生後4ヶ月の赤ちゃんとおもちゃ
生後4ヶ月の赤ちゃんは、首がしっかりと据わり、早いと寝返りをしだす子もいます。
今まで仰向けばかりだった赤ちゃんも、だんだんと自分の意思で動くようになってきますよ。
また、今まで以上にたくさんの笑顔が見られるようになり、キャッキャと声を出して笑うことも増えてくるため、ママにとっても癒しであり、あやし甲斐がありますよね。
そんな生後4ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選びのポイントと、おすすめのおもちゃをご紹介します。
【生後4ヶ月】おもちゃ選びのポイント
生後4ヶ月の赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントから見ていきましょう。
【ポイント①お手入れがしやすいものを選ぶ】
生後4ヶ月の赤ちゃんは、物を掴んで自分の口に入れるようになります。
これは、赤ちゃんの成長段階では避けられないことであり、やめさせる必要もありません。
しかし、やはり気になるのが衛生面。
洗濯や水洗い、消毒などがしやすいおもちゃを選ぶと、ママも安心して赤ちゃんにおもちゃを手渡すことができますよ。
哺乳瓶の薬液消毒を利用すれば、プラスチック製のおもちゃは消毒ができるものもあります。
薬液消毒をする場合は、おもちゃのパッケージやタグなどに「薬液消毒OK」の表示があるかどうかを確認して選ぶといいでしょう。
【ポイント②赤ちゃんの窒息につながるものには注意】
赤ちゃんへ、ぬいぐるみや布おもちゃなどのおもちゃを選ぶママは多いと思います。
これらのおもちゃは赤ちゃんにも大人気ですよね。しかし、注意したいのが赤ちゃんの窒息です。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、個人差はありますが寝返りをしだす子もいます。
しかし、寝返りの後に元通りに仰向けになる「寝返りがえり」は、まだまだできない子が多いです。
赤ちゃんがふと寝返りをした際に、口元にぬいぐるみや布製のおもちゃがあると、赤ちゃんはそれらを避けることができずに窒息してしまう可能性があるのです。
手で上手にそれらを避けることも難しい時期。
そのため、ぬいぐるみや布製のおもちゃで遊ぶ際には必ず赤ちゃんから目を離さないことがポイント。
また、ベビーベッドや布団などに飾りとして、これらのおもちゃを置く人もいますが、それは避けてください。
大人と一緒に遊ぶ用のおもちゃとして、選ぶのであれば問題ありません。
【生後4ヶ月】おすすめのおもちゃ
具体的にどんなおもちゃが良いのか、見ていきましょう。
【おすすめおもちゃ①布絵本】
布絵本とは、その名の通り布製の絵本のことです。
一般的な絵本というと、ママが読み聞かせをしてあげるというイメージがありますが、布絵本は赤ちゃんが触ったり舐めたりして楽しむ絵本です。
ビニールなどがページの間に挟んであって、ガサガサという音を楽しんだりと、赤ちゃんの喜ぶ仕掛けがついているものも。
赤ちゃんが大好きな布製のタグや、紐などが縫い付けてあるものもありますよ。
布絵本は、軽くて持ち運びにも向いているので、お出かけの際にも重宝します。
また、紙製の絵本と異なり赤ちゃんが舐めてしまったとしても、ふやけたり破れることがなく、ページの端で手を切ってしまうという危険もありません。
【おすすめおもちゃ②オーボール】
オーボールとは、網目状になってるボールのおもちゃのことです。
ボールのおもちゃはつるつるとしていて赤ちゃんには持ちにくいものが多いですが、オーボールは網目に指をひっかけることができます。
生後4ヶ月の赤ちゃんでも持ちやすいので、おすすめです。
オーボールを必死に舐めようとしたり、大きく口を開けて口の中に入れようとする赤ちゃんの仕草は、見ているこちらも思わず笑ってしまいそうになるくらい可愛いですよ。
オーボールの網目におもちゃクリップをつければ、ベビーカーなどに引っ掛けることができるのでお出かけ用のおもちゃとしても活躍します。
【おすすめおもちゃ➂ベビージム】
ベビージムとは、アーチ状のポールなどに赤ちゃんが喜ぶおもちゃなどがぶら下げられたもの。
仰向けで寝ている赤ちゃんのちょうど視界に入るところにおもちゃがぶら下がっているので、赤ちゃんはおもちゃを取ろうと必死に手を伸ばします。
赤ちゃんが手足をバタバタさせておもちゃに触れると、おもちゃがプラプラと揺れるので赤ちゃんは大喜び。
ベビージムは、ベビーメリーから組み替えられるものや、マットと一体になっているものまで種類は様々です。
マットと一緒になっているものを選べば、マットの面にも仕掛けや可愛いイラストがついているので赤ちゃんの寝返りのきっかけになるかもしれませんよ。
まとめ
生後4ヶ月になると、日々の遊びの中でもたくさんの笑顔が見られるようになり、ますます赤ちゃんとの遊びが楽しくなりますね。
赤ちゃんが寝返りをマスターし、うつぶせでいる時間が増えてくると、今までとはまた違った種類のおもちゃで楽しめるようになります。
わが子がどんなおもちゃに興味があるのか、毎日の遊びの中で観察してみましょう。おもちゃ選びの参考になりますよ。