新生児の育児がつらい時の解決方法

新生児の育児は想像以上に大変!

とにかく無事に出産することを目指して頑張っていた産前には、なかなかその後の大変さまで想像できませんよね。

予想以上に大変な新生児の育児に「話には聞いていたけれど、こんなにつらいなんて思わなかった。」と感じるママは多いようです。

 

新生児期の赤ちゃんのお世話は、育児の中でも最も大変ともいわれています。

初産のママは、ママになって間もない状態でそんな時期の赤ちゃんと毎日向き合うのです。

つらいと感じるのは当たり前ですよね。

 

そこで今回は、新生児の育児がつらい時の解決方法についてご紹介します。

この時期を乗り越えるコツを知ることで、少しでもママたちの心が軽くなりますように。

 

新生児の育児がつらいのはなぜ?

新生児の育児がつらいと感じる理由を、いくつか挙げてみました。

 

【慣れない】 

初めての育児だと、おむつ替えや寝かしつけなどにも慣れず、時間もかかってしまいます。

赤ちゃんが泣く理由も分からず、泣く度にストレスを感じるママもいるようです。

 

【頻繁な授乳】

新生児の授乳はミルクなら3時間ごとが目安ですが、消化の良い母乳の場合は1時間おきの授乳になってしまうことも。

授乳にも時間がかかるうえ、ミルクなら準備や片づけなどもあり、1日中授乳している気分になってしまうかもしれませんね。

 

【睡眠不足】

頻回授乳に加えてまだ昼夜の区別がついていない新生児のママは、まとまった睡眠が取れず常に睡眠不足になります。

 

【体のつらさ】 

産後のママはまだ出産のダメージから回復しておらず、おっぱいの張りや乳首の痛みもあり、体調も良くないかもしれません。

そんな中でも昼夜を問わず赤ちゃんのお世話をするため、疲れもたまりやすいでしょう。

 

【環境の変化】

ママになると今までとは一変し、赤ちゃん中心の生活になります。

自分の思い通りにはいかない毎日に、つらいと感じるかもしれません。

 

また赤ちゃんもママもお出かけを控えて家で過ごす時期なので、孤独を感じやすいのも一因です。

 

【育児への不安】

なにもかもがはじめての育児は、不安だらけ。

常に気を張っている状態だと、気持ちも休まりませんよね。

 

育児がつらいと感じるのはいつまで?

新生児の育児がつらいと感じるママは多いですが、そのつらさがいつまで続くかは人それぞれです。

 

もちろん個人差はありますが、赤ちゃんは生後3ヶ月を過ぎると徐々に昼夜のリズムができ、まとまって寝るようになるといわれます。

授乳の間隔も少しずつ空いてママも育児に慣れてくるため、この頃から楽になったと感じるママが多いようです。

 

また新生児期を過ぎると、赤ちゃんの様子を見ながらお出かけができるようになります。

まだ大変な時期ではありますが、外出して気分転換ができると、ママの気持ちも違いますよね。

 

新生児の育児がつらい時の解決方法

育児がつらいと感じる時は、とにかく無理をしないのが1番です。

さまざまな方法を試し、少しでもママが楽になる方法をみつけてくださいね。

 

【パパの育児参加】

赤ちゃんの親はママだけではありません。

遠慮せずパパにもお世話をお願いし、もっと育児に参加してもらいましょう。

つらさを共有すると、パパとしての自覚もより芽生えるかもしれません。

 

【実家や義実家に頼る】

頼れるのなら、実家や義実家を頼りましょう。

孫のお世話ができるのは、おじいちゃんおばあちゃんにとっては嬉しいことですよ。

 

【SNSやインターネットを活用する】

SNSやインターネットを活用するのも良いでしょう。

友達とたわいもないやり取りをしたり、同じ悩みを持つママや先輩ママの体験談などを見たりすると、心が軽くなりますよね。

 

【睡眠を優先して体を休める】

心身ともに健康でいるには、しっかりと睡眠をとることが重要です。

赤ちゃんが寝たら一緒に寝る、パパにお世話を代わってもらって仮眠するなど、とにかく睡眠時間を確保しましょう。

 

【完璧を目指さない】

家事も育児も完璧にできなくて大丈夫ですよ。

つらい時は家事は手を抜き、自分と赤ちゃんを優先させてくださいね。

家事代行サービスを利用するのも、方法のひとつです。

 

【気分転換する】

1日中赤ちゃんのことだけを考えず、息抜きをする時間を意識して作りましょう。

 

また赤ちゃんは泣くものだと思い、すぐに泣き止ませようとせず、少し見守るくらいのゆったりとした気持ちを心がけるのも良いかもしれません。

 

【助産師に相談する】

つらいと感じたら、助産師に相談すると安心できます。

育児の悩みや話を聞いてもらうだけで、つらさも軽減するでしょう。

 

【産後ケア事業を活用する】

自治体や民間で行われている、産後ケア事業を利用するのもおすすめです。

産後ケア事業では、産後間もないママの不安をやわらげ、心身の回復をサポートしてくれるさまざまなサービスを受けられます。

助産師をはじめとする専門家がケアをしてくれるため、心強いですよね。

 

地域によって内容などが異なるため、事前に調べておくともしもの時に役立つかもしれませんよ。

 

まとめ

新生児の育児がつらい時はそのままにせず、解決方法を探してみましょう。

新生児期は大変ですが、過ぎてしまえばあっという間のかけがえのない時間です。

さまざまな助けを借りながら、赤ちゃんの今しかない姿を楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

中岡ゆり
中岡ゆり

5歳と2歳の男の子を育児中のママライター。ワンオペの毎日は大変ですが、バタバタと賑やかに過ごしています。 現在はパートをしながら、在宅ライターとしても活動中。ちょっとしたことで不安になり、心配していた0歳児育児。 同じように悩むママたちが、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を安心して楽しめるきっかけになるような記事をお届けしたいと思います。

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