産休中にウォーキングを始めよう

産休中の運動にウォーキングを始めよう

産休中は運動不足になりやすい傾向があります。

出産には体力が必要になるため、ウォーキングで運動不足を解消していくのがおすすめです。

産休中にウォーキングをおすすめしたい理由ややり方、注意点などを押さえ、出産に向けて体力づくりをしていきましょう。

 

産休流にウォーキングがおすすめな理由

産休中に行う運動で、なぜウォーキングが良いのでしょうか。

 

【体力や筋力作りに適しているから】

出産には体力と、力強く力むための筋力が必要です。

特に筋力は、下半身の腰回りを強化するのが望ましいです。

 

足をよく動かすウォーキングは、下半身の筋肉を強化するのにぴったり。

また、無理なく継続して行えるので、体力も着実についていきます。

足をよく動かすため、股関節周りも柔らかくなりますよ。

家にただいると、たった数ヶ月でも体力や筋力は落ちる一方です。

 

お産を少しでもスムーズに行う手助けになるよう、ウォーキングは継続して行うのがおすすめです。

 

【体重の増加を防止するから】

体が妊娠に慣れて食欲が戻ってくる妊娠後期は、体重が増えやすい傾向があります。

産休でゆったりとし、家にいる時間が長くなることで運動不足にもなりやすく、さらにお腹も大きいため、動くのが億劫と感じる方もいるかと思います。

これまで体重管理をうまく行えていても、産休に入ったとたんに体重が増加するということは珍しくありません。

産休に入ったからこそ、意識して体重管理をしていきたいですね。

 

【ウォーキングは有酸素運動だから】

有酸素運動であるウォーキングを行うことで、体の中にも酸素を多く取り入れることができます。

血流も良くなるため、お腹の中の赤ちゃんにも酸素と栄養がしっかりと行き渡ります。

 

【ストレス発散にも効果が期待できるから】

ウォーキングで外気浴をすることで、ストレス発散にとても良い効果が期待できます。

これは、セロトニンという神経伝達物質が分泌されることで、幸福感の上昇や不安感の軽減などが見込めることが理由に挙げられます。

 

産休中のウォーキングのやり方

産休中にウォーキングを行う際には、いくつかのポイントが挙げられます。

 

【効果的な歩き方を確認しよう】

妊娠中はお腹が大きく歩き辛かったり、体調も人によって様々だったりします。

自分の出来る範囲で構いませんので、歩き方を意識してみましょう。

 

・背筋は伸ばし、歩幅を大きく歩きます。

・腕は二の腕を意識し、後ろに引くように大きく振ります。

・可能なら、少し早歩きをしてみましょう。

 

歩く時間は60分以内で、水分補給と休憩を取り入れつつ行ってください。

大変に感じたら、時間をもっと短くしても構いません。

短い時間でも習慣的に行うことで、効果が期待できます。

 

【履き慣れたスニーカーを履こう】

妊娠中はお腹が大きく、足元が見にくくなっています。

体のバランスもとりにくいため、転倒してしまう可能性もあります。

サンダルやかかとの高い靴は避け、履き慣れたスニーカーでウォーキングをしましょう。

 

【場所はどこでもOK】

ウォーキングをする場所は、特に決まりはありません。

お家の周りの散歩コースでもいいですし、ショッピングセンターを買い物しながら歩くのも立派なウォーキングです。

特に暑い夏や寒い冬は、室内を歩けるショッピングセンターはおすすめです。

 

産休中にウォーキングをする際の注意点

メリットの多い産休中のウォーキングですが、いくつか注意点もあります。

 

【体調が悪い時は控える】

ウォーキングをしてお腹が張るようでしたら、すぐに中断してください。

横になって休みましょう。

体調が悪い時や、医師にストップをかけられた時もウォーキングは控えるようにしましょう。

 

【安全に考慮する】

ウォーキングのコースは、家から離れた場所は避けるようにしてください。

体調が悪くなった時に、家に帰ってこられなくなるためです。

家から近い場所を選択するようにしましょう。

ウォーキングに行く際は、必ず水分とスマートフォン、お金を持ち歩くようにしましょう。

また、家の人にも行き先を使えてから出かけるようにしてください。

 

【涼しい時間帯を選ぶ】

日中は気温が上がり、妊娠中の体でウォーキングをするにはリスクが伴う時間帯です。

屋外でウォーキングをする場合は、比較的涼しい午前中や夕方に行うようにしましょう。

ショッピングセンターでしたら、時間帯を気にせず歩くことができます。

 

【水分補給はしっかりと】

あまり汗をかいていないと思っていても、ウォーキングをすると体には水分が必要になります。

脱水にならないよう、水分補給はこまめに意識して行ってください。

 

【たくさん歩きすぎない】

ウォーキングは沢山歩けばそれだけ効果があると感じるかもしれませんが、妊娠中はやりすぎは禁物です。

体に負担をかけると疲れが溜まったり、お腹が張ってしまったりする可能性があるためです。

1日でたくさん歩くよりも、毎日少しずつ継続して行う方が、着実に体力も筋力も備わります。

 

まとめ

産休中にウォーキングを行うことで、体重の増加を予防できるだけではなく、出産に必要な体作りも行うことができます。

積極的に行って欲しいと考えますが、無理のない範囲で行うようにしたいですね。

体調が悪かったりお腹が張ったりするときは決して無理はせず、楽しみながらウォーキングを行っていきましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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