生後4ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
生後4ヶ月になると、首がすわる赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
今まで寝転んでばかりいた赤ちゃんも、うつ伏せの状態で顔を上げることができるようになってくるので、ぐんと視野が広がることでしょう。
このような成長の真っ只中にいる赤ちゃんに、もっといろいろしてあげたくなるママも多いかもしれません。
そこで、知育遊びを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
知育といっても難しいことではなく、普段のお世話の延長で取り入れたり、一緒に楽しく遊んだりするだけで大丈夫です。
知育には赤ちゃんが自ら考える、という力を育てる効果があります。
月齢や成長に合った知育を取り入れることで、より成長と発達を促すことができます。
赤ちゃんの成長を喜びつつ、知育遊びを取り入れて発育を促してあげましょう。
今回は生後4ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめの知育玩具をご紹介いたします。
生後4ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
生後4ヶ月になると首がすわるようになるため、今まで赤ちゃんが見ていた景色とガラッと変わります。
視野が広がることで、赤ちゃんはまた一段といろいろなものに興味が出てくるようになります。
そんなことを意識しながら、知育遊びを取り入れてみてくださいね。
【お腹に乗せてゆらゆら】
ママは仰向けの状態で、赤ちゃんをうつ伏せにしてお腹の上に乗せましょう。
赤ちゃんが落ちないように両手で支えながら、体をゆらゆらと揺らします。
すると、まるで船に乗っているような感覚を赤ちゃんが楽しむことができます。
その際は「波に揺られてゆーらゆら」など、船に乗っているイメージで声かけしてみましょう。
ママに密着しているという安心感と、左右に揺れることで体のバランスを鍛えることができます。
「何が見えるかな?」「次はどっちに揺れるかな?」など、赤ちゃんが周りを見たくなる声かけも良いでしょう。
また、赤ちゃんをお腹の上に乗せる際は、ネックレスなどのアクセサリー類は外し、ママのお洋服も、肌触りがよく、飾りがついていないものにしましょう。
そして、周りに当たって危ないものがないか注意しながら遊ぶようにしましょう。
【シーソー遊び】
赤ちゃんと公園でシーソーするにはまだ早いですが、おうちの中で楽しくシーソー遊びをしてみましょう。
ママの太ももの上に赤ちゃんが向かい合わせになるように、両手で支えながら座らせましょう。
赤ちゃんの脇の下を支えながら、ゆっくり後ろに倒れたり起こしたりしてみましょう。
この際に、腕を引っ張ると抜けてしまう可能性があるので、腕ではなく脇の下を支えるようにしましょう。
目と目を合わせながら遊ぶことによって親子のコミュニケーションにもなり、少し不安定な場所でゆっくり動かすことでバランスを鍛えることもできます。
また、こちらの知育遊びをする際は首が完全にすわってから行うようにしましょう。
ママの産後の軽いエクササイズにもなり一石二鳥ですね。
4ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
生後4ヶ月の赤ちゃんにはどのような知育玩具が良いのでしょうか。
知育玩具を活用して、親子で楽しく手軽に「知育」に取り組んでみましょう。
【オーボール】
首がすわり、うつ伏せの状態で頭を持ち上げている時間が長くなったら、オーボールで遊んでみませんか。
オーボールは赤ちゃんが掴みやすいように、穴がたくさん空いているボール状のおもちゃです。
興味のあるものに手を伸ばし、それを口に持っていくことが増えていきますが、まさにそんな時期にぴったりの知育玩具です。
丸くて柔らかい素材なので口に入れても危なくありません。
また、「ボール」なのでポイッと投げると思わぬ方向に転がっていくこともあります。
そんな動きに赤ちゃんは興味を持ち、赤ちゃんの脳を刺激してくれることでしょう。
【振ると音がなるおもちゃ】
生後4ヶ月になると握力も強くなるので、その力を生かして楽器にも挑戦してみましょう。
楽器といっても本格的なものだと重たくて危ないので、例えば赤ちゃん用のタンバリンや鈴など、握って軽く振ると音がなるおもちゃを持たせてみましょう。
握ることで握力が鍛えられるだけではなく、楽器は赤ちゃんの音感を鍛えリズム感を育むことができるとも言われています。
また、もしまだ持つのが難しい場合は、ママが少し遠ざけて持ち「届くかな?」など、持ちたくなるような声かけをしてみるのも良いでしょう。
楽器の知育玩具を選ぶ際は、赤ちゃんが握りやすいもの、なめても大丈夫なもの、認識しやすいはっきりとした色合いのものが良いでしょう。
赤ちゃんは音が鳴るだけで楽しいので、一緒に鳴らして歌って、ママのリフレッシュにも取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
赤ちゃんにすくすく健康に育ってもらいたい。親なら誰しもが願うことですよね。
赤ちゃんの成長はとても早く、毎日あっという間に過ぎていると感じる方も多いかもしれません。
生後4ヶ月になって起きている時間が増え、赤ちゃんとの時間をもっと有意義に使いたい、と考えている方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、ご紹介したような知育遊びがおすすめです。
知育には、赤ちゃんが自ら考える力を養うという効果があります。
赤ちゃんがこれから成長に伴い、能力を思う存分に発揮できるように、月齢に合った知育や知育玩具を取り入れていきましょう。