円形のベビーベッドは使いにくい?

円形のベビーベッドはおしゃれ!

ベビーベッドと言えば、赤ちゃんを迎える準備として必要なアイテムの1つですよね。

ベビーベッドも様々な種類があり、一般的な長方形のものだけでなく楕円形や丸形をしたものもあります。

円形タイプは、カドがないから見た目からもやさしい印象を与えてくれるベビーベッドで、海外のインテリアがトレンドの今、「お部屋に馴染む!」「おしゃれ!」と人気なようです。

しかし、おしゃれだけではベビーベッドの役目を果たすことができませんね。

個性的なデザインだからこそ、その使い勝手が気になるママもいるでしょう。

 

そこで今回は、円形タイプのベビーベッドの特徴や長方形タイプと比較して使いやすいのか、そうでないのかについて詳しくご紹介します。

 

円形のベビーベッドの特徴

では早速、円形のベビーベッドの特徴から見ていきましょう。

 

【特徴①見た目がおしゃれ】

冒頭でも触れたとおり、円形のベビーベッドの大きな特徴は、やはり見た目ですよね。

丸い形、楕円形のフォルムは、カドがないせいか、やさしい印象に見えるもの。

元々、海外のメーカーが販売していることもあってか、一般的な長方形のベビーベッドよりおしゃれなんです。

インテリアの邪魔にならずにお部屋に置くことができるでしょう。

 

【特徴②価格がやや高め】

円形のベビーベッドは海外メーカーのものですから、一般的なベビーベッドよりも少し価格が高め。

サイズにもよりますが、15,000~30,000円前後が相場なのに対し、円形ベビーベッドは55,000~75,000円ほどと少し高額です。

 

布団で寝る家庭も多い日本の場合、そもそもベビーベッドの必要性に疑問を感じるママもいますから、購入価格が高いというのはデザインがいくらおしゃれでも悩んでしまうでしょう。

出産準備はベビーベッドだけではなく、ほかにも様々なものに費用がかかりますから、購入の際は慎重に検討したいですね。

 

円形のベビーベッドは使いやすい?

ベビーベッドを選ぶ際は、デザインだけでなく使い勝手にもこだわりたいですよね。

円形という個性的なデザインのベビーベッドですから、長方形のものと比べて使いやすいのかどうか気になるところでしょう。

円形ベビーベッドと長方形ベビーベッドの使いやすさを比べてみたいと思います。

 

【円形だと置き場所に困ることも】

円形という形は意外と幅を取りますから、長方形のベビーベッドと比べると置き場所に困ることもあるかもしれません。

というのも、壁などにピッタリとベッドのカドを付けて使用することができませんから、丸いカーブの分だけ少し幅広く使うことになってしまうからです。

 

また、海外メーカーの家具の特徴でもありますが、日本のような狭小住宅ではサイズが大きすぎてしまうこともあります。

想像していたより幅をとるな…

圧迫感があるな…

などと感じてしまうこともあるかもしれませんね。

購入の際は事前に奥行きや幅、高さなど全てサイズを確認し、実際に自宅に置いたらどの程度の面積が必要になるのか、シミュレーションしておくと失敗せずに済むかもしれませんよ。

 

【カドがないから移動がスムーズ!】

長方形のベビーベッドをリビングから寝室に移動しようと思うと、曲がり角にベビーベッドの四隅が当たってしまい、壁や家具を傷つけてしまうこともありますよね。

その点、円形のベビーベッドなら余計なコーナー部分をカットしているので、部屋と部屋との移動がスムーズ!

日中はリビングで、夜間は寝室で使いたいというママは、円形のベビーベッドの方が使いやすいと感じるかもしれません。

 

【柵の上げ下ろしができずお世話がしにくい】

ベビーベッドは、赤ちゃんが寝るためだけに使うのではなく、おむつ替えやお着替えのために使いたいと思うママもいると思います。

そんなとき、柵の上げ下ろしができた方が断然便利ですよね。

長方形のベビーベッドだと、多くの場合サイドの柵部分がスライドできるため、お世話もスムーズに行うことができます。

 

一方、円形のベビーベッドの場合、その個性的な形からか、柵の上げ下げができないものがほとんど。

赤ちゃんをただ寝かせるためだけのベッドとして活用するのであれば問題ありませんが、おむつ替えやお着替えもそこで…と考えている場合は、柵が邪魔でお世話をしにくいと感じるかもしれません。

 

ただし、スライド式の柵がある長方形のベビーベッドの場合、うっかり赤ちゃんを寝かせた後に柵を上げておくのを忘れてしまい落下事故などが起こることもあります。

このような事故の危険を考えたら、円形のベビーベッドの方が安全と考える見方もできるかもしれません。

 

まとめ

ベビーベッドは、カスタマイズすれば長きにわたって使えるタイプもありますが、そうは言ってもほとんどのママが生後1年以内に使わなくなるものです。

出産準備を進めるにあたり、ベビーベッドは欠かせないベビー用品の1つですが、使用期間や使い勝手をよく考えて円形にするのか長方形にするのか検討しましょう。

ベビーベッドは購入だけでなくレンタルという選択肢もありますから、後悔しないようにお試しで使ってから購入を決めると無駄がなく効率的にベビー用品を用意することができますよ。

 

費用面、サイズ、安全性、使い勝手や使用目的など様々な側面から考えて、ママが最も育児のしやすいものを選んでくださいね。

この記事を書いたライター

たけだ あおい
たけだ あおい

東京都出身、埼玉県在住。 現在、パートにて事務職の仕事をしながら、在宅ライター、幼稚園児の娘の母と3つの顔を持っています。 毎日ちょっぴり反抗期の娘の子育てに奮闘中!! 働くママという目線から、同じように子育てに悩み、楽しんでいるママたちのためになる情報をお届けしたいと思っています。

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