生後5ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて5ヶ月。
成長が著しく、ますます活発になってきているこの時期の、赤ちゃんの過ごし方を見ていきましょう。
【生後5ヶ月ってこんな時期】
消化機能が発達してきており、離乳食を開始する時期もあります。
赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくりスタートしていきましょう。
よだれの量も増える時期ですので、こまめに拭いてケアしてあげましょう。
歯が生えてきている赤ちゃんもいますので、乳歯のうちからしっかりケアをしてあげてください。
なお、歯の生え方は赤ちゃんによって大きく個人差があり、早い赤ちゃんもいれば1才頃にやっと生えたという赤ちゃんもいるため、焦らず気長に待ってあげましょう。
手足の動きが活発で、寝返りができるようになる時期。
興味があるおもちゃに手を伸ばし、器用に遊ぶ姿も見せてくれます。
【5ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後5ヶ月の時期の赤ちゃんの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①服装をチェンジ》
寝返りができるようになったことで、これまで着ていた前開きのボタンの服だと取れてしまうことも。
サイズアウトや季節の変わり目に合わせて服を購入するというときは、被るタイプの肌着やロンパースを購入してあげるといいでしょう。
《②安全面に注意》
寝返りができるようになり、ママがちょっと目を離した隙に思わぬところまで移動していることもあります。
赤ちゃんの安全には今一度注意して、危険なものや誤飲しそうなものがないか確認してみましょう。
ベッドからの転倒事故も発生しやすいので、柵はしっかり固定する習慣をつけてください。
《③おもちゃを買ってあげよう》
いろんなものに興味を示しているので、音が鳴る仕掛けおもちゃや知育おもちゃ、お出かけ用のおもちゃなどを用意してあげると、楽しく遊べます。
《➃離乳食の開始》
離乳食初期は午前中の授乳の前に、大さじ1杯の10倍がゆからスタートしていきます。
初めてミルクや母乳以外のものを口にするため、赤ちゃんが嫌がることも予想されます。
もちろん大好きでよく食べてくれる赤ちゃんもいるでしょうが、与えすぎも消化器官に負担をかけてしまうため、良くありません。
様子を見ながら焦らず、少しずつ食べ物に慣らしていきましょう。
《⑤歯磨きの練習》
乳歯の生え始めは乾いたガーゼで拭いてあげるのが良いですが、練習用歯ブラシを使って自分で持たせ、歯ブラシの間隔に慣れる練習を。
歯が生えたことで、歯茎がむず痒くなっているので、歯固めを与えてあげるのもいいでしょう。
産後5ヶ月のママの過ごし方
新生児期よりも体力がついている赤ちゃんは、泣き方も激しくなっていることでしょう。
赤ちゃんはまとめて眠ってくれるものの、激しくかんしゃくを起こすような夜泣きに悩まされ、ぐっすり眠れないというママもいるかと思います。
2人目の赤ちゃんを望んでいるママは、そろそろパパとの相談もスタートしたい時期です。
【ママが楽になる!産後5ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後5ヶ月のママの過ごし方についてポイントをまとめました。
《①体を休めることを優先》
赤ちゃんのお世話が楽になってきていても、気を張る生活は続いています。
以前よりは眠れるようになったと思っていても、やっぱり睡眠不足になりがちです。
赤ちゃんが眠っているときは、家事などを優先しがちですが、ママも自分の体を休めることを優先しましょう。
体力をしっかり温存して、赤ちゃんが活発に遊んでいる時間や、パパが帰ってきてからなど、ママがバタバタする時間をしっかり乗り切りましょう。
《②離乳食のストックづくり》
離乳食の初期のころは、赤ちゃんが食べる量も少量です。
毎日作っていては大変なので、離乳食は時間がある時にまとめて作って冷凍しておくことで、後々楽になります。
生後5ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後5ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後5ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・授乳① ※ママは朝食・朝の家事
9:00 遊び・散歩・買い物など
10:00 離乳食・授乳②→午前寝(1時間)※ママの昼食・休憩
13:00 授乳③→遊び→昼寝(1~2時間) ※ママの休息も
15:00 散歩・遊び
17:00 授乳➃→遊び ※夕方の家事
19:00 入浴
20:00 授乳⑤→就寝
1:00 授乳⑥
4:00 授乳⑦
午前中に離乳食を開始することで、しばらくは多少慌ただしくすごすことになりそうです。
慣れるまでは午前中の散歩やお出かけは無理をせず、お家でゆったりすごすのもいいでしょう。
まとめ
赤ちゃんの離乳食は、食べてくれる様子が楽しみな反面、ママはどのように進めていくか悩むこともあるかと思います。
本などを参考にして進めると分かりやすいですが、育児書通りにはいかないこともあるでしょう。
最初は練習と割り切って、食べてくれなくても心配しすぎないようにしましょう。赤ちゃんの食欲に合わせて、ゆっくり進めても大丈夫です。
生後5ヶ月の赤ちゃんの成長を楽しみながら過ごしていきましょう。