生後8ヶ月の赤ちゃんができること
生後8ヶ月の赤ちゃんは、視力がさらに発達し、焦点が合えば、細かいものも認識できるようになります。また、目で見たものを脳でしっかり捉えられるようになるため、興味のあるものを手でつかもうとするなど、「自分でやってみたい」という気持ちが芽生えてきます。
手先がさらに器用になるため、おすわりしながら絵本を自分でめくったり、おもちゃを持って遊んだり、これまでよりも遊びの幅が広がっていく時期です。
また、おすわりからずりばいができるようになる子が増え、なかには「はいはい」を本格的に始めようとする赤ちゃんも出てきます。
行動範囲が広がるため、遊ばせるときは室内での事故に十分注意が必要ですね。テーブルの角に頭をぶつけたり、階段から落ちてしまったり、小さいものを誤飲してしまったりしないよう、ママやパパが見守るようにしましょう。
そんな生後8ヶ月の赤ちゃんとの遊び方についてご紹介します。
生後8ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
この時期の赤ちゃんは動く範囲がどんどん広がります。
それとともに、手先も器用になってくるので遊び方もさまざま。色んな遊びができるようになるので、ママやパパも赤ちゃんと遊びやすくなるでしょう。
生後8ヶ月の赤ちゃんとどのような室内遊びができるのかご紹介していきます。
【①ビリビリ遊び】
赤ちゃんが座った状態で、新聞紙やチラシなどをビリビリと破って遊んでみましょう。
自分で最初から破るのが難しい場合は、少し切り込みを入れると破りやすくなります。
手先が器用になるだけではなく、ビリビリという音も楽しむことができますので、いたずら好きの赤ちゃんにおすすめの遊びです。
ただし、ママやパパの大切な書類などを誤って破られてしまわないように、赤ちゃんの手の届かないところに保管しておきましょう。
【②ビリビリしたらポイッと投げてみよう】
新聞紙などを破いたら、今度はポイッと投げて遊んでみるのもおすすめです。赤ちゃん自身で、ビリビリ破いた新聞紙を丸めるのは難しいので、ママがお手伝いしてあげてくださいね。
赤ちゃんの手の動かし方の練習にもなります。
【③真似っこあそび】
ママやパパの動きをどんどん吸収して、真似したくなる時期でもあります。
手を大きく使って「バンザイ」したり、手をパチパチと叩いて拍手することから始めていきましょう。
赤ちゃんのかわいい仕草に思わず写真を撮って残しておきたくなるかもしれませんね。
【④はいはいレース】
「はいはい」ができるようになったら、部屋に障害物がないか確認し「よーい、どん!」といってママやパパとはいはいで競争してみるのはいかがでしょうか。
赤ちゃんのはいはいの練習になるのはもちろんのこと、足腰を使うので大人にとっても良い運動になりますよ。
生後8ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
おすわりやはいはいができるようになると、さらに動く範囲が広がりますね。
部屋の中だけだと広さに限界があるので、外に出て元気いっぱい遊ぶのも良いでしょう。
【①葉っぱで遊ぼう】
外に出たら自然といっぱい触れあいましょう。
生後8ヶ月にもなると、自分の手で上手に掴むことができるので、落ち葉を拾って遊ぶのもきっと楽しいですよ。
また、葉っぱの下から出てくる虫も発見できるかもしれません。
色々なものに興味津々なので、ぜひ散策をしてみましょう。
【②ボール転がし】
柔らかくて大きめのボールを、おすわりしている赤ちゃんに向かって転がしてみましょう。
「ボール待て待て」と声をかけながら外でのボール遊びもぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
【③シャボン玉遊び】
ママがシャボン玉を飛ばしてあげると、赤ちゃんは自分でつかもうとして大はしゃぎ。
飛んで行ったシャボン玉が風に揺られているのを見るだけでも、赤ちゃんにとっては刺激がいっぱいです。赤ちゃんの近くに飛んできたシャボン玉を「パチン」と両手で叩いて遊ぶのもおすすめです。
8ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
さらに色々なことに興味が出てくる赤ちゃん。
生後8ヶ月の赤ちゃんにはどのようなおもちゃが良いのでしょうか。
【①太鼓のおもちゃ】
聴力が発達しているこの時期の赤ちゃんは、音にも興味津々。
自分でポンと叩いて遊べる太鼓はこの時期にぴったりです。ママの歌に合わせて、一緒にリズム遊びを楽しんでみましょう。
【②ラッパのおもちゃ】
吹くと楽しい音が出るラッパも人気のおもちゃです。
上手に吹くのが少し難しい場合もあるかもしれませんが、赤ちゃん用の場合は吸っても吹いても音が出る物が多いのですぐに楽しく遊ぶことができるでしょう。
【③リモコンのおもちゃ】
ママやパパが使っているリモコンに興味を示した赤ちゃんは、おもちゃのリモコンを与えてみてはいかがでしょうか。
ボタンを押すと光ったり、音が出てきたりと仕掛けがいっぱい。赤ちゃんはきっと夢中になるでしょう。
まとめ
生活リズムが落ち着いて、赤ちゃんとゆっくり過ごせる時間も増えてきた生後8ヶ月。
動き回る範囲が増えると、目が離せなくて大変なこともあるかもしれませんが、さらなる成長のためにも、室内だけではなく、外遊びも取り入れていっぱい遊んでくださいね。