生後12ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント
初語が出たり、歩き始める子も出てき始める生後12ヶ月。
1年前はまだふにゃふにゃで、はっきりとものを見ることすらできなかったと思うと、赤ちゃんの成長は本当にあっという間です。
今回は、そんな生後12ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについてご紹介します。
【生後12ヶ月】赤ちゃんの授乳と離乳食
【スプーンを渡してみよう】
生後12ヶ月になると、「自分で食べたい」という意欲が出てくる時期でもあります。
手づかみ食べでによって、自分の意思で食べ物を口に運ぶという動作を覚えたら、次はスプーンを渡してみましょう。
もちろん、初めは上手に扱うことができませんが、徐々に慣れてきますよ。
ぽってりとしたプレーンヨーグルトなどからはじめると、スプーンから流れ落ちにくいため練習には最適ですよ。
【おやつを与える時のポイント】
赤ちゃんにとってのおやつは、「補食」とも呼ばれています。
赤ちゃんは一度にたくさんの量を食べられないため、おやつによって足りない栄養を補うのです。
そのため、赤ちゃんのおやつは大人が思い浮かべるような甘いお菓子類ではなく、おにぎりやパン、さつまいもなど食事に近いようなものを与えると良いでしょう。
もちろん、お菓子を与えても問題はないのですが、与える際は大人用のお菓子ではなく月齢に合った赤ちゃん用のものを与えることをおすすめします。
【鉄分不足に注意】
生後12ヶ月頃の赤ちゃんは、母乳やミルクの量が減ってくるため、鉄分不足になってしまうこともあります。
積極的に肉類など鉄分を含む食材を離乳食に取り入れるほかに、フォローアップミルクなどを調理に使い、鉄分を補うようにしましょう。
【生後12ヶ月】赤ちゃんとの遊び方
【「崩す・破る・壊す」遊び】
生後12ヶ月の赤ちゃんは、「崩す・破る・壊す」といった遊びが大好き。
特に外出しにくい雨の日などは、ママが積み木を詰んだものを壊したり、新聞紙を破かせてあげることで赤ちゃんの外へ行きたい気持ちを発散させることができます。
新聞紙やチラシなどをビリビリと破くのは、ママもストレス発散になるかもしれませんね。
【歩くことを楽しめる遊び】
生後12ヶ月の赤ちゃんは、歩けるようになってくる子もいます。
とはいえ、すたすたとスムーズに歩くことはまだ難しい子が多いため、ママが手を引いてあげたり、手押し車や乗用玩具などを押して歩く遊びがおすすめです。
嬉しそうににこにこと笑いながら歩く赤ちゃんの姿が見られますよ。
【生後12ヶ月】赤ちゃんの服と靴
【服のサイズ感に注意】
生後12ヶ月になると、多くの赤ちゃんが80cmの服を着るようになります。
しかし、同じ80cmでも、メーカーによってサイズ感が大きく異なることがあります。
なるべく試着をしてみたり、気に入ったメーカーで服を購入するようにすると買い物の失敗が減りますよ。
【肌着を新しく購入する際は】
赤ちゃんが保育園に入園する予定があるなら、肌着を新しく購入する際はスナップボタンがついたボディ肌着ではなく、普通の肌着の購入をおすすめします。
ボディ肌着は多くの保育園で禁止されているため、ボディ肌着を購入してしまうと新たに入園時に買い直すことになってしまうかもしれません。
また、普通の肌着にすると、スナップボタンを留める手間が省けるのでお世話面でも少し楽になりますよ。
お腹が出てしまうことが心配な場合は、少し丈の長めの物を選ぶとしっかりとズボンやレギンスに入れられて安心です。
【靴を嫌がる赤ちゃんにおすすめの「ベビーフィート」】
生後12ヶ月頃から、赤ちゃんに靴を購入するママもいるのではないでしょうか。
しかし、初めての靴は、その違和感から嫌がる赤ちゃんも多くいます。
そんな時は、「ベビーフィート」という靴下と靴が一体化しているものを履かせてみるのもおすすめです。
靴ほど違和感がなく、また非常に軽いので赤ちゃんも気に入ってくれるかもしれません。
室内でも履くことができるので、まずは靴に慣れてもらうためにおうちの中で練習してみるのも良いですね。
【生後12ヶ月】お世話の注意点
【予防接種を忘れずに】
生後12ヶ月になると、
・MR(麻疹・風疹)
・水痘
・おたふくかぜ(任意)
これらの予防接種を受けられます。
また、これら3つの予防接種は同時接種が可能です。
生後2ヶ月頃から続いていた予防接種も、生後8ヶ月頃からは落ち着いていたためうっかり忘れてしまうママも多いかもしれません。
しかし、予防接種は赤ちゃんにとって大切なものです。
特に麻疹は感染力が強いため、生後12ヶ月になったらなるべく早く接種するようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんが生まれて1年。どのような1年間でしたか?
きっとママの人生の中で最も泣き、悩み、笑い、幸せな気持ちになった1年だったのではないでしょうか。
赤ちゃんが1歳になったということは、ママだって「ママ1歳」です。
赤ちゃんのお世話で行き詰まること、そして自信を失ってしまうことがあるかもしれませんが、子育てはこれから先も続きます。
頑張りすぎずに「私だって”ママ1歳”だから」と、のんびりとした気持ちでお世話を楽しんでくださいね。