生後1ヶ月の赤ちゃんの夜泣き
赤ちゃんとの生活が始まって1ヶ月。
生後1ヶ月になると、里帰り先から自宅へ帰るママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんのお世話に加えて、家事などもこなさなければならないため、ママは大忙し。
そんな中、赤ちゃんの夜泣きがあると心身ともに疲れ果ててしまいますよね。
今回は、そんな生後1ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、原因や対処法などを詳しくまとめました。
【生後1ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因
【お腹が空いている】
新生児の頃に比べると飲む量も増えてきたとはいえ、まだまだ赤ちゃんにとって授乳は重労働です。
特にママの乳首は、哺乳瓶の乳首に比べて、赤ちゃんの口吸う力が必要です。
そのため、赤ちゃんはおっぱいを飲みながら疲れて眠ってしまうこともあります。
まだ十分な量を飲めずに眠りにつくため、すぐにお腹が空いて泣いてしまう赤ちゃんは多くいますよ。
【おむつが濡れている】
赤ちゃんにとっておむつが濡れているのは非常に不快なこと。
特に濡れていることに敏感な子はこまめに交換する必要があります。
また、おむつからおしっこが漏れて肌着などが濡れていることもあります。
肌着が濡れているのにママが気付かないと、その不快感からも泣き続ける赤ちゃんも少なくありません。
【温度や湿度が不快】
室温や湿度が赤ちゃんにとって不快でも、夜泣きをしてしまうことがあります。
「寒そうだから」と靴下を履かせたり、厚手の服を何枚も重ね着させるのは赤ちゃんが暑い思いをするだけでなく、乳幼児突然死(SIDS)につながる危険性もあります。
【寂しい】
ふと目が覚めた時に隣にママがいないと、赤ちゃんは不安になって泣いてしまうことが多いです。
添い寝ではなく、ベビーベッドなどでママと離れて眠っている赤ちゃんは寂しさを感じてしまうことが多いかもしれませんね。
しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんは窒息などの危険性もあることから、なるべくママと少し離れた場所で眠ることがおすすめです。
【生後1ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法
【授乳をする】
赤ちゃんがお腹を空かせている可能性もあるため、授乳をしましょう。
母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ、その時間や量は気にせずに与えても問題はありません。
ほんの少し喉が渇いていたり、ママの乳首をくわえることで安心感を得たいということもあります。
ミルクの場合は、ミルクメーカーの指示通りの量と時間を守るようにしましょう。
しかし、「きっちり3時間はあけなければならない」といったように、あまり細かく考えなくても大丈夫。
10分や15分程度なら、間隔が狭まっても問題はありませんよ。
【おむつを交換する】
おむつはもちろんのこと、おむつからおしっこなどが漏れていないかもしっかりと確認しましょう。
生後1ヶ月となると、赤ちゃんによっては足の動きが活発になってくる子もでてくるため、今まで以上におむつ漏れをしやすくなります。
おむつを新しいものに交換したとしても、肌着や寝具が濡れてしまっていては不快感から解放されないので、しっかりと触ってチェックすると安心です。
【室温や湿度を見直す】
あくまで目安ではありますが、
夏期:25℃〜28℃
冬期:18℃〜23℃
湿度:60%前後
これらが赤ちゃんの快適に過ごせる温度・湿度です。
また、服は厚手のものを着せるのではなく、薄手のものを重ね着させましょう。
重ね着をすることで、服の着脱によって微妙な調節ができるようになります。
【赤ちゃんを安心させる】
赤ちゃんを抱っこしたり、声をかけたりして安心させてあげましょう。
「子守唄」は、昔から愛される寝かしつけの定番ですよね。
優しく、落ち着いたトーンで歌うと、赤ちゃんがお腹の中で聴いていたママの声と近く感じられるようです。
幼いうちから決まった子守唄を歌って寝かしけをすると、赤ちゃんにとっての「入眠儀式」となることもありますよ。
【生後1ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの近隣への配慮
生後1ヶ月となると、里帰り先から自宅へ帰ってきて赤ちゃんとの生活をスタートするママも多いと思います。
そこで今まで以上に気になるのが赤ちゃんの夜泣きによる騒音。
特にアパートやマンションなどの集合住宅や、戸建てでも家同士の距離が近い住宅地などだと気になりますよね。
生後1ヶ月の赤ちゃんの泣き声は、そこまで大きな声ではないといえ、「うるさい」と感じる基準は人それぞれ。
そのため、まず里帰り先から帰ってきたら、ご近所へ挨拶まわりをすることをおすすめします。
「赤ちゃんが生まれたため、泣き声などで迷惑をかけることがあるかもしれない」と挨拶をしておくことで、印象はかなり変わると思います。
まとめ
赤ちゃんが生後1ヶ月を迎え、床上げも終え、家事もしっかりしなければ!と意気込んでいるママもいるかもしれません。
しかし、赤ちゃんが夜泣きをしてしまうと、ママの眠る時間はほとんどないでしょう。
そのため、赤ちゃんが昼寝をしている時はママも一緒になって眠り、少しでも睡眠時間を確保するようにしてください。
家事は最低限に済ませ、まずは自分の体をいたわってあげてださいね。