生後0ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
知育って、まだ赤ちゃんには早いのでは?と感じる方もいるかもしれません。
しかし、知育とは決してお勉強のようなものではなく、遊びを通して自ら考える力を養うためのものです。
赤ちゃんの成長は著しく、発達には個人差があり月齢によって効果的な遊びも異なります。
成長に合う知育遊びを取り入れることで、赤ちゃんの心身の発達を促すことができます。
生後0ヶ月だとまだ生まれたばかりですが、この頃から取り入れることでより発達を促すことができるでしょう。
今回は生後0ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、知育玩具についてご紹介いたします。
生後0ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
まだ生まれたばかりの赤ちゃん。
知育遊びはこの時期からでも取り入れることができます。
とても簡単にできるので、ぜひ最初の親子のコミュニケーションとして行ってみましょう。
【見つめあってお話ししてみよう】
生後0ヶ月だとまだ寝ている時間の方が長いですが、起きている時はぜひ目を合わせるように意識しましょう。
生後0ヶ月〜2ヶ月は視力が0.01〜0.02なのではっきりとは見えていませんが、人の顔には興味津々です。
離れていると見えにくいので、赤ちゃんに顔を近づけて「おはよう」「朝になったよ」など、挨拶や気になったことなど、なんでも話しかけてみましょう。
赤ちゃんとの知育遊び、そして親子のコミュニケーションの第一歩として、ぜひ取り入れてみましょう。
【おててをぎゅっ!と】
とても可愛らしい赤ちゃんの手。
赤ちゃんが手を開いている時に、てのひらを指でつんつんと軽くつついてみましょう。
すると、ぎゅっと握り返してくれることがあります。
赤ちゃんには生まれつき原始反射が身についており、手を握り返す動作もその一つです。
その原始反射を繰り返し行うことにより、赤ちゃんの自発的な運動を促すことにつながります。
原始反射がみられる今の時期だからこそ、ふれあいを楽しみながら行ってみましょう。
0ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
最初のおもちゃはどんなものが良い?と悩む方も多いのではないでしょうか。
せっかくおもちゃを選ぶなら、知育を意識してみるのも良いでしょう。
0ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具をご紹介いたします。
【モビール】
モビールとは天井や家具などから吊り下げ、わずかな空気の流れにも反応して動くおもちゃのことです。
多彩なデザインのものが多いことから、インテリアとして取り入れている方も多いかもしれませんね。
インテリア用としてだけではなく、赤ちゃん用の知育玩具としても人気です。
生後0ヶ月は寝ている時間の方が長くまだ自由に体を動かすことができないので、上から吊り下げて眺めるモビールがおすすめです。
また、生後0ヶ月だとまだ色を識別することはできませんが、明るい・暗いを感じることができます。
そのため白や黒など、コントラストがはっきりしているモビールが特におすすめです。
これから視力が発達するので、月齢に合わせて吊り下げる飾りを変えてみるとより効果的です。
飾りの部分が取替えできるものを選ぶか、月齢ごとに手作りするのも良いでしょう。
モビールを取り入れる際は落下しないように注意し、吊るす紐が長すぎて赤ちゃんに当たることのないようにしましょう。
【ベビージム】
ベビージムは土台があり、上から音がなるおもちゃなどがぶら下がっています。
土台の近くに赤ちゃんを寝かせて、そのおもちゃに触れて遊ぶことができます。
起きている時間は、ベビーベッドではなくリビングなどに寝るスペースを確保して、このようなベビージムで遊ばせてみるのはいかがでしょう。
ベビージムは成長に合わせて様々な知育遊びをすることが可能なので、これからも長く使える知育玩具です。
ただし最初に選ぶ際は、対象の月齢が生後0ヶ月からのものにしましょう。
また、ベビージムは種類によってはかなり大きいものもあるので、置くスペースを考慮しサイズを選びましょう。
【言葉の音が面白い絵本】
絵本の読み聞かせはいつから始めたらいいの?と考えているママも多いかもしれませんね。
生後0ヶ月からでも、早すぎることはありません。
知育絵本には赤ちゃんの発達に合わせて、興味のある仕掛けがたくさん施されています。
今まで知らなかった世界へ簡単に連れて行ってくれるのも絵本の魅力。
言葉を理解するにはまだ早いかもしれませんが、知育絵本で音やリズムをまずは楽しみましょう。
何よりも、読んでくれるママの声を赤ちゃんはたっぷりと聞くことができます。
心地よい声と音、言葉のリズムで赤ちゃんの脳は刺激されます。
そして、ママの声を聞いてリラックスした気持ちになることもできます。
生後0ヶ月の赤ちゃんには、言葉の音が面白い絵本、コントラストのはっきりとした絵柄の絵本を選んであげましょう。
また、赤ちゃんにどのように話しかけたらいいのかな?と悩んでいる方もぜひ、取り入れてみてはいかがでしょう。
まとめ
知育という言葉を聞くと、早期教育や英才教育を思い浮かべる方もいるかもしれません。
実はそんなに難しいことではなく、赤ちゃんとの遊びに少し意識して取り入れるだけでいいんです。
生後0ヶ月の赤ちゃんには、目を合わしたり言葉がけをしたりして、最初の親子のコミュニケーションを楽しんでくださいね。