乳幼児と楽しめる親子のふれあい遊び

親子で楽しむふれあい遊び

子どもが小さいと一緒に遊ぼうと思っても、どんなことをしてあげたらいいのか分からないというママも多いですよね。 乳幼児期の赤ちゃんにとっては、ママやパパとスキンシップを兼ねた「ふれあい遊びをするのが最も楽しい時期です。

ふれあい遊びとは、今回ご紹介するような手遊び歌や「いないいないばあ」などの昔からある遊びです。

このような遊びを親子で楽しむことで、以下のような効果を得られます。

 

・赤ちゃんの情緒が安定する ・ストレスホルモンの減少

・親子の信頼関係が築ける

 

ふれあい遊びはお家の中で公園でもどこでもすぐにできます。 今回は、誰でも簡単にできる遊び方をいくつかご紹介します。

 

ねんね期の赤ちゃんでも楽しめる遊び

まずはねんね期の赤ちゃんでも楽しめる遊びからご紹介します。

 

【ベビーマッサージ】

イルやクリームを使って赤ちゃんをマッサージ。リンパの流れが良くなり、感染症にも強くなる効果が期待できるそうです。

親子のふれあい遊びにもピッタリで、パパやママに触ってもらいながら、赤ちゃんは気持ちの良い時間が過ごせます。

 

【いないいないばあ遊び】

子どもが小さいうちはパパやママの顔が隠れてしまうと不思議に思います。突然「ばぁ!」と表れるとビックリして、何度繰り返しても楽しく笑ってくれるいないいないばあ遊び。

子どもが成長してしまうと楽しみも半減してくるので、小さいうちに大いに楽しみましょう。

 

【一本ばしこちょこちょ】

手のひらや足の裏をコチョコチョ。叩いてつねって階段上って…体のいろんなところをくすぐってもらう遊びです。

子どもはくすぐったいのが大好きなので、もう1回もう1回と何度でも楽しんでくれますよ。

 

いつでもどこでも楽しめる手遊び

ご飯を待つ時間やお風呂の中、ちょっとした隙間時間にできる手遊びは、親子のふれあい遊びにおすすめです。

小さなお子さんでもできるおすすめの手遊び歌は以下のとおりです。

 

【とんとんとんとん ひげじいさん】

手をグーにして、「とんとんとんとん」と叩き、ほっぺやあごに「こぶ」を作って遊ぶ手遊び歌です。 複雑な指の動きがないので、小さな子でも簡単にできますよ。

 

【あたま かた ひざ ポン】

頭、肩、ひざ、目や鼻など、体や顔のパーツを触っていく手遊び歌。 こちらも動きが簡単なので、小さな子でも挑戦しやすいですね。 上手くできないときは、ママが赤ちゃんの頭や肩に優しくタッチしてあげましょう。

 

【おべんとうばこのうた】

幼児期になったらチャレンジしたいのが「おべんとうばこのうた」。 こちらも昔からある手遊び歌なので、パパやママもご存知の方も多いはずです。 手だけでなく指の運動にもぴったり。

慣れてきたら大きなお弁当箱や小さなお弁当箱など、アレンジを加えてやってみましょう。

 

【いと まきまき】

こちらもグーのポーズだけで遊べるので、小さな子でも簡単にできます。 慣れてきたらスピードを速くして変化を加えると、子どもは大はしゃぎですよ!

 

親子で体を動かす遊び

今度は親子で体を動かす遊びに挑戦。 体を使った遊びもたくさんありますが、赤ちゃんは首がしっかり座ってから楽しみましょう。

また月齢によっては難しい遊びもあるので、危険だと思ったら無理は禁物です。

 

【ボール遊び】

はいはいが始まったら楽しみたい遊びです。 子どもが持てるくらいのサイズのボールを、パパやママがコロコロ転がしてあげ、子どもに追いかけてもらいましょう。

 

ラトルボールなど子どもが持ちやすく音が出るものだと興味を持ってやってくれます。 歩けるようになったらパパやママが「ちょうだい」と言って持ってきてもらったり、パパやママの足の間を転がしてもらったり、おもちゃを狙ってボウリングのようにボールを転がしてみたりしても良いでしょう。

 

【トンネルくぐり】

小さい子どもはトンネルなど狭いことろが大好き。 パパやママが手を繋いでトンネルを作ってあげましょう。

足の下をトンネルのようにくぐっても楽しいですよ。 大きめの段ボールがあったらトンネルに見立てて作ってあげても、遊びが盛り上がります。

 

【変身遊び】

パパやママが動物さんに変身!うさぎさんピョンピョン、ゾウさんのお鼻パオーンなど、身振り手振りで子どもが大好きな動物さんに変身してあげましょう。

子どもも一緒にマネっこして楽しめるといいですね。

 

まとめ

いかがでしたか? 今回は、どのご家庭でも簡単に楽しめる乳幼児とのふれあい遊びを紹介しました。 実は、親子で楽しめるふれあい遊びをテーマにしたイベントは、全国各地で開催されています。

 

お住まいの地域でもイベントがないか、ぜひチェックしてみてください。 普段パパやママが思いつかないようなユニークな遊びが見つかるかもしれませんよ!

 

赤ちゃんにとっては、このようなイベントはいつもと違う雰囲気なのでビックリしてしまうかもしれませんが、家族以外の人と触れ合う良い機会でもあります。 興味のある方は参加してみてもいいかもしれませんね。

お家でのふれあい遊びやイベントを通じて、子どもとたくさんスキンシップを取りましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

この記事もおすすめ

int(8)

新生児の赤ちゃんが毛深い理由とは?

新生児の赤ちゃんが毛深いのは普通のこと 生まれてきた赤ちゃんの体をよく見ると、...

低体重児の赤ちゃんとは?成長は?

低体重児の赤ちゃんとは?成長は?

低体重児の赤ちゃんとは 低体重児とは、2,500g未満の体重で生まれてきた赤ち...

新生児のベビーカー選び

新生児でもベビーカーは使うの? 新生児期は生後28日までを指しますが、生まれた...

新生児の保湿スキンケアのポイント

新生児期の保湿スキンケア 新生児期から保湿スキンケアをするようにと指導されたこ...

赤ちゃんのニューボーンフォトの撮り方

赤ちゃんのニューボーンフォトとは?   日本でもSNSを中心に人気...

新生児のチャイルドシートの選び方

新生児のチャイルドシートの選び方

新生児にチャイルドシートを選ぶには チャイルドシート選びは慎重になりますよね。...

パパも必見!産後ケアの必要性

パパも必見!産後ケアの必要性

「産後ケア」はママにも家族にも大切! 産後ケアは、産後のママの体や心の回復を包...

赤ちゃんのうつ伏せ寝は睡眠中の事故を招く?

赤ちゃんのうつ伏せ寝は睡眠中の事故を招く?

赤ちゃんのうつ伏せ寝はなぜ危険? 赤ちゃんの成長とともに寝返りができるようにな...

新生児に授乳する初乳の免疫効果

新生児に授乳する初乳の免疫効果

生まれたての新生児に授乳する喜び 陣痛を乗り越えて出産し、初めて赤ちゃんと対面...

新生児期の赤ちゃんがミルクを飲まないのはなぜ?

【新生児】赤ちゃんがミルクを飲まない ミルクというと、赤ちゃんがゴクゴクと音を...

0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

生後0ヶ月の赤ちゃんができること 生後0ヶ月というと、まだ生まれたばかり。 ...

赤ちゃんのお七夜はいつ?正しい数え方

赤ちゃんのお七夜はいつ? 赤ちゃんが誕生してから初めてのイベントが「お七夜」で...

ベビーバスの代用おすすめ5選

ベビーバスは代用できる! 赤ちゃんのお風呂として、ベビーバスを思い浮かべる方も...

生後0ヶ月の赤ちゃんはこれを知っておこう!

新生児期の赤ちゃんの発達 生まれてすぐから生後28日未満の赤ちゃんのことを「新...

赤ちゃんのへその緒の保管方法

赤ちゃんのへその緒の保管方法

なぜ赤ちゃんのへその緒を保管するの? へその緒はママのお腹の中で、赤ちゃんに血...

新生児の抱き癖は良くないの?

新生児の抱き癖は良くないの? 新生児期の赤ちゃんは泣くのがお仕事。 不安や不...

出産祝いを渡すタイミング

出産祝いを渡すタイミング 赤ちゃんが生まれるというおめでたい話を耳にするとうれ...

生後0ヶ月の赤ちゃんとパパの遊び

生後0ヶ月の赤ちゃんとの遊び方 生後0ヶ月とは新生児の頃を指しますが、誕生日を...

赤ちゃんのお七夜は誰が主催する?

赤ちゃんのお七夜は誰が主催するの? 赤ちゃんのお七夜は誰が主催するのか、気にな...

新生児の抱っこのポイント

新生児の抱っこのポイント

新生児の抱っこの仕方 生まれたばかりの新生児は小さくて柔らかくて、首がすわって...

赤ちゃん成長ナビとは?

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビの活用方法

赤ちゃん成長ナビでは、生後まもなくから1歳になるまでの赤ちゃんの月齢別成長度合いや育児のポイントについて紹介しています。
生まれたばかりの赤ちゃんがいる新米ママはもちろん、もうすぐで赤ちゃんが生まれてくるプレママや将来的に赤ちゃんが欲しいと考えている方に、妊娠・出産・子育てに関する情報をお届けすることで、安心して赤ちゃんと向き合えるお手伝いをしたいと考えています。

[適用テンプレートファイル名]single.php