生後4ヶ月の赤ちゃんができること
生後4ヶ月になると、個人差はありますが、首がしっかりとすわってくるようになるので、ママも抱っこが楽になったと感じることでしょう。
これまで以上に動きも活発になるので、うつ伏せにしていると背筋使って頭を持ち上げ、手足をバタバタ動かすようにもなります。これまで仰向けばかりで過ごしていた赤ちゃんにとっては、視界が広がるので、色々なことに興味を示すようになるでしょう。
また、早い子では人見知りが始まる子もいます。
これは、赤ちゃんが自分の周りの人の顔を認識し始めたという証拠です。
いつもそばにいてくれるママは、赤ちゃんにとっては大切な存在。ママの顔を覚え、楽しい・うれしいという気持ちを体全体で表現してくれるようになります。まだ会話はできませんが、ママも赤ちゃんとのコミュニケーションがこれまで以上に楽しく感じられるようになりますよ。
そんな生後4ヶ月の赤ちゃんが喜んでくれる遊び方についてまとめましたのでご覧ください。
生後4ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
まずはおうちで楽しめる遊び方からご紹介します。
【①たかいたかい】
首がしっかりすわってきたら、ママが仰向けに寝た状態で赤ちゃんを持ち上げ、「たかいたかい」をします。怖がる赤ちゃんもいるので、初めはゆっくりと行ってあげてくださいね。楽しくなれば赤ちゃんも「キャッキャッ」と声に出して笑ってくれるはずです。
【②腹ばい遊び】
赤ちゃんを腹ばいの姿勢にしたら、ママが少し離れたところから声をかけてあげます。「○○ちゃんこっち見て」というように、振り向かせてみましょう。
声をかける際に、ガラガラや音の出るおもちゃを使うと、赤ちゃんも興味を示して振り向いてくれますよ。
最初のうちは、長い時間腹ばいの姿勢をキープすることが難しいため、無理をせず、5分くらいで切り上げるようにしましょう。
徐々に時間を延ばしていくことで、体の筋肉も発達していきます。
【③あたまかたひざぽん】
言葉の発達の準備段階でもあるこの時期は、これまで以上にママの語りかけが重要になってきます。そのため、遊びのなかでも言葉を意識したものを取り入れると良いですよ!
なかでもおすすめなのが「あたまかたひざぽん」の手遊び歌。
歌いながら「あたま」「かた」「ひざ」というように赤ちゃんの体に優しくタッチしてあげます。
赤ちゃんは皮膚刺激に敏感なため、タッチされた時の感覚と、その言葉を一緒に記憶することができ、繰り返すことで体の部位の名前を認識できるようになっていきます。
慣れてきたら曲のテンポを変えたり、タッチする場所を変えたりとママのアレンジを加えていくと良いでしょう。
ママと赤ちゃんにとっても、良いスキンシップになりますね。
生後4ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
生後4ヶ月の赤ちゃんとの外遊びとは、どのようなことをすれば良いのでしょうか?
【お散歩】
起きている時間が長くなってきた月齢なので、午前中など比較的気温が安定している時間帯に、近所をお散歩をすると良いでしょう。
ベビーカーだけでなく、首がしっかりとすわっている赤ちゃんであれば、縦抱っこをしてあげると、いつもと視界が変わって喜んでくれますよ。
色々なことに興味を示し始める時期ですから、お部屋の中だけでなくお外に連れていき、きれいに咲いた草花を見せたり、動物の鳴き声を聞かせたりすることも赤ちゃんにとっての良い刺激になります。天気の良い日は、ぜひお散歩を楽しんでくださいね。
【公園】
お散歩だけでなく、気候の良いときは思い切って公園遊びもおすすめです。
抱っこをしたり、ベビーカーに乗せながら、公園をぐるっと一周し、時折、草や葉っぱなどを手に握らせてあげると良いでしょう。
手や指の発達も著しい時期ですから、色々な感触を体感することで良い刺激になってくれると思います。
4ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
周囲の音に反応し、様々なことに興味を示すようになる生後4ヶ月の赤ちゃん。自分が気になるものがあれば、手を伸ばして掴もうとするようにもなる時期です。どんなおもちゃを与えてあげればよいのか見ていきましょう。
【①ガラガラ】
音の出る方向に顔を向けてくれるようになるので、ガラガラ(ラトル)があると良いでしょう。 赤ちゃんが自分で掴みやすいような形状や、自分で遊んでいる最中に落としても痛くないような布製のものなどがおすすめです。
【②プレイマット】
色々なおもちゃが付いているプレイマットは、この時期の赤ちゃんの五感を刺激してくれる仕掛けがいっぱいあります。 特に鏡の付いているプレイマットがおすすめ。「これは何だろう?」と鏡に映る自分をじーっと見つめる姿が愛らしいです。仕掛けがたくさんあるプレイマットであれば、ちょっとの間、赤ちゃんが1人遊びしてくれるようにもなるでしょう。
まとめ
個人差はあるものの、首がすわり、これまで以上に表情も豊かになってくる時期です。赤ちゃんによってはごきげんなときは、「あう~」などと喃語を話してくれるようにもなりますので、ますます赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しくなるでしょう。
今回ご紹介した様々な遊びをとおして赤ちゃんとたくさん触れ合い、親子の絆を深めていってくださいね。