生後4ヶ月の赤ちゃんの絵本選びは?
生後4ヶ月にもなると、睡眠や授乳の時間の間隔が安定してきて、少しお世話が楽になったと感じるママは多いのではないでしょうか。
空いた時間があればぜひ、絵本の読み聞かせを取り入れて、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみたいですね。
生後4ヶ月の赤ちゃんはママの声を「言葉の音」として認識できるようになるため、これまで以上に絵本の読み聞かせをするなど、日常でも語りかけを意識的に行っていきましょう。
そんな生後4ヶ月の赤ちゃんには、どのような絵本を選んだらいいのでしょうか。
【ポイント①はっきりとした色と形が多く登場するもの】
今までよりもさらに、視力も発達しています。絵本に描かれた物の色や形など、今までに以上に注目して見ていることも。
ママやパパの顔の形に似ている丸い形から興味を持つことが多いようです。
ぜひ、色や形がたくさん描かれた絵本を選んで、赤ちゃんの興味を引きましょう。
【ポイント②絵に顔の表情があるもの】
色と形の認識ができるようになると、顔の表情も赤ちゃんには気になるようです。
赤ちゃんが好きな顔の表情というと、やっぱりママやパパの笑顔です。
そんな笑顔が多く描かれた絵本だと、赤ちゃんもきっと楽しい気持ちになってくれるでしょう。
顔を指して、「ニコニコしているね」とママも笑顔で赤ちゃんに読み聞かせをすると、きっと喜んでくれますよ。
生後4ヶ月の赤ちゃんにおすすめの絵本
今までよりも色や形の認識ができるようになる生後4ヶ月の赤ちゃん。
どのような絵本がおすすめなのでしょうか。
【おすすめ絵本①「Sassyのあかちゃんえほん にこにこ」】
作・絵/LaZOO
KADOKAWA
お日様がにこにこしている表紙が目印の楽しい絵本です。
「あかちゃんの目と脳をはぐくむ絵本」として、圧倒的な人気を誇るこちらの絵本。
白と黒、赤などのカラフルな強いコントラストで描かれた模様に、赤ちゃんも興味津々に。
にこにことした表情が描かれた虫や魚たちが登場します。
「ぽん ぽん ぽん ぽーん」「にこにこ くるりん」など、楽しい響きの言葉がたくさん登場します。
見ても楽しい、聞くだけでも赤ちゃんが楽しくなるおすすめの一冊です。
【おすすめ絵本②「まるまる ぽぽぽん」】
作・絵/柏原 晃夫
学研
「まるまるぽぽぽん」という弾むような音の響きが楽しいタイトルにまずは惹かれますね。
生後4ヶ月の赤ちゃんの興味を引くような、カラフルな丸いキャラクターたちが登場します。
「まるまる」「ぽん」という音を楽しみながら読み聞かせると、赤ちゃんも思わず笑顔になるかもしれません。
丸い形がたくさん出てくるので、「形」に興味を持ってくる月齢にぴったりの絵本ですよ。
【おすすめ絵本③「なでなで ももんちゃん」】
作・絵/とよた かずひこ
童心社
親子のスキンシップがさらに楽しくなるおすすめの絵本です。
大人気「ももんちゃんあそぼう」シリーズの第18作目。
桃のような顔の形が特徴の可愛らしいももんちゃんを、シリーズの絵本で見かけたことがある方は多いのではないでしょうか。
こちらの絵本では、元気のないきんぎょさんとおばけさんが登場します。
「なでなで」したら元気になるというストーリーですが、ママが絵本をなでなですると、赤ちゃんも反応してくれるかもしれません。
赤ちゃんのおなかを「なでなで」する時に、思わず思い出してしまう絵本です。
【おすすめ絵本④「おはようのえほん」】
作/いしかわ こうじ
童心社
そろそろ朝と夜の区別もしっかりつけていきたい、と考えているママにもぴったりの絵本です。
朝になったら元気良く「おはよう!」と、赤ちゃんにも声をかけていますか?
たいようさんがいぬ、らいおん、へびなど8種類の動物たちを起こしていくお話です。
朝が来るのが楽しくなるような内容なので、赤ちゃんとの生活にも結びついたおすすめの一冊です。
4ヶ月の赤ちゃんと絵本を楽しむには
絵本にも少しずつ興味を持つようになっている赤ちゃんもいるかもしれません。
生後4ヶ月の赤ちゃんと絵本をもっと楽しむコツをご紹介いたします。
【コツ①表情にも変化をつけてみよう】
顔や表情の認識もできるようになる月齢なので、ぜひたくさんママの笑顔を見せてあげたいですよね。
絵本を読み聞かせる時は、笑顔や驚いた顔など、表情の変化もつけるとより興味を持ってくれるでしょう。
【コツ②赤ちゃんの反応も楽しもう】
カラフルな物や絵を少しずつ認識できるようになっている生後4ヶ月の赤ちゃん。
どれくらいまで見えているのかな?と、気になる方も多いのではないでしょうか。
絵本を読み聞かせながら、「これはなんだろう?」「大きな丸だね」など、描かれた絵を使って語りかけをするのも楽しいですよ。
まとめ
ママの声を「言葉の音」として認識できるようになる生後4ヶ月の赤ちゃん。
脳の発達を促すためにも、ぜひ今までよりもさらに積極的に絵本の読み聞かせを取り入れていきましょう。
おすすめの絵本を参考にして、親子のコミュニケーションの時間を楽しんでくださいね。