新生児育児におすすめな座布団
新生児の赤ちゃんのお世話グッズとしておすすめなものの1つに、座布団があります。
赤ちゃんのお世話グッズに座布団?と不思議に思うママもいるかもしれませんが、座布団は様々なシーンで活躍する便利グッズなんですよ。
今回は、新生児育児でどのような時に座布団が活躍するのか、そして使用する際の注意点などについてご紹介します。
新生児育児での座布団の使用シーン
【昼寝用布団として】
座布団を赤ちゃん用の昼寝用の布団の代わりに使うことは、ママの間でメジャーな使い方です。
新生児期の赤ちゃんは、1日の中でも寝たり起きたりを繰り返します。
授乳も2~3時間に1回と頻回であることから、家事をしながらその都度ベビーベッドへ行くというのは少し億劫ですよね。
家事をしながら、少し赤ちゃんを側に寝かせておきたい時などに座布団を活用すると非常に便利ですよ。
【寝かしつけた後の移動】
赤ちゃんを寝かしつけたものの、ベッドに置くと泣き出してしまう「背中スイッチ」には、新生児期から悩まされるママも多いです。
そんなママにおすすめなのが、赤ちゃんとママの間に座布団を置いて赤ちゃんを寝かしつける方法です。
座布団ごと布団やベビーベッドへ置くと赤ちゃんの背中スイッチが発動しにくくなることもあります。
このような使い方をする育児グッズに「トッポンチーノ」というものがありますが、購入前に効果を試してみたいという場合も、まずは家にある座布団で様子を見てみても良いかもしれませんね。
【おむつ交換時に】
新生児の赤ちゃんのおむつ交換は高頻度。
授乳のタイミングで交換するのはもちろん、それ以外にもうんちをしたら交換をしてあげる必要があります。
ベビーベッドだと高さがあったり、柵が邪魔なこともあったりするので、頻回なおむつ交換だと少し億劫ですよね。
硬い床やラグなどに直接赤ちゃんを寝転がらせるのには抵抗があるかもしれませんが、座布団なら程よい硬さで安心ですよ。
【授乳クッションの代わりに】
座布団は授乳クッションの代わりにもなります。
座布団を半分に追って、ママの膝の上に乗せることで高さが出て、赤ちゃんに授乳がしやすくなります。
授乳クッションは寝室に置いておき、日中生活するリビングなどには座布団、またはその逆などといった使い方をするママもいますよ。
【ママの腰痛予防に】
新生児期の赤ちゃんは、ママに常に抱かれていたいという子も多くいます。
そのため、日中は赤ちゃんを抱きながらソファや椅子に座るママも多いはず。
しかし、赤ちゃんを抱きながら長時間座っていると腰が痛くなってしまうことも。
そこで、ソファとママの腰の間に折った座布団を挟んでおくと、腰が楽になりますよ。
ただでさえ産後は骨盤が緩んでいて腰痛を引き起こしやすいので、普段からの予防として活用しておくと良いですね。
新生児育児に座布団を使う際の注意点
【清潔なものを使う】
座布団は、清潔なものを使うようにしましょう。
特に押し入れに長期間入っていた座布団は、ほこりやカビやダニなどが気になります。
新生児期の赤ちゃんはデリケートなため、なるべく新しいものを使用するのが望ましいですね。
家にある座布団を使用する場合は、まずは洗濯をして、よく天日干しをしましょう。
洗濯が難しい時は布団乾燥機をかけることでダニが死滅します。その後よく掃除機で吸い、天日干しをすれば安心ですよ。
【柔らかすぎないものを選ぶ】
座布団にも種類は様々ですが、柔らかすぎないほどよい硬さのものを選びましょう。
「柔らかい方が寝心地が良いのでは?」と思うママもいるかもしれませんが、赤ちゃんの寝具に柔らかいものはNG。
顔が埋もれてしまうほど厚みや柔らかさがあるものは、赤ちゃんが窒息してしまう可能性があるので使用してはいけません。
「新生児は寝返りをしないので大丈夫」という人もいるかもしれませんが、何かのはずみで赤ちゃんがうつぶせになってしまうことがあるかもしれません。
育児は「もしかしたら、こうなるかもしれない」という最悪のパターンを常に予測しながら、危険を回避するのが大切ですよ。
【吐き戻し・おむつ漏れ対策をする】
新生児期の赤ちゃんは、まだまだ上手にミルクや母乳を飲むことができないので、しばしば吐き戻しをします。
また、おむつからうんちやおしっこが漏れてしまうのもよくあることです。
そのため、座布団に吐き戻しやおむつ漏れの対策をしておくようにしましょう。
手軽にできるのが、バスタオルをぐるっと巻いておくという方法です。
この時、バスタオルの端が赤ちゃんの顔にかからないように座布団の下にしっかりと巻き込むようにしましょうね。
また、防水の座布団カバーなども販売されているので、それらを活用しても良いでしょう。
まとめ
座布団は、新生児期を過ぎた赤ちゃんのお世話にも、様々なシーンで活躍します。
また、赤ちゃんが成長してお世話グッズとして使わなくなっても、本来の座布団としての用途で使用できるので、無駄がなくて良いですよね。
ただでさえ産後の疲れや傷が癒えていないママにとって、慣れない新生児の赤ちゃんのお世話はとても大変なことと思います。
今回ご紹介した座布団のように、活用できるものはどんどんと活用して、できるだけママにストレスや負担がかからないように工夫していきましょう。