを2本用意して、ママも一緒にお絵描きを楽しんでくださいね。
まとめ
赤ちゃんが生まれて1年。赤ちゃんが今楽しく遊んでいるおもちゃも、1年前は手に取ることすらできなかったと思うと、なんだか感慨深いですよね。
赤ちゃんが遊ばなくなってしまったおもちゃは、年齢ごとに分けて保管してみるのもいいでしょう。
育児の壁にぶつかった時でも、この頃のおもちゃを見れば、わが子の成長を振り返ることができるかもしれません。