生後1ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
生後1ヶ月になり、新生児からさらに成長した赤ちゃん。
起きている時間が前よりも長くなったり、授乳時間の間隔が少し空くようになったりして、赤ちゃんとの時間をどのように過ごそうか考えている方も多いかもしれません。
そこでおすすめなのは知育遊びです。
「知育」と聞くと少し難しく感じる方も多いかもしれませんが、普段のお世話の時間や親子のコミュニケーションの中に取り入れるだけで十分ですよ。
さて、知育遊びには赤ちゃんが自ら考える力を養うという効果があります。
成長の著しい赤ちゃん。
赤ちゃんの発達や月齢に合わせた知育遊びを取り入れることで、心身の発達を促すこともできます。
今回は生後1ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめのおもちゃをご紹介いたします。
生後1ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
新生児の頃と比べると、かなり成長を感じることでしょう。
赤ちゃんの起きている時間が少し長くなるので、合間に知育遊びを取り入れて楽しい時間を過ごしてくださいね。
【赤ちゃんとの会話を楽しもう】
赤ちゃんと会話なんてまだ早いのでは?と感じる方もいるかもしれません。
ですが赤ちゃんはママの声をしっかりと聞いてくれています。
また、自分が発した声に対して何か反応があるととても嬉しくて、さらにおしゃべりをしたくなることでしょう。
この時期のおしゃべりではまだ意味のある言葉を話すことはできませんが、「アー」「クー」などのクーイングがこの頃から始まります。
赤ちゃんのご機嫌なときに発することが多いので、ぜひそのような言葉を発していたら「アーって言えたね」「上手だね」など返答をしてあげましょう。
赤ちゃんは「ママが何か返事をしてくれた」と感じ、次々と声を出すきっかけが生まれるでしょう。
返事をする際はできるだけ表情豊かにすると、さらに赤ちゃんに伝わりやすく効果的です。
【優しくスキンシップ】
赤ちゃんはママに触れられるのが大好き。
親子のスキンシップも知育遊びの一つとしておすすめです。
スキンシップは赤ちゃんの皮膚感覚の発達を促し情緒的に安定することから、心身の発達には欠かせないと言えるでしょう。
スキンシップの方法は例えば、赤ちゃんの手足を軽くくすぐったり、「お腹はどこかな?」と言いながらお腹を優しく撫でたり、赤ちゃんのいろんな場所を優しく触ってみましょう。
その際に「これはあんよだね」「これはおててだね」などの声かけがあると、赤ちゃんも自分の体に興味がわくかもしれません。
赤ちゃんとスキンシップを楽しむ際は、授乳後やオムツを変えたあと、赤ちゃんの機嫌が良い時にしましょう。
また直接赤ちゃんに触れるため、爪を切って直前に手を洗い清潔な状態にしておきましょう。
1ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
赤ちゃんにそろそろおもちゃを買ってみようかな?と考えている方もいるのではないでしょうか。
親子で知育遊びも楽しいですが、もっと気軽に知育を取り入れたい方は知育玩具を選んでみるのも良いでしょう。
では、生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具をご紹介いたします。
【ガラガラ】
赤ちゃんのおもちゃの定番とも言えるガラガラ。
たくさん種類があり、ファーストトイとして選ぶ方も多いかもしれません。
ガラガラの特徴は何と言っても、振ると音が出るということです。
とてもシンプルなおもちゃですが、動かすことで音が鳴るという一連の流れに、赤ちゃんは興味津々です。そこから好奇心や探究心にもつながると言われています。
ガラガラには赤ちゃんの興味を引くたくさんの工夫が施されており、耳でガラガラの音を聞く・カラフルな色を目で追う・丸い形を触って楽しむなど、五感を刺激してくれます。
生後1ヶ月だとまだ自分で持って遊ぶことはできませんが、まずはママが近くで持って音を聞かしてあげましょう。すると、音に反応したり掴もうとしたりすることも。
新生児から遊べるガラガラもあれば、歯固め機能が付いているガラガラは生後3ヶ月以降など、対象の月齢に注意しながら選ぶようにしましょう。
【音の出る絵本】
絵本には、言葉だけのものや絵だけのものなどいろいろな種類がありますね。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせは効果的と言われていますが、まずはどんな絵本を取り入れたらいいのか悩んでいる方も多いかもしれません。
生後1ヶ月から知育玩具として絵本を取り入れるなら、音の出る絵本がおすすめです。
絵本を見て楽しむというよりも、まずは一緒に音を楽しむのはいかがでしょう。
音には赤ちゃんのリズム感覚を養ったり、安定した情緒を育んだりするのに適しています。
音の出る絵本にもたくさん種類がありますが、歌声の入っているものやリズムだけ、曲だけなど、ママが取り入れやすいと感じたものからで大丈夫です。
一緒にリズムに乗って、楽しみながら知育を取り入れましょう。
まとめ
知育遊びは赤ちゃんの発達にとってメリットがたくさんあります。
知育と聞くと少し難しく感じる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんとの遊びに少し取り入れるだけで大丈夫です。
ご紹介した知育遊びと知育玩具を活用して、普段のお世話の時間の延長で取り入れてみましょう。
そして、親子のコミュニケーションを楽しみながら、赤ちゃんの心身の発達を促しましょう。