月経再開による悩み
産後7~8ヶ月くらいで月経が再開するママが増えてきます。子宮のあたりに痛みを感じたり、普段と違う腰痛があったりすると月経再開のサインかもしれません。久しぶりの月経で、周期が不規則だったり月経痛が続いたりする場合もあります。 また、月経中でも赤ちゃんと一緒にお風呂に入らなければならない場合は少し工夫が必要になります。赤ちゃんをベビーチェアに座らせている間にシャワーで洗い流す、ベビーバスで沐浴させる、タンポンを使うなど状況に合わせて対応しましょう。
肩こり、腰痛
8ヶ月の赤ちゃんの体重は7~8kgほどです。抱っこ紐を使用していても、肩への負担は大きくなります。酷い場合は、肩こりによる頭痛、吐き気、肩が回らない、首が回らないなど重症化することもありますので、肩こりは早めに解消する必要があります。
肩甲骨や肩関節をグルグル回したり、肩を上下させたり、できる範囲でストレッチする習慣をつけましょう。肩こり解消だけでなく、ママの気持ちもリフレッシュすることができます。
また、肩こりだけでなく骨盤の歪みによる腰痛に悩まされるママも多くなります。赤ちゃんを床から抱き上げるときにはママの膝を十分に曲げた状態から抱っこをしてから立ち上がるように習慣づけ、急な動作をしないように注意しましょう。骨盤ベルトを着用したり、腰のストレッチをして、腰痛を改善するようにしましょう。
育児疲れによるイライラ
この時期の赤ちゃんは、人見知りや後追いが激しくなるので、ママはゆっくりお茶を飲むことも、家事をすることも、トイレに行くこともできなくなります。思うように家事が進まなかったり、ゆっくり休むこともできなかったりすることで、イライラしてしまうことも増えてきます。
赤ちゃんはだんだんと体力もついてきて、よく動き、よく眠るようになります。授乳間隔も空いてくる時期なので、パパのお休みの日には赤ちゃんのお世話をお願いし、ママはゆっくりカフェやショッピングで気分転換をする機会を作るようにしましょう。美容院でヘアカットをお願いするのもリフレッシュになります。 また、地域の子育てサークルや図書館の読み聞かせイベントなどに親子で参加することも良いでしょう。ほかのママから地域の子育て情報を得たり、育児の悩みを共有することで気分転換になります。
赤ちゃんの人見知りを気にして自宅に引きこもると、余計にイライラやストレスを感じてしまいます。人見知りや後追いは、成長と共に落ち着いてきますので、気にしすぎる必要はありません。ママが楽しそうにしている姿を赤ちゃんに見せることで安心感を与えることもあるので、ゆったりとした気持ちで過ごすよう心がけることも大切です。
それでもイライラやストレスを感じることもあると思います。 自分以外の人と四六時中一緒にいるのですから、イライラやストレスを感じることは、ごく自然なことです。 その場合は赤ちゃんを一時保育に預けたり、預けるための手続きを周囲の人に手伝ってもらうなどして、自分の時間を努力して作るようにしましょう。
ママが休むのも育児のうちです。