生後6ヶ月の赤ちゃんのママの心と体

乳腺炎

赤ちゃんとの生活も半年が経過し、赤ちゃんのお世話にも慣れ、少しずつ出産前の生活リズムを取り戻してきているころかと思います。
ちょうど授乳の間隔も開くようになり、長時間外出する機会も増える時期なので、特に乳腺炎に注意しましょう。

 

おっぱいに母乳が詰まり、まるで岩のように固くなったり、時にはおっぱいに激しい痛みを感じたり、高熱・寒気を伴うことがあります。
倦怠感やおっぱいの痛みを少しでも感じたら、悪化する前に早めに病院を受診しましょう。初期段階であれば、マッサージをしてもらうことで詰まりが解消されることもあります。

 

乳腺炎の予防策として疲れを溜めないように睡眠をとり、授乳時に赤ちゃんに色々な角度から吸ってもらうようにすると良いでしょう。

 

育児疲れ・ストレス・罪悪感

生後6ヶ月の赤ちゃんは、人見知りや後追いをしますので、24時間ぴったりとくっついて来る赤ちゃんに、少し疲れやストレスを感じてしまう時期です。
育児疲れやストレスが溜まると、イライラして、些細なことにも怒ってしまったり、赤ちゃんの泣き声にうんざりしてしまうこともあると思います。

 

そんな時は、パパや他の家族の人にお手伝いしてもらい、ママがリフレッシュする時間を作るようにしましょう。 パパや他の家族に預けることが難しい場合は、市区町村で利用できるファミリーサポートセンターを利用したり、近所の保育園の一時預かりやベビーシッター制度などを利用するのもおすすめです。

 

育児の専門家に子どもを預けることで、普段とは違った発見があるかもしれませんし、ほんの少しの時間でも1人の時間を持つと肩の力が抜けるのが分かると思います。 ママを探して泣き叫ぶ赤ちゃんを思うと、罪悪感を感じてしまうものですが、イライラしながら育児をするよりもママが心穏やかに、笑顔で赤ちゃんと接することの方が大切なのです。

 

また、この時期は、ママが育児に忙しく、パパとの関係が希薄になる頃でもあります。 普段の会話はもちろんですが、たまには赤ちゃんを預けて、パパと2人でお出かけするのも良いリフレッシュになると思います。

 

周りの目が気になる

赤ちゃんとの外出が多くなると、公共の場での赤ちゃんの泣き声やしぐさに対する周りの目が気になってしまうものです。時には、心無い言葉に自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
そんな時は無理に溜め込まずに、吐き出すことが大切です。

 

仲の良いママ友や、家族など「この人に話せば私のことを理解してもらえる」という相手に話すと、それだけでスッキリとした気分になれるものです。
ママがイライラしていたり、元気がないと、赤ちゃんの心も不安にさせてしまいますので、心のモヤモヤは早めに解消すると良いでしょう。

 

しかし中には話をしても、気持ちが落ち込んで元気が出ない、食事が喉を通らない、子どもが可愛いと思えない、消えてしまいたくなる、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は必ず産婦人科でも小児科でもいいので、必ず相談をするようにしましょう。

 

生後6ヶ月の赤ちゃんの表情はとても豊かです。ママにとっては、赤ちゃんの可愛い笑顔が元気の源となります。赤ちゃんが笑顔で成長していることは、ママの育児が間違っていない証拠です。周りの目や意見に囚われず、自信を持って赤ちゃんと向き合ってください。

 

この記事を書いたライター

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