生後4ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

生後4ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ

赤ちゃんが生後4ヶ月になると首がすわるため、お世話が少し楽になる時期かもしれませんね。

身体的な成長以外にも、色々なものに興味がさらに出てきたり感情表現が豊かになっていたり、精神的な成長も見られるでしょう。

今までよりも、赤ちゃんと一緒に遊ぶ時間が増え楽しく感じる方も多いのではないでしょうか。

 

そんな生後4ヶ月の赤ちゃんは、どれくらい言葉が発達しているのでしょうか。

言葉を話し始めるにはまだ早いですが、今からできる言葉がけもあるのでしょうか。

今回は生後4ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達や、言葉がけの方法などをご紹介いたします。

 

生後4ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達

まず、生後4ヶ月の赤ちゃんの言葉の発達についてみていきましょう。

 

【言葉の発達の段階】

赤ちゃんの言葉はこのような段階を経て発達していくと言われています。

 

①言葉を聞く

②言葉に反応して声を発する

③言葉が分かるようになる

④言葉を話す

 

生後4ヶ月になると、①「言葉を聞く」や②「言葉に反応して声を発する」の段階に進んでいることでしょう。

ただし言葉の発達は個人差があるため、②に進んでいなくても心配する必要はありません。

 

【クーイングから喃語へ】

生後2〜3ヶ月の頃は「あー」「うー」と言った一つの音を伸ばしたクーイングと呼ばれる発声が見られたことでしょう。

生後4ヶ月ではクーイングから今度は喃語(なんご)を話し始める赤ちゃんもいるようです。

喃語とは、「あーうー」や「ば・ば」など、二つ以上の音による発声のこと。

今まで単音だったのが二つ以上の音に増え、よりしっかりとした音として聞こえるようになるでしょう。

まだ意味のある言葉ではありませんが、赤ちゃんが本当におしゃべりしているように聞こえるので、ママもパパも嬉しくなるでしょう。

 

生後4ヶ月の赤ちゃんにも言葉がけは必要?

今までよりも少し、ママやパパの声に反応してくれるようになった生後4ヶ月の赤ちゃん。

生後4ヶ月まで十分、言葉がけをしたから大丈夫、と考える方もいるかもしれませんね。

ですが、反応してくれたり喃語が始まった今の時期こそ、言葉がけは大切と言えるでしょう。

 

赤ちゃんが喃語を話せるようになるには、身近な人からの言葉がけが大きく影響します。

赤ちゃんに対して親が言葉がけをしたり反応したりすることで、声の出し方を学んでいきます。

周りへの興味もさらに出てくる時期なので、積極的に言葉がけをして赤ちゃんの脳を刺激してあげましょう。

 

生後4ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけの方法

「言葉がけ」というと、少しかしこまってしまう方もいるかもしれません。

どのような方法で言葉がけするのが良いでしょうか。

 

【赤ちゃんの声に反応する】

大人が一方的に赤ちゃんに向かって話しかけるというよりも、赤ちゃんの声に反応するよう心がけましょう。

言葉に対して反応すると、赤ちゃんは喜んでもっと言葉を発してくれることでしょう。

 

【赤ちゃんが聞き取りやすい声で】

赤ちゃんに言葉がけをする際は、できるだけ聞き取りやすい声を意識すると良いでしょう。

大人と話す時よりも、少しだけ高めの声で抑揚をつけると聞き取りやすいと言われています。

急にそのような発声をするのは難しいかもしれませんが、赤ちゃんとのおしゃべりを楽しむ気持ちで、まずは試してみると良いかもしれません。

 

生後4ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例

生後4ヶ月の赤ちゃんへの言葉がけ例について、ご紹介いたします。

 

【何して遊ぶ?】

生後4ヶ月になると、赤ちゃんと遊ぶ時間も増えるのではないでしょうか。

たまには赤ちゃんに何をして遊ぶか決めてもらうのはいかがでしょう。

もちろん赤ちゃんが具体的な遊びの名前を言ってくれるわけではありませんが、例えばおもちゃを持ってきて「こっちにする?」と促してみるのも良いでしょう。

 

【絵本の読み聞かせ】

赤ちゃんにもっと色々な言葉を聞かせたい、という場合にはやはり絵本の読み聞かせが良いでしょう。

絵本には赤ちゃんの知らない新しい世界が詰まっています。

絵本の読み聞かせの中から、赤ちゃんが今気になる言葉や物ももしかしたら発見できるかもしれません。

 

赤ちゃんに言葉がけする際の注意点

赤ちゃんに言葉がけする際は、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

 

【必死になりすぎない】

赤ちゃんの喃語が始まるともっと色々おしゃべりして欲しくなり、つい親が必死になって言葉がけをしてしまうことも。

一方的な言葉がけよりも、大切なのは赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむこと。

あまり必死になりすぎず、普段通りの生活の中で気にかけるだけでも十分ですよ。

 

【赤ちゃんの機嫌に合わせる】

赤ちゃんは機嫌が良い時の方が、クーイングや喃語がみられるそうです。

反対に、機嫌が悪い時は言葉がけに気をつけていてもあまり反応がないかもしれません。

常に良い言葉がけばかりを気にするのは大変なので、赤ちゃんのお世話を優先にして、機嫌が良い時にたくさん言葉がけを楽しむようにしましょう。

 

まとめ

赤ちゃんが最初にどんな言葉をおしゃべりするのか、とても楽しみですよね。

今の時期はまだ意味のある言葉ではありませんが、何かを話そうとしている様子はとても可愛らしいものです。

ぜひ今の段階の赤ちゃんと、コミュニケーションを楽しんでくださいね。

この記事を書いたライター

おがわ みなみ
おがわ みなみ

関西在住で一児の母です。 子育てをしながら仕事も両立したいと思い、在宅ライターを始めました。 日々、子供と楽しく暮らせるよう工夫することが大好きです。 新米ママやプレママさんのお役に立てるような記事をお届けします。よろしくお願いします。

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